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11.24.12:56

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  • 11/24/12:56

11.25.19:43

第14話

『2』riraive・ITSUMIN・JONチーム

「riraive。のど渇いたジュース」
「えぇー・・・」

JONの自分勝手な要求に少々抵抗しながらもいそいそと買いだしに行く

「あの、JONさん・・・」
「ん?えーと・・・ITSUMINだっけ?」
「はい・・・お兄ちゃんとは知り合いなんですか?」

こっちに来たときから仲よさそうでしたけど、というITSUMIN

「うん。なんだっけ第3世界のとき一緒の学校だったんだけど、てかさ何でriraiveのことお兄ちゃんって呼んでるの?」
「え?いえ、特に理由は・・・」
「そう?」

(そうは見えないけど?)

言おうとした言葉を飲み込み、空を見上げる

(まぁこの子だって何かあるんだろうし無理に聞かなくてもいっか)


ガコンッ

「はぁ・・・JONは相変わらず自分勝手だなぁ・・・」


「きゃぁ―――っ!!」


「?!」

叫び声にビックリしてriraiveが振り返ると小さな子供をかばうように倒れている女の人がいた

「ごめんなさいっぶつかるつもりは無かったんですっ!」
「あの・・・」

もう一人近くに男の人が立っている。多分あの人にぶつかったんだろう

「殺さないでっお願いしますっ!」

必死に何かお願いしてる。「殺さないで」?ていうかあの男は

(めたないと?)

背が高かったから大人かと思ってたけど、多分アレはめたないとだ・・・なんであんな恐がられてるんだろう。

涙を流しながら俯いてる女の人にめたないとは言葉を掛けようとしたがすぐに無駄だと察してその場を去っていった

「お母さん?何であのお兄ちゃんにぶつかったら殺されちゃうの?」

庇われていた子供が口を開く

「あの人はね、第2世界の人なの。世界を壊しちゃう力を持ってるの。だから、何か気に障るようなことしちゃったらお母さん殺されちゃうのよ。」

とんだ偏見だと思った。同時に悲しみも怒りも感じた。

(みんなあんな風に見られてるから来たくなかったのかな?)

「ITSUMINもかな・・・?」


「おっそいなriraive。」
「JONが買って来いって頼んだからじゃん!」
「あ、お兄ちゃん」

3人分の飲み物を抱えて後ろにriraiveが立っていた

「ITSUMIN・・・あのさ・・」
「はい?」

          

            昔、何があったの?


聞こうとしたがやっぱり止めた

「なんでもない。コーラでよかった?」
「あ、はいっ」

また今度、もう少し後でいい
辛い事を思い出すのは          
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