11.23.23:48
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01.28.16:45
弐
あぁ・・・なぜ人は・・・
AM 7:00
二度寝をするんだろう
「ぎゃあぁあぁー!!ふと気がつけば二度寝ですかコノヤロー!!」
「うるさいわよ信乃!早く降りてご飯食べなさい!」
「はいはーい!!」
朝食をとり家を急いで出る。と、横に自転車が並んできた
「よっ!シィちゃんっ★乗せてってやろうか?」
「シィちゃんと呼ぶな馬鹿者。くそチャリ通が」
こいつは幼馴染の山都(ヤマト)。まぁ腐れ縁っていうか腐れ切ってるっていうか。
「おぉ、そんな可愛くない事言ってると乗せてってやんないぞ★」
「乗せてってほしいと思ってませんから」
「でもさぁ★お前のそのペースで行ったら今日も遅刻で遅刻ハンコ10個連続でたまるけど?」
「遅刻・・・ハンコ・・・?」
「10個連続では記録更新だろ?今回はあの悪趣味風紀委員双子どんなお仕置きするのかなぁ★?」
「おし・・・おき・・・?」
信乃の顔がサァーーっと青くなる
「お、おい山都・・・乗せてけよ!」
「くそチャリ通って言った罪は重いよねぇ★」
「ぅぐっ!!」
こいつも相当なサディスティック星人だ・・・
「あっちょっ!!」
さっさとチャリを飛ばす。
信乃も一生懸命走り、やっと校門が見えてきたがもう閉め始められている
「ちょっと待てえぇ!!」
「「ん?」」
ザザァーッ
「セ、セーフ?」
「・・・君は毎回毎回・・・」
「学習能力というものがないのですか?」
瓜二つの整った顔がこっちを呆れたように見下ろす。
陰留と雷那(カゲル・ライナ)だ
「す、すみません」
いつの間にか自分のズボンのポケットから生徒手帳を抜き取られ遅刻ハンコを力強く押される
「あ、ぁー・・・」
「はい、これで10個連続です」
「まったく・・・困りますね風紀を乱してもらっては」
二人してメガネを押し上げる
「ま、いーけどね」
「お仕置きも今日のお楽しみのために繰り越してやるよ」
「へ?」
メガネをはずしきちんとセットされた髪をぐしゃぐしゃと崩す
髪形を変えてもかっこいいところが憎いよね
「お楽しみ?」
「今日俺らのクラスに転入生が来るらしいんだよ」
「だからお前にお仕置きしてる暇ないわけだ」
「「今すぐクラス行ってどんな美人さんか拝むぞバカヤロー!」」
「転入生?へぇ・・・この時期に」
(あほらし・・・)
姫様の摩訶不思議な話は
ある二人が、この学校に転校してくるところから始まります
AM 7:00
二度寝をするんだろう
「ぎゃあぁあぁー!!ふと気がつけば二度寝ですかコノヤロー!!」
「うるさいわよ信乃!早く降りてご飯食べなさい!」
「はいはーい!!」
朝食をとり家を急いで出る。と、横に自転車が並んできた
「よっ!シィちゃんっ★乗せてってやろうか?」
「シィちゃんと呼ぶな馬鹿者。くそチャリ通が」
こいつは幼馴染の山都(ヤマト)。まぁ腐れ縁っていうか腐れ切ってるっていうか。
「おぉ、そんな可愛くない事言ってると乗せてってやんないぞ★」
「乗せてってほしいと思ってませんから」
「でもさぁ★お前のそのペースで行ったら今日も遅刻で遅刻ハンコ10個連続でたまるけど?」
「遅刻・・・ハンコ・・・?」
「10個連続では記録更新だろ?今回はあの悪趣味風紀委員双子どんなお仕置きするのかなぁ★?」
「おし・・・おき・・・?」
信乃の顔がサァーーっと青くなる
「お、おい山都・・・乗せてけよ!」
「くそチャリ通って言った罪は重いよねぇ★」
「ぅぐっ!!」
こいつも相当なサディスティック星人だ・・・
「あっちょっ!!」
さっさとチャリを飛ばす。
信乃も一生懸命走り、やっと校門が見えてきたがもう閉め始められている
「ちょっと待てえぇ!!」
「「ん?」」
ザザァーッ
「セ、セーフ?」
「・・・君は毎回毎回・・・」
「学習能力というものがないのですか?」
瓜二つの整った顔がこっちを呆れたように見下ろす。
陰留と雷那(カゲル・ライナ)だ
「す、すみません」
いつの間にか自分のズボンのポケットから生徒手帳を抜き取られ遅刻ハンコを力強く押される
「あ、ぁー・・・」
「はい、これで10個連続です」
「まったく・・・困りますね風紀を乱してもらっては」
二人してメガネを押し上げる
「ま、いーけどね」
「お仕置きも今日のお楽しみのために繰り越してやるよ」
「へ?」
メガネをはずしきちんとセットされた髪をぐしゃぐしゃと崩す
髪形を変えてもかっこいいところが憎いよね
「お楽しみ?」
「今日俺らのクラスに転入生が来るらしいんだよ」
「だからお前にお仕置きしてる暇ないわけだ」
「「今すぐクラス行ってどんな美人さんか拝むぞバカヤロー!」」
「転入生?へぇ・・・この時期に」
(あほらし・・・)
姫様の摩訶不思議な話は
ある二人が、この学校に転校してくるところから始まります
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