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05.19.06:09

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  • 05/19/06:09

04.28.13:21

第90話

「なぁ・・・、俺らいつまでこうしてりゃいいの?」
「さぁなぁ・・・、つか何のために・・・」
「つべこべ言わず掃除してよ。ほら、めたないと手が止まってる」
「今日は男子が掃除当番だもんなぁ・・・ダル。」
「とかいって・・・ぬしら掃除しとらんじゃないか」

大浴場でriraiveとめたないとが一生懸命掃除してる。のを傍目にユウとJONと神凪は座って談笑してる

「お前らもちょっとは手伝えよー」
「いいじゃん女湯のほうは手伝ってあげたんだから」
「じゃぁこっちも手伝えよ・・・」
「はいはい。僕らは疲れたからいいのー」
「まったくじゃ」
「んなことが許されるのかな?ユウさん、JONさん、神凪。」

後ろからいきなり声がする

「!!!」
「あ、潤さん」
「な!!なんじゃおぬし!!いつから!!」
「さっき来たばっか。つか、さぼるとか根性許さん。」
「潤君に言われたくな・・・」
「だまれくそ眼鏡。」

自分だって眼鏡じゃんよーとかぼやきながら水を流し、掃除を終える

「で?そっちのは終わったの?」
「あぁ、明日はそれぞれ準備をしろとのことだ。」
「「「「「「準備?」」」」」」

=数十分前=

「できたー!」
「綾さんこっち全員終わった・・・ってなにやってんの?」
「あ、おっそいよ!」

綾がホワイトボードに赤いペンで何か書いていた

「・・・『ドキドキッ☆バレンタインのシチュエーション!!~彼のハートを落とすのは誰だ!!~』・・・?」
「フフーン♪みんながいっせいに渡したら詰まんないでしょ?だから」
「それぞれ別のシチュエーションでやるのか。」

あきれ返ったように潤がため息をつく

「そそれでユウにはこの町外れにある旧校舎の教室、JON君には川原、めたないとにはユウと一緒の旧校舎の下駄箱、riraiveには丘の上にある木の傍、神凪には神社の前で待っててもらってそれぞれ緊張感を持ちながら相手にチョコを渡すの・・・!」
「はぁ・・・。」
「『これ・・・私の気持ちだから・・・』そして二人は!!」
「綾さん。落ち着きな。」
「はっ!ごめんごめん。とりあえず明日は指定の場所に男子共つれてってあげてね潤君!」
「だろうね。どうせそういう役だもん俺。」

背中を向けて出て行こうとする潤

「・・・潤君はチョコあげないの?」
「そういう役割でしょ。」

靴を履きながら答える

「潤君も切ないなぁ。



女の子なのに・・・」



「綾さん。」
「あ、ごめんごめん。いってらっしゃい!」
「・・・・行ってくる。」

潤が出て行く

「・・・明日が楽しみね・・・」



甘くて苦いそんな
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