11.24.07:50
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02.08.17:03
第75話
部屋「12」
ITSUMIN・riraive・潤・栞
「ん・・・」
「あ、気づいた?栞さん。」
「・・・?」
「カラオケ。二次会の。」
「あぁ・・・」
「調子。大丈夫?」
「大丈夫・・・」
「本当に?」
疑うように栞の額に手を伸ばす潤。
平熱を確認して栞が飲んでたサイダーを取り上げ、あったかいココアを渡す
「サイダー・・・」
「冷たいのは駄目。」
そんな二人を横目にITSUMINとriraiveは騒いでいる
「お兄ちゃん一緒に歌いましょうよー!」
「いやだ!!断る!!」
《まったく・・・久しく人間と会ったがコレほどうるさい生き物じゃったかの・・・》
《兄上・・・失礼だよ》
「ん?」
「何か言いました?お兄ちゃん」
二人が異変に気づくと
「あ、この子達・・・」
と、栞が懐から白い石を取り出した。二つの光が出てくる
「実体化・・・できる・・・?」
《われらの力なら容易いぞ!》
《できるよ》
するといきなりその光が数倍まぶしくなり、紫紺色のはかまの男の子(?)と紅紫色のはかまの女の子が出てきた
「うぇ?!」
「わぁ?!」
「うぉ?!」
当然驚く3人
「新しい仲間・・・名前は・・・?」
「わらわは神凪(かんなぎ)!双子の兄じゃ!」
「私は神風(かみかぜ)だよ。妹だよ」
「ん?てか」
潤が神凪を指差し言う
「兄?姉の間違いじゃない?」
「なっ!!わらわはおのこじゃ!!人間の小娘め!!」
「いや、明らかに俺のほうが年上じゃん」
「ぬー!!!おぬしなど天罰じゃー!!!」
《雷光!》
神凪が潤を指差し叫ぶ。が、何も起きない
「・・・?」
「な!何故じゃ!」
「潤は・・・霊感がまったく無いうえ・・・私がシールド張ってるから・・・あなたほどの力でも・・・霊感がまったく無い人にはバリアと結界ぐらいしかできないでしょ・・・?」
「ぬぅ!だからあの時も平気で・・・!」
あの時・・・第67話参照
「兄上・・・」
神風が神凪の服を引っ張ると同時に目の前が真っ暗になった
「うぷっ?!」
「かぁわいいのですぅー!!」
ITSUMINが抱きしめたらしい。二人そろえて。
「や、やめぬか小娘!苦しいぞ!!」
「っ苦しぃ・・・苦しいよ!!!」
《闇夜!》
バンッ!!
黒い手が神風から出てきてITSUMINを突き飛ばす
「ぐふぉっ?!」
そこにriraiveがいなければITSUMINは大怪我をおっていただろう
「きゃーっ!お兄ちゃんごめんなさーい!!」
「分かった、分かったから上からどけ!」
「ITSUMINには霊感が少しだけあるし・・・シールド張ってないから・・・」
栞が黒い球体にいまだ包まれてる神風に近づき、止めようとするが力が大きすぎて近づけない
「神風・・・」
そこへ潤がなんなく近寄る
「神風ちゃん、ストップ。」
潤が黒い球体から神風を引き出す
「・・・え?あれ・・・?」
我に返る神風。黒い球体はすでになくなっていた
「すまぬな。潤とやら。神風は普段霊力を使わないのじゃが、感情のボルテージがたまるとこの有様なのじゃ。そのときの神風は強すぎてわらわにも止められぬのじゃ」
「あれ?もしかして私?・・・ごめんなさいだよ・・・」
神風が謝りながら潤の腕の中でうとうとしだす
「久しぶりの外界。疲れたのじゃろう。すまぬが寝かせといてやってくれ」
「お安い御用で。てか軽っ」
ひょいと神風を抱えるとソファまで運び、自分の腕の中に入れたまま毛布をかけてやる潤
「久しぶりの外界・・・気に入った・・・?」
「ふ・・・まだまだ見定めはじめたばかりじゃ小娘。」
「あなたも疲れてる・・・休む・・・?」
「わらわはよい・・・」
栞が抱き上げると少しうとうとしていた神凪がびっくりする
「やめろ!わらわは神風ほど子供じゃ・・・!」
「双子でしょ・・・今日だけ・・・」
「ぬ・・・今日だけじゃぞ・・・」
そういって神凪もまた眠りについた
「なぁんか、潤君と栞さんって夫婦みたいだよなぁ」
「ですねぇ」
「ITSUMIN」
「はい、お兄ちゃん」
「いい加減マジでどけ」
ITSUMIN・riraive・潤・栞
「ん・・・」
「あ、気づいた?栞さん。」
「・・・?」
「カラオケ。二次会の。」
「あぁ・・・」
「調子。大丈夫?」
「大丈夫・・・」
「本当に?」
疑うように栞の額に手を伸ばす潤。
平熱を確認して栞が飲んでたサイダーを取り上げ、あったかいココアを渡す
「サイダー・・・」
「冷たいのは駄目。」
そんな二人を横目にITSUMINとriraiveは騒いでいる
「お兄ちゃん一緒に歌いましょうよー!」
「いやだ!!断る!!」
《まったく・・・久しく人間と会ったがコレほどうるさい生き物じゃったかの・・・》
《兄上・・・失礼だよ》
「ん?」
「何か言いました?お兄ちゃん」
二人が異変に気づくと
「あ、この子達・・・」
と、栞が懐から白い石を取り出した。二つの光が出てくる
「実体化・・・できる・・・?」
《われらの力なら容易いぞ!》
《できるよ》
するといきなりその光が数倍まぶしくなり、紫紺色のはかまの男の子(?)と紅紫色のはかまの女の子が出てきた
「うぇ?!」
「わぁ?!」
「うぉ?!」
当然驚く3人
「新しい仲間・・・名前は・・・?」
「わらわは神凪(かんなぎ)!双子の兄じゃ!」
「私は神風(かみかぜ)だよ。妹だよ」
「ん?てか」
潤が神凪を指差し言う
「兄?姉の間違いじゃない?」
「なっ!!わらわはおのこじゃ!!人間の小娘め!!」
「いや、明らかに俺のほうが年上じゃん」
「ぬー!!!おぬしなど天罰じゃー!!!」
《雷光!》
神凪が潤を指差し叫ぶ。が、何も起きない
「・・・?」
「な!何故じゃ!」
「潤は・・・霊感がまったく無いうえ・・・私がシールド張ってるから・・・あなたほどの力でも・・・霊感がまったく無い人にはバリアと結界ぐらいしかできないでしょ・・・?」
「ぬぅ!だからあの時も平気で・・・!」
あの時・・・第67話参照
「兄上・・・」
神風が神凪の服を引っ張ると同時に目の前が真っ暗になった
「うぷっ?!」
「かぁわいいのですぅー!!」
ITSUMINが抱きしめたらしい。二人そろえて。
「や、やめぬか小娘!苦しいぞ!!」
「っ苦しぃ・・・苦しいよ!!!」
《闇夜!》
バンッ!!
黒い手が神風から出てきてITSUMINを突き飛ばす
「ぐふぉっ?!」
そこにriraiveがいなければITSUMINは大怪我をおっていただろう
「きゃーっ!お兄ちゃんごめんなさーい!!」
「分かった、分かったから上からどけ!」
「ITSUMINには霊感が少しだけあるし・・・シールド張ってないから・・・」
栞が黒い球体にいまだ包まれてる神風に近づき、止めようとするが力が大きすぎて近づけない
「神風・・・」
そこへ潤がなんなく近寄る
「神風ちゃん、ストップ。」
潤が黒い球体から神風を引き出す
「・・・え?あれ・・・?」
我に返る神風。黒い球体はすでになくなっていた
「すまぬな。潤とやら。神風は普段霊力を使わないのじゃが、感情のボルテージがたまるとこの有様なのじゃ。そのときの神風は強すぎてわらわにも止められぬのじゃ」
「あれ?もしかして私?・・・ごめんなさいだよ・・・」
神風が謝りながら潤の腕の中でうとうとしだす
「久しぶりの外界。疲れたのじゃろう。すまぬが寝かせといてやってくれ」
「お安い御用で。てか軽っ」
ひょいと神風を抱えるとソファまで運び、自分の腕の中に入れたまま毛布をかけてやる潤
「久しぶりの外界・・・気に入った・・・?」
「ふ・・・まだまだ見定めはじめたばかりじゃ小娘。」
「あなたも疲れてる・・・休む・・・?」
「わらわはよい・・・」
栞が抱き上げると少しうとうとしていた神凪がびっくりする
「やめろ!わらわは神風ほど子供じゃ・・・!」
「双子でしょ・・・今日だけ・・・」
「ぬ・・・今日だけじゃぞ・・・」
そういって神凪もまた眠りについた
「なぁんか、潤君と栞さんって夫婦みたいだよなぁ」
「ですねぇ」
「ITSUMIN」
「はい、お兄ちゃん」
「いい加減マジでどけ」
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