11.23.18:19
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11.30.21:03
第38話
「はぁ・・・はぁ・・・」
ナイフを持った右手が震える
*チョコレート色パズル*
(やっぱり私に・・・殺しなんて無理なのかしら・・・?)
ナイフを閉じてポケットに入れ頭を振る
(それだけ・・・気持ちが弱かったのかも・・・それだったらあたしの帰る場所って・・・っ)
最初から、無かったのかしら
「あら、貴女・・・久しぶりね。生まれ変れたのね」
「!!」
後ろから急に声をかけられびっくりする
そこにはツインテールの女の子がウサギのぬいぐるみを抱いて立っていた
「誰・・・?」
「記憶がないのは・・珍しいわね。まぁ、無かったことではないけど・・・そうね、じきにもう一度会うことになるでしょうけど」
「誰なの?」
「・・・貴女に名前をあげる・・・」
「は?」
「アストレイア」
ドクンッ
「え?」
「アストレイア。貴女のもう一つの名前よ」
ドクンッ
「何を・・・」
「向日葵。それくらいにしなさい、このこは何も覚えてないのよ?」
「・・・そうね。ごめんねお姉ちゃん。僕もおいたがすぎちゃった。」
にこっと可愛らしく少女が笑う
「またね」
ドクンッ
「・・・」
ドクンッ
”アストレイア”
ドクンッ
「何・・・これ・・・」
カチリ・・・
パズルのピースが一つはまった
ナイフを持った右手が震える
*チョコレート色パズル*
(やっぱり私に・・・殺しなんて無理なのかしら・・・?)
ナイフを閉じてポケットに入れ頭を振る
(それだけ・・・気持ちが弱かったのかも・・・それだったらあたしの帰る場所って・・・っ)
最初から、無かったのかしら
「あら、貴女・・・久しぶりね。生まれ変れたのね」
「!!」
後ろから急に声をかけられびっくりする
そこにはツインテールの女の子がウサギのぬいぐるみを抱いて立っていた
「誰・・・?」
「記憶がないのは・・珍しいわね。まぁ、無かったことではないけど・・・そうね、じきにもう一度会うことになるでしょうけど」
「誰なの?」
「・・・貴女に名前をあげる・・・」
「は?」
「アストレイア」
ドクンッ
「え?」
「アストレイア。貴女のもう一つの名前よ」
ドクンッ
「何を・・・」
「向日葵。それくらいにしなさい、このこは何も覚えてないのよ?」
「・・・そうね。ごめんねお姉ちゃん。僕もおいたがすぎちゃった。」
にこっと可愛らしく少女が笑う
「またね」
ドクンッ
「・・・」
ドクンッ
”アストレイア”
ドクンッ
「何・・・これ・・・」
カチリ・・・
パズルのピースが一つはまった
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