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11.24.06:35

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  • 11/24/06:35

01.13.04:39

第71話

*riraive*

「・・・みんな早くないか?」

外に出ると他のメンバーすでにそろっていた
仲良さそうにしてるユウと綾
びしょぬれな上着をびしょぬれな栞にかけてるびしょぬれな潤
荷物を持つ持たないで言い争いになっている藤波とJON
塾Tと向日葵と七海はなんか話し合ってる
それをみて苦笑いするITSUMIN
上着を一枚はおっためたないとと機嫌よさそうなNY

そして遅刻のriraive

「おっそいわよriraive!7時半!」
「買い物にそんなにかからないと思うけどね?」

「・・・くしゅっ・・・」
「だから風邪ひくっつたのに・・・これ、着てきた服。着替えて。」

「だからっ今はあたっ俺が男だろ?!」
「だからぁ、実質的にはあたしが男じゃんってば」

「やっぱもうこれでいいんじゃない?」
「「異議なし」」
「あはは・・・」

「ねぇ、これ値札ついてるけど」
「えっ?っと・・・一回も着たこと無いのよ」

・・・
(俺が来たことに反応しよう2人以外!!)

「りぃ、おかえり。俺ちょっと栞さん着替えさせてくるからこれ先に持って行ってて」

潤がプレゼントを渡す

「は?どこに?」
「この後、プレゼント交換だろ?ここでするはずねぇじゃん。行き先またカラオケだからさ。」
「うへぇ・・・了解」

若干だるそうに敬礼のポーズをとるriraive。まぁ、そう言うなって

「てか、潤君・・・女子トイレに付き添うの?」
「まぁ、つれてくだけだけど?」

「あ。」

潤が思い出したように声を出す。

「メリークリスマス、りぃ。」

笑った潤はどこか、本当の女の子のような感じがした。
この前の傷を思い出してしまう。それを振り切ってみんなのところへ走っていった


「あ、riraive。次の場所カラオケだからっ」
「聞いた。潤君に」
「そっか。それで潤君の荷物持ってんだねっじゃ、出発!」

綾が元気よく言う



空が黒くなり、雪はさらに白くなっていた
降っては消えていく雪

空を見上げる

(俺にだけ降ってるみたい・・・)

「メリー・・・クリスマス・・・」

また前を向きなおし、みんなに追いつくよう小走りするriraive


『俺にだけ降ってるみたい』

《メリークリスマス・・・》

それはあながち、間違いじゃなかったのかも知れない
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