04.10.13:41
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04.28.16:12
第91話
「・・・。」
”潤君も切ないなぁ。女の子なのに・・・”
「・・・はぁ・・・。」
2月はやっぱり寒く、息が白い
(・・・俺が捨てられたのも・・・確か2月ぐらいだっけ・・・。)
*緑色パーティング*
『・・・あなた、女だったのね・・・』
『あ?知らなかったのか?まぁしょうがねぇな。こんな身なりと口調だし。女だろうが男だろうが俺には関係ないからな。』
『そんな・・・女だったらなおさら体には気をつけないと・・・』
風呂場で着替えを持ってきた栞が潤の体が女であることに気づき、いじめっ子たちから受けた傷も心配する
『女だからか?』
『え、えぇ・・・まぁ・・・』
『・・・じゃぁ俺今日から男になるわ。』
『は・・・?』
『男になって栞さんを守るよ。それならいいでしょ?』
”馬鹿・・・”
俺はそのときの栞さんの言葉の意味がよくわからなかったけど・・・
心配してくれてたんだろうなぁ。
”気まずくは無いの?この家でJON君と、riraive君。二人と住むの”
ふと塾Tの言葉が頭に浮かぶ
(ま、俺があの二人に特別な感情あるならまだしも。ないな。ソレは。)
(・・・・ないよな?)
足を止め考えてしまう。が、すぐに頭を振って考えを飛ばす
(ないない。つか無理。何考えてんだ俺。俺は栞さん一筋。それでいいの。)
しれっと失礼なこと思いながら再び歩き出す
(でも・・・栞さんが野郎共と・・・そういう関係になったら・・・。俺、どこに行けばいいのかなぁ。)
フゥーッと息を吐くと白い気体が出る
上に上がってやがて消えるソレをじっと見る
(ま、そんときはそんときか。よし。さっさと男子共呼びにいこう)
あなたが例えばどこかへいったって。
俺はもう追いかけない。
だってソレはあなたを守ってくれる人が
もう現れたってことでしょう?
だからそのときは
さよならです。愛しい人。
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”潤君も切ないなぁ。女の子なのに・・・”
「・・・はぁ・・・。」
2月はやっぱり寒く、息が白い
(・・・俺が捨てられたのも・・・確か2月ぐらいだっけ・・・。)
*緑色パーティング*
『・・・あなた、女だったのね・・・』
『あ?知らなかったのか?まぁしょうがねぇな。こんな身なりと口調だし。女だろうが男だろうが俺には関係ないからな。』
『そんな・・・女だったらなおさら体には気をつけないと・・・』
風呂場で着替えを持ってきた栞が潤の体が女であることに気づき、いじめっ子たちから受けた傷も心配する
『女だからか?』
『え、えぇ・・・まぁ・・・』
『・・・じゃぁ俺今日から男になるわ。』
『は・・・?』
『男になって栞さんを守るよ。それならいいでしょ?』
”馬鹿・・・”
俺はそのときの栞さんの言葉の意味がよくわからなかったけど・・・
心配してくれてたんだろうなぁ。
”気まずくは無いの?この家でJON君と、riraive君。二人と住むの”
ふと塾Tの言葉が頭に浮かぶ
(ま、俺があの二人に特別な感情あるならまだしも。ないな。ソレは。)
(・・・・ないよな?)
足を止め考えてしまう。が、すぐに頭を振って考えを飛ばす
(ないない。つか無理。何考えてんだ俺。俺は栞さん一筋。それでいいの。)
しれっと失礼なこと思いながら再び歩き出す
(でも・・・栞さんが野郎共と・・・そういう関係になったら・・・。俺、どこに行けばいいのかなぁ。)
フゥーッと息を吐くと白い気体が出る
上に上がってやがて消えるソレをじっと見る
(ま、そんときはそんときか。よし。さっさと男子共呼びにいこう)
あなたが例えばどこかへいったって。
俺はもう追いかけない。
だってソレはあなたを守ってくれる人が
もう現れたってことでしょう?
だからそのときは
さよならです。愛しい人。
はぅぅ…
綾さんは相変わらずハイテンですね
Re:無題
まぁ愛も変わらずです。
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