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11.24.20:07

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  • 11/24/20:07

11.25.19:54

第30話

「!!何?!すごい音!!」
「・・・急ごうっ」

*瑠璃色シークレット*

「ん?」

綾がふと立ち止まると、今日潤に掃除を頼んでいた銭湯が煙を上げている

「ユウっ!めたないと!」
「どうしたの?」
「あれ・・・」

綾は銭湯を指差してから、ユウと顔を見合わせ3人で走り出した



「やっぱり・・・燃えてる・・・」
「掃除屋の仕業かな・・・?」
「中に誰かいるのか?」
「・・・いなきゃいいんだけど・・・ちょっと待って・・・」

綾が目をつむり、集中する

「いないみたい・・・よかった」

ドサッ

後ろのほうで倒れる音がした

「?!」
「riraive?あと・・・誰だ?」

ユウはriraiveを起こし、意識を取り戻させる

「ん・・・・ユウ?あれ?ITSUMINは?潤君も・・・」
「大丈夫?二人ともここには居ないみたいだよ。何があった?あと、この人は?」
「あぁ・・・こいつはなんかわかんないけど襲ってきて・・・・・!!潤君!!血が出て!!死ぬ!!」
「うわっ!・・・・血?」

いきなり叫んだriraiveにびっくりしながらもユウは潤が危ないということに疑問を持つ

「こいつに首切られて!血が出てきて!」
「お兄ちゃんっ!!」

物陰からITSUMINが出てきた

「ITSUMIN!無事だったのか!」
「?お兄ちゃんが逃げろって・・・梅さんも・・・止血はしましたが、意識は戻らないままです・・・」
「そか・・・とりあえず無事でよかった・・・」
「お兄ちゃんこそ、大丈夫でした?一人で・・・」
「うん・・・なんかわかんないけど助かってた!」

「・・・」
「ユウ何考えてるの?」
「別に・・・一応潤さん見たほうがいいね。あと、JONとかは・・・?」

「呼んだ・・・?」
「「うわあっ!!」」

栞が背後にたっていて、めたないととriraiveは驚く

「そこまで・・・驚くことじゃ・・・あ、その人・・・」
「ん?マルシェさん!火傷してる!!」
「ふぅ・・・これで片付いたわね」

JONとNYも後ろから出てくる。JONは小さな女の子を負ぶっているが

「とりあえず、潤さん家にいったん行こう。めたないと、潤さん連れてきて」
「はいはい」



「怪我人3人かぁ」
「どう?JON、大丈夫そう?」
「うん掃除屋のふたりはぜんぜん大丈夫だけど、潤さんは危なかったね。でも命には別状ないし。大丈夫みたいよ?」
「そっか、ちょっと俺のせいみたいなのあるし・・・よかった」
「髪が切られたときカバーしたみたい。まぁ、そのせいで髪切れてるけどさ」

JONの言うとおり潤の後ろ髪は無くなり、ショートになっていた

パタン・・・

riraiveが部屋を出て行く

「にしても・・・どうやってこのピンチを乗り越えたんだ?」


一人でも大変だったのに・・・まして相手は刃物だ・・・

「・・・?」
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