03.14.18:05
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02.08.17:25
第76話
「わーっNYストップー!!」
「やれやれーNYちゃーん!」
「押し倒すのよー!」
「押し倒せー」
部屋「11」に戻る。なにやら起きたらしい
「塾Tだな!NYに酒飲ませたの!!」
「テヘッ☆てかあたし的にはどっちに飲んでもらっても良かったのよねー!めたないと君が飲んで男らしくいくのもヨシ。NYちゃんが飲んでこんな風に」
NYがめたないとの服をつかむ
「甘えたちゃんになるのも☆★」
めたないとの服を握る力が強くなる
「NY・・・?あの・・・」
「めたないと・・・何で逃げるの・・・?」
若干顔が赤らみながら見上げてくる
「え、えと・・・おま、酔ってんだろ?と、とりあえず落ち着いて・・・」
「じゃ、あたしらはここらで☆」
「めたないと!男らしくね!」
「据え膳食わねば男が廃る・・・」
「見捨てるなー!!」
バタンッ
二人きり☆
(どどどどどどうしようかこの状況・・・・NY正気返ったら俺・・・)
★イメージ☆
『何であたしの隣に密着してんだこのポンコツがあぁ!!死にさらせえええぇええぇえぇ!!』
★イメージ終了☆
(殺されるー・・・)
「めたないと・・・?」
いつもとは違うやさしい声で話しかけられる
「逃げないで・・・」
「N・・・Y?」
下を向くNY。ちょっと心配になりめたないとが顔を覗き込む
「あたしのこと・・・そんなに嫌いなの・・・?」
泣き上戸。
「え?ちょ、待って、嫌いだなんて言ってないじゃん」
「でも逃げたー!」
「ち、違、それはNYが正気に戻ったあとが怖くて」
「やっぱり嫌いなんだー!」
「そうじゃなくて!好きだけど!じゃなくて!違くて!」
「・・・好き?」
「んー・・・嫌いじゃないよ」
「・・・本当に?」
「本当に」
あれ?コレ何?
「ねぇ、アテナ」
「何よ」
「お酒飲むと本音が出るって言うよね」
「確かにw」
「やれやれーNYちゃーん!」
「押し倒すのよー!」
「押し倒せー」
部屋「11」に戻る。なにやら起きたらしい
「塾Tだな!NYに酒飲ませたの!!」
「テヘッ☆てかあたし的にはどっちに飲んでもらっても良かったのよねー!めたないと君が飲んで男らしくいくのもヨシ。NYちゃんが飲んでこんな風に」
NYがめたないとの服をつかむ
「甘えたちゃんになるのも☆★」
めたないとの服を握る力が強くなる
「NY・・・?あの・・・」
「めたないと・・・何で逃げるの・・・?」
若干顔が赤らみながら見上げてくる
「え、えと・・・おま、酔ってんだろ?と、とりあえず落ち着いて・・・」
「じゃ、あたしらはここらで☆」
「めたないと!男らしくね!」
「据え膳食わねば男が廃る・・・」
「見捨てるなー!!」
バタンッ
二人きり☆
(どどどどどどうしようかこの状況・・・・NY正気返ったら俺・・・)
★イメージ☆
『何であたしの隣に密着してんだこのポンコツがあぁ!!死にさらせえええぇええぇえぇ!!』
★イメージ終了☆
(殺されるー・・・)
「めたないと・・・?」
いつもとは違うやさしい声で話しかけられる
「逃げないで・・・」
「N・・・Y?」
下を向くNY。ちょっと心配になりめたないとが顔を覗き込む
「あたしのこと・・・そんなに嫌いなの・・・?」
泣き上戸。
「え?ちょ、待って、嫌いだなんて言ってないじゃん」
「でも逃げたー!」
「ち、違、それはNYが正気に戻ったあとが怖くて」
「やっぱり嫌いなんだー!」
「そうじゃなくて!好きだけど!じゃなくて!違くて!」
「・・・好き?」
「んー・・・嫌いじゃないよ」
「・・・本当に?」
「本当に」
あれ?コレ何?
「ねぇ、アテナ」
「何よ」
「お酒飲むと本音が出るって言うよね」
「確かにw」
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02.08.17:03
第75話
部屋「12」
ITSUMIN・riraive・潤・栞
「ん・・・」
「あ、気づいた?栞さん。」
「・・・?」
「カラオケ。二次会の。」
「あぁ・・・」
「調子。大丈夫?」
「大丈夫・・・」
「本当に?」
疑うように栞の額に手を伸ばす潤。
平熱を確認して栞が飲んでたサイダーを取り上げ、あったかいココアを渡す
「サイダー・・・」
「冷たいのは駄目。」
そんな二人を横目にITSUMINとriraiveは騒いでいる
「お兄ちゃん一緒に歌いましょうよー!」
「いやだ!!断る!!」
《まったく・・・久しく人間と会ったがコレほどうるさい生き物じゃったかの・・・》
《兄上・・・失礼だよ》
「ん?」
「何か言いました?お兄ちゃん」
二人が異変に気づくと
「あ、この子達・・・」
と、栞が懐から白い石を取り出した。二つの光が出てくる
「実体化・・・できる・・・?」
《われらの力なら容易いぞ!》
《できるよ》
するといきなりその光が数倍まぶしくなり、紫紺色のはかまの男の子(?)と紅紫色のはかまの女の子が出てきた
「うぇ?!」
「わぁ?!」
「うぉ?!」
当然驚く3人
「新しい仲間・・・名前は・・・?」
「わらわは神凪(かんなぎ)!双子の兄じゃ!」
「私は神風(かみかぜ)だよ。妹だよ」
「ん?てか」
潤が神凪を指差し言う
「兄?姉の間違いじゃない?」
「なっ!!わらわはおのこじゃ!!人間の小娘め!!」
「いや、明らかに俺のほうが年上じゃん」
「ぬー!!!おぬしなど天罰じゃー!!!」
《雷光!》
神凪が潤を指差し叫ぶ。が、何も起きない
「・・・?」
「な!何故じゃ!」
「潤は・・・霊感がまったく無いうえ・・・私がシールド張ってるから・・・あなたほどの力でも・・・霊感がまったく無い人にはバリアと結界ぐらいしかできないでしょ・・・?」
「ぬぅ!だからあの時も平気で・・・!」
あの時・・・第67話参照
「兄上・・・」
神風が神凪の服を引っ張ると同時に目の前が真っ暗になった
「うぷっ?!」
「かぁわいいのですぅー!!」
ITSUMINが抱きしめたらしい。二人そろえて。
「や、やめぬか小娘!苦しいぞ!!」
「っ苦しぃ・・・苦しいよ!!!」
《闇夜!》
バンッ!!
黒い手が神風から出てきてITSUMINを突き飛ばす
「ぐふぉっ?!」
そこにriraiveがいなければITSUMINは大怪我をおっていただろう
「きゃーっ!お兄ちゃんごめんなさーい!!」
「分かった、分かったから上からどけ!」
「ITSUMINには霊感が少しだけあるし・・・シールド張ってないから・・・」
栞が黒い球体にいまだ包まれてる神風に近づき、止めようとするが力が大きすぎて近づけない
「神風・・・」
そこへ潤がなんなく近寄る
「神風ちゃん、ストップ。」
潤が黒い球体から神風を引き出す
「・・・え?あれ・・・?」
我に返る神風。黒い球体はすでになくなっていた
「すまぬな。潤とやら。神風は普段霊力を使わないのじゃが、感情のボルテージがたまるとこの有様なのじゃ。そのときの神風は強すぎてわらわにも止められぬのじゃ」
「あれ?もしかして私?・・・ごめんなさいだよ・・・」
神風が謝りながら潤の腕の中でうとうとしだす
「久しぶりの外界。疲れたのじゃろう。すまぬが寝かせといてやってくれ」
「お安い御用で。てか軽っ」
ひょいと神風を抱えるとソファまで運び、自分の腕の中に入れたまま毛布をかけてやる潤
「久しぶりの外界・・・気に入った・・・?」
「ふ・・・まだまだ見定めはじめたばかりじゃ小娘。」
「あなたも疲れてる・・・休む・・・?」
「わらわはよい・・・」
栞が抱き上げると少しうとうとしていた神凪がびっくりする
「やめろ!わらわは神風ほど子供じゃ・・・!」
「双子でしょ・・・今日だけ・・・」
「ぬ・・・今日だけじゃぞ・・・」
そういって神凪もまた眠りについた
「なぁんか、潤君と栞さんって夫婦みたいだよなぁ」
「ですねぇ」
「ITSUMIN」
「はい、お兄ちゃん」
「いい加減マジでどけ」
ITSUMIN・riraive・潤・栞
「ん・・・」
「あ、気づいた?栞さん。」
「・・・?」
「カラオケ。二次会の。」
「あぁ・・・」
「調子。大丈夫?」
「大丈夫・・・」
「本当に?」
疑うように栞の額に手を伸ばす潤。
平熱を確認して栞が飲んでたサイダーを取り上げ、あったかいココアを渡す
「サイダー・・・」
「冷たいのは駄目。」
そんな二人を横目にITSUMINとriraiveは騒いでいる
「お兄ちゃん一緒に歌いましょうよー!」
「いやだ!!断る!!」
《まったく・・・久しく人間と会ったがコレほどうるさい生き物じゃったかの・・・》
《兄上・・・失礼だよ》
「ん?」
「何か言いました?お兄ちゃん」
二人が異変に気づくと
「あ、この子達・・・」
と、栞が懐から白い石を取り出した。二つの光が出てくる
「実体化・・・できる・・・?」
《われらの力なら容易いぞ!》
《できるよ》
するといきなりその光が数倍まぶしくなり、紫紺色のはかまの男の子(?)と紅紫色のはかまの女の子が出てきた
「うぇ?!」
「わぁ?!」
「うぉ?!」
当然驚く3人
「新しい仲間・・・名前は・・・?」
「わらわは神凪(かんなぎ)!双子の兄じゃ!」
「私は神風(かみかぜ)だよ。妹だよ」
「ん?てか」
潤が神凪を指差し言う
「兄?姉の間違いじゃない?」
「なっ!!わらわはおのこじゃ!!人間の小娘め!!」
「いや、明らかに俺のほうが年上じゃん」
「ぬー!!!おぬしなど天罰じゃー!!!」
《雷光!》
神凪が潤を指差し叫ぶ。が、何も起きない
「・・・?」
「な!何故じゃ!」
「潤は・・・霊感がまったく無いうえ・・・私がシールド張ってるから・・・あなたほどの力でも・・・霊感がまったく無い人にはバリアと結界ぐらいしかできないでしょ・・・?」
「ぬぅ!だからあの時も平気で・・・!」
あの時・・・第67話参照
「兄上・・・」
神風が神凪の服を引っ張ると同時に目の前が真っ暗になった
「うぷっ?!」
「かぁわいいのですぅー!!」
ITSUMINが抱きしめたらしい。二人そろえて。
「や、やめぬか小娘!苦しいぞ!!」
「っ苦しぃ・・・苦しいよ!!!」
《闇夜!》
バンッ!!
黒い手が神風から出てきてITSUMINを突き飛ばす
「ぐふぉっ?!」
そこにriraiveがいなければITSUMINは大怪我をおっていただろう
「きゃーっ!お兄ちゃんごめんなさーい!!」
「分かった、分かったから上からどけ!」
「ITSUMINには霊感が少しだけあるし・・・シールド張ってないから・・・」
栞が黒い球体にいまだ包まれてる神風に近づき、止めようとするが力が大きすぎて近づけない
「神風・・・」
そこへ潤がなんなく近寄る
「神風ちゃん、ストップ。」
潤が黒い球体から神風を引き出す
「・・・え?あれ・・・?」
我に返る神風。黒い球体はすでになくなっていた
「すまぬな。潤とやら。神風は普段霊力を使わないのじゃが、感情のボルテージがたまるとこの有様なのじゃ。そのときの神風は強すぎてわらわにも止められぬのじゃ」
「あれ?もしかして私?・・・ごめんなさいだよ・・・」
神風が謝りながら潤の腕の中でうとうとしだす
「久しぶりの外界。疲れたのじゃろう。すまぬが寝かせといてやってくれ」
「お安い御用で。てか軽っ」
ひょいと神風を抱えるとソファまで運び、自分の腕の中に入れたまま毛布をかけてやる潤
「久しぶりの外界・・・気に入った・・・?」
「ふ・・・まだまだ見定めはじめたばかりじゃ小娘。」
「あなたも疲れてる・・・休む・・・?」
「わらわはよい・・・」
栞が抱き上げると少しうとうとしていた神凪がびっくりする
「やめろ!わらわは神風ほど子供じゃ・・・!」
「双子でしょ・・・今日だけ・・・」
「ぬ・・・今日だけじゃぞ・・・」
そういって神凪もまた眠りについた
「なぁんか、潤君と栞さんって夫婦みたいだよなぁ」
「ですねぇ」
「ITSUMIN」
「はい、お兄ちゃん」
「いい加減マジでどけ」
02.08.16:27
第74話
部屋「11」
綾・ユウ・藤波・JON
「の・・・喉・・・がふ・・・っ」
綾さんJON子が限界迎えようとしてます
「JONさん、大丈夫?」
「藤君が膝枕してくれたら元気になる」
おい。エロ大魔神。
『こぉら!JON子!!まだまだいっくよー!!』
綾がマイクを通しエコーをつけてJON子を呼ぶ
「うぇ、綾斗君マジカンベン」
「綾さん、JON休ませてあげないとのどつぶれると思うよ?」
「縁起でもねぇ」
「んー、そうね。じゃ、2人で歌お!」
「喜んで」
にっこり笑って対応するユウ。
そういえばJONと同じくずっと歌ってた二人はなぜあそこまで元気なのだろう・・・
(元気ですねぇ、若い子は)
JONがそんな思想を膨らましてると肩を軽く叩かれた
「ん?なに藤君」
「あの、私の膝で元気出るなら」
「・・・え?」
一瞬JON子の動きが止まる
「どうぞ」
どうやら純情可憐清廉潔白乙女には冗談は通じないみたいです
にっこり笑われても・・・
(やっぱり僕、男ですから!!)
「「エロ大魔王・・・」」
綾・ユウ・藤波・JON
「の・・・喉・・・がふ・・・っ」
綾さんJON子が限界迎えようとしてます
「JONさん、大丈夫?」
「藤君が膝枕してくれたら元気になる」
おい。エロ大魔神。
『こぉら!JON子!!まだまだいっくよー!!』
綾がマイクを通しエコーをつけてJON子を呼ぶ
「うぇ、綾斗君マジカンベン」
「綾さん、JON休ませてあげないとのどつぶれると思うよ?」
「縁起でもねぇ」
「んー、そうね。じゃ、2人で歌お!」
「喜んで」
にっこり笑って対応するユウ。
そういえばJONと同じくずっと歌ってた二人はなぜあそこまで元気なのだろう・・・
(元気ですねぇ、若い子は)
JONがそんな思想を膨らましてると肩を軽く叩かれた
「ん?なに藤君」
「あの、私の膝で元気出るなら」
「・・・え?」
一瞬JON子の動きが止まる
「どうぞ」
どうやら純情可憐清廉潔白乙女には冗談は通じないみたいです
にっこり笑われても・・・
(やっぱり僕、男ですから!!)
「「エロ大魔王・・・」」
02.01.14:20
第73話
部屋「10」
NY・めたないと・向日葵・七海・塾T
「お前も蝋人形にしてやろうかー」
「「ゲヘヘヘヘヘ」」
向日葵が力なく言うと七海と塾Tが盛り上げる
隅っこにNYとめたないとが座ってる
「はぁ・・・なんだこの異様なテンション」
「あの人たちは何なのかしらね」
力ない話を二人でしていると塾Tが近づいてくる。
酔ってるみたいだ
「あひゃひゃ、二人で秘密の花園ですかぁ?まぁまぁそんなしけた面しないでぇ、これ飲みなさい!!」
バンッとコップを出されジュースを注がれる
「・・・なんつうテンション・・・いやだねああいう大人は」
「てかなんで一個しか用意しないのよ」
「NY飲みたい?」
「ん?いいの?飲んでもいいならのむけど」
といい、NYはのどが渇いてたのかそのジュースを一気飲みした
NYの記憶はそこで途絶えている
NY・めたないと・向日葵・七海・塾T
「お前も蝋人形にしてやろうかー」
「「ゲヘヘヘヘヘ」」
向日葵が力なく言うと七海と塾Tが盛り上げる
隅っこにNYとめたないとが座ってる
「はぁ・・・なんだこの異様なテンション」
「あの人たちは何なのかしらね」
力ない話を二人でしていると塾Tが近づいてくる。
酔ってるみたいだ
「あひゃひゃ、二人で秘密の花園ですかぁ?まぁまぁそんなしけた面しないでぇ、これ飲みなさい!!」
バンッとコップを出されジュースを注がれる
「・・・なんつうテンション・・・いやだねああいう大人は」
「てかなんで一個しか用意しないのよ」
「NY飲みたい?」
「ん?いいの?飲んでもいいならのむけど」
といい、NYはのどが渇いてたのかそのジュースを一気飲みした
NYの記憶はそこで途絶えている
01.28.17:39
四
『どうぞよろしく、姫様』
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
何なんだあいつは。
転入していきなり俺を『姫』呼ばわりをした風間という男
ていうか俺は姫じゃない!ないのに・・・
「姫様・・・何でそんなに不機嫌なのですか?」
「不機嫌も何もいきなり現れた意味わからん奴に男なのに姫呼ばわりされて機嫌がいいわけないじゃん。」
「・・・すみません」
シュン・・・と音を立て落ち込む風間。そういう顔されると困る
「まーま、そんな言うなよ信乃姫様★」
「「そうだそうだ信乃姫ー」」
(あとこいつらが悪ノリするって言うのもあるけど!!)
ぐっと机の下でこぶしを握り締め、我慢する信乃
ペタペタ・・・
「あ、この足音。」
「え?」
「姫様。紹介したい人がいます」
「え?何?俺に??」
「えぇ・・・思い出してほしいのです。あなたに」
「は?」
ガラッ
『おぉっ!』
『まぁっ』
朝も聞いたような男子と女子の歓喜の声
「キヨカ。こっちです」
「風間様!姫様っ!!!」
「え?何?また?」
「ずぅーっと会いたかったですぅー!!」
自分の席に走ってこられるなり超絶美少女にいきなり抱きつかれる信乃
「うぇっ!!」
「「信乃ズルッ!!」」
「今日はもてもてだねぇシィちゃん★」
「キヨカ。」
「あ、はぁい」
われに返り、離れる少女
「すみませんいきなり。私、清火(キヨカ)と申します、姫様」
で、いいですか?と風間のほうにたずねる清火
風間もうなずき失礼しました、と信乃に謝る
「思い出していただけましたか・・・?」
「え?思い出すって言われても・・・どこかであったっけ・・・?」
「あぁ・・・会ったって言えばそうですね。でも、違いますわ」
清火が少し切なそうに笑う
「えと・・・」
「ご無理を言って申し訳ありません姫様。思い出せないのも当然です。われわれの中にも記憶がないものもありますから。でも、今から言うことは本当のことです、お聞きください」
風間の表情が変わった
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
何なんだあいつは。
転入していきなり俺を『姫』呼ばわりをした風間という男
ていうか俺は姫じゃない!ないのに・・・
「姫様・・・何でそんなに不機嫌なのですか?」
「不機嫌も何もいきなり現れた意味わからん奴に男なのに姫呼ばわりされて機嫌がいいわけないじゃん。」
「・・・すみません」
シュン・・・と音を立て落ち込む風間。そういう顔されると困る
「まーま、そんな言うなよ信乃姫様★」
「「そうだそうだ信乃姫ー」」
(あとこいつらが悪ノリするって言うのもあるけど!!)
ぐっと机の下でこぶしを握り締め、我慢する信乃
ペタペタ・・・
「あ、この足音。」
「え?」
「姫様。紹介したい人がいます」
「え?何?俺に??」
「えぇ・・・思い出してほしいのです。あなたに」
「は?」
ガラッ
『おぉっ!』
『まぁっ』
朝も聞いたような男子と女子の歓喜の声
「キヨカ。こっちです」
「風間様!姫様っ!!!」
「え?何?また?」
「ずぅーっと会いたかったですぅー!!」
自分の席に走ってこられるなり超絶美少女にいきなり抱きつかれる信乃
「うぇっ!!」
「「信乃ズルッ!!」」
「今日はもてもてだねぇシィちゃん★」
「キヨカ。」
「あ、はぁい」
われに返り、離れる少女
「すみませんいきなり。私、清火(キヨカ)と申します、姫様」
で、いいですか?と風間のほうにたずねる清火
風間もうなずき失礼しました、と信乃に謝る
「思い出していただけましたか・・・?」
「え?思い出すって言われても・・・どこかであったっけ・・・?」
「あぁ・・・会ったって言えばそうですね。でも、違いますわ」
清火が少し切なそうに笑う
「えと・・・」
「ご無理を言って申し訳ありません姫様。思い出せないのも当然です。われわれの中にも記憶がないものもありますから。でも、今から言うことは本当のことです、お聞きください」
風間の表情が変わった