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11.24.12:28

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  • 11/24/12:28

12.26.08:36

第62話

*めたないと*

「綾の言うことっていっつも唐突なんだよな・・・」

とりあえず小物売り場に行ってみるめたないと

(ケチとか言われそうだけど・・・金ねぇし・・・)

ドンッ
「わっ?!」

めたないとが考え込んでいると後ろの人にぶつかった

「あ、ごめんねお姉さん」
「・・・」

そうだった、今コイツ女だった

「いえ、大丈夫です。こちらこそすみません」
「本当に大丈夫?怪我とかしてない?」

チャラ男までは行かないものの軽い感じの男の子はなおも話しかけてくる

「あ、大丈夫ですから、本当に」

(しつこい・・・)

「今何見てるの?」
「え?クリスマスプレゼント・・・」
「一緒に見てもいい?」

(こ、コレは・・・!)

「何がいいのかなー♪」

(JONの得意科目・・・NANPA?!!)

「お姉さんは誰に買うの?」

(な、わけないか。俺男だし)

「彼氏とか?」
「え?いや、そういうのじゃ」
「そっかぁ、よかったー」

(それ以前に俺・・・男だし)

「お姉さんって背高いね?」
「え?よく言われます・・・」

(お前がチビなだけな気もするけど・・・)

「そうだ、せっかく話せたんだし、ケー番交代しない?」
「あ、すいませ・・・お、あたし携帯持って無いんです」

理由:第2世界では必要ないから

「え?そうなの?じゃぁ連絡取れ無いじゃん」

(取らなくて良いよ!)

「まぁいいや、お姉さんお名前は?」
「え?えと・・・」

(めたないと?は男名か・・・め・・・め・・・)

「メイ・・・」
「メイちゃん?」

咄嗟に出た名前。なんて安易な脳内回路

「あ、あたしもう決めたので!」

逃げるようにその場を去ったメイちゃんでした
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