11.24.00:22
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01.28.17:39
四
『どうぞよろしく、姫様』
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
何なんだあいつは。
転入していきなり俺を『姫』呼ばわりをした風間という男
ていうか俺は姫じゃない!ないのに・・・
「姫様・・・何でそんなに不機嫌なのですか?」
「不機嫌も何もいきなり現れた意味わからん奴に男なのに姫呼ばわりされて機嫌がいいわけないじゃん。」
「・・・すみません」
シュン・・・と音を立て落ち込む風間。そういう顔されると困る
「まーま、そんな言うなよ信乃姫様★」
「「そうだそうだ信乃姫ー」」
(あとこいつらが悪ノリするって言うのもあるけど!!)
ぐっと机の下でこぶしを握り締め、我慢する信乃
ペタペタ・・・
「あ、この足音。」
「え?」
「姫様。紹介したい人がいます」
「え?何?俺に??」
「えぇ・・・思い出してほしいのです。あなたに」
「は?」
ガラッ
『おぉっ!』
『まぁっ』
朝も聞いたような男子と女子の歓喜の声
「キヨカ。こっちです」
「風間様!姫様っ!!!」
「え?何?また?」
「ずぅーっと会いたかったですぅー!!」
自分の席に走ってこられるなり超絶美少女にいきなり抱きつかれる信乃
「うぇっ!!」
「「信乃ズルッ!!」」
「今日はもてもてだねぇシィちゃん★」
「キヨカ。」
「あ、はぁい」
われに返り、離れる少女
「すみませんいきなり。私、清火(キヨカ)と申します、姫様」
で、いいですか?と風間のほうにたずねる清火
風間もうなずき失礼しました、と信乃に謝る
「思い出していただけましたか・・・?」
「え?思い出すって言われても・・・どこかであったっけ・・・?」
「あぁ・・・会ったって言えばそうですね。でも、違いますわ」
清火が少し切なそうに笑う
「えと・・・」
「ご無理を言って申し訳ありません姫様。思い出せないのも当然です。われわれの中にも記憶がないものもありますから。でも、今から言うことは本当のことです、お聞きください」
風間の表情が変わった
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
何なんだあいつは。
転入していきなり俺を『姫』呼ばわりをした風間という男
ていうか俺は姫じゃない!ないのに・・・
「姫様・・・何でそんなに不機嫌なのですか?」
「不機嫌も何もいきなり現れた意味わからん奴に男なのに姫呼ばわりされて機嫌がいいわけないじゃん。」
「・・・すみません」
シュン・・・と音を立て落ち込む風間。そういう顔されると困る
「まーま、そんな言うなよ信乃姫様★」
「「そうだそうだ信乃姫ー」」
(あとこいつらが悪ノリするって言うのもあるけど!!)
ぐっと机の下でこぶしを握り締め、我慢する信乃
ペタペタ・・・
「あ、この足音。」
「え?」
「姫様。紹介したい人がいます」
「え?何?俺に??」
「えぇ・・・思い出してほしいのです。あなたに」
「は?」
ガラッ
『おぉっ!』
『まぁっ』
朝も聞いたような男子と女子の歓喜の声
「キヨカ。こっちです」
「風間様!姫様っ!!!」
「え?何?また?」
「ずぅーっと会いたかったですぅー!!」
自分の席に走ってこられるなり超絶美少女にいきなり抱きつかれる信乃
「うぇっ!!」
「「信乃ズルッ!!」」
「今日はもてもてだねぇシィちゃん★」
「キヨカ。」
「あ、はぁい」
われに返り、離れる少女
「すみませんいきなり。私、清火(キヨカ)と申します、姫様」
で、いいですか?と風間のほうにたずねる清火
風間もうなずき失礼しました、と信乃に謝る
「思い出していただけましたか・・・?」
「え?思い出すって言われても・・・どこかであったっけ・・・?」
「あぁ・・・会ったって言えばそうですね。でも、違いますわ」
清火が少し切なそうに笑う
「えと・・・」
「ご無理を言って申し訳ありません姫様。思い出せないのも当然です。われわれの中にも記憶がないものもありますから。でも、今から言うことは本当のことです、お聞きください」
風間の表情が変わった
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