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11.27.06:16

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  • 11/27/06:16

05.23.16:26

第104話

「へきしっ!」
「あ・・・ITSUMIN」

*瑠璃色スタート*

=riraiveの場合=

「お待たせしましたお兄ちゃん。寒かったですよね?」
「そんなことよりITSUMINこそさっきくしゃみしてたじゃん。風邪の引きはじめなんじゃないの?」
「大丈夫ですよー、それよりこれチョコです」
「あ、ありがと。本当に大丈夫?」
「ほんとのほんとに大丈夫ですっ!でもやっぱり外寒いんで、一緒に帰りませんか?」
「うん。そうしよっか」

にっこりと笑ったITSUMINに安心したように笑い返すriraive

「・・・お兄ちゃん。」
「んー?」
「手をつないでもいいですか?」
「・・・え?」

やっだ、だいたーん☆なんていうわけにもいかず。

(そういえば藤波さんもがんばって何か言おうとしてたな・・・綾の陰謀か・・・つうことはITSUMINもか・・・)

ちょっと残念そうに思いをめぐらせる

「うん、いいよ?」

が、すぐにITSUMINの手をとった。思ってたとおりと言うかそれ以上にというか細い。

(壊れそう・・・)

なぜだかそんな気がした

「お兄ちゃん。お兄ちゃんはどうしてこの世界に来たんですか?」
「え?さ、さぁ?心当たりはないよ」

急に話しかけられてびっくりする

(そういえば最初来たとき塾Tにも言われたなぁ・・・なんかみんないろいろ特別みたいなこと言ってて・・・)

「そうですか・・・。」

何か言いたそうにITSUMINが顔を上げるが途中でやめてしまった
そうこうしてるうちに帰り着く

「あ、潤さんの家に着いたらなんだか安心しちゃい・・・ま・・・した・・・」
「わっITSUMINっ?!!やば、熱っ」

自分の胸にいきなり倒れてきたITSUMINを抱えなおすが、体が異常に熱い

「ん?何だおまえ等今帰ってきたのかよ。」

居間の扉から潤が出てくるがすぐに異変に気づく

「ITSUMINがすごい熱出してるっ」
「見りゃわかる。あんま大声で叫ぶな。ITSUMINに響くだろ。」

ITSUMINをおんぶして潤が客間の扉を開く

「りぃ。氷水とタオル。あと、氷枕。」
「お、おぅ」

潤に指摘され急いで準備する

「潤君これでいい?」
「うん。ありがと。あとは俺がやるから、出てっていいよ。」
「え?うん・・・」

(つまりは着替えさせたりするってことだろうか?潤くんが?)

パタンと扉を閉めて思いふける

(そういう間柄・・・なわけ?)

(・・・・何かむかつくな。何で?)

自分の考えに自分で疑問をぶつける

(・・・どっちに・・・・??)




小さな疑問は物語のまり
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