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11.23.14:21

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  • 11/23/14:21

05.23.09:45

第102話

そのときは風が強く吹いていた

*黒色ポイント*

=神凪の場合=

「ぬしは・・・?」
「あら、おはよう神凪」

向日葵が今日もまたフリフリでビラビラの黒いゴスロリに身を包み階段を上がってきた。つか綾さん向日葵ちゃんの衣装はいつもと変わらないじゃないすか

「うむ・・・只者ではないみたいじゃの・・・」
「そんな深読みされても困るわ。別に貴方の敵ではないもの」
「そ、そうじゃの・・・敵意は感じられん。」
「だから言ってるでしょ。僕は向日葵。神凪とはあんまりあって話したことがないわよね」
「おぉ、わらわは神凪じゃ」

やっと警戒を解いたのか笑顔で話しかける神凪

「ハイこれ。」
「ぬ?あ、そうじゃったの。ありがたくいただく」

向日葵がチョコレートの箱を渡す
小さい二人が並んで腰を下ろす

「今日はお団子じゃないのね?」

サラリと紫紺色に輝くショートカットの髪が目に留まる


「うむ、綾とか言う輩にはずされてな。今日ぐらいは、と」
「そう、似合ってるわよ?いつもはずせば?」

女の子と勘違いされるのが嫌ならなおさら。あの髪飾りをつけとく意味もないし。

「それはならん。」
「あら、なんで?」
「神風が・・・」
「神風が?」
「この髪型がいいと・・・自分とおんなじものがいるってことは安心できることじゃと」

神凪が髪をゆびでいじくりながら言う

「なるほど。でも神凪も神風と同じじゃん。霊魂だから空飛べるし、妖術だって使えるし何より双子でしょ?」
「む・・・そう言われるとそうなんじゃが・・・」
「僕は神凪はさっきの髪型のほうがかっこいいと思うよ?ちゃんと男の子に見えるし。」
「ぬ・・・そうか・・・?」
「うん。神凪がその髪形のままいたいなら、そのままでいるべき。それは神凪が決めること。」

「僕は君の全てを受け止めるよ?」



=15分前=


くじ引き結果
『私は貴方の全てを受け入れるから!』

・・・なんかいい話で終わって恋愛じゃないんですけど。





向日葵、趣旨が違ってます
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