11.23.09:30
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06.06.15:25
第107話
「ってんなわけないない・・・」
自分の前で手を振るriraive
*萌黄色ティアーズ*
「riraive?どしたー?」
「げっ元凶!」
「はぁ?」
「あ、ゴメン冗談だよ綾。もう終わった?」
「うんっ!ITSUMINは大丈夫だった?」
「え?あ、あぁ、うん。また寝たよ」
少し動揺しながら返事をするriraive
「何どもってんのよ。あ、これから後夜祭するわよ!」
「後夜祭・・・って」
「みんなで打ち上げ!ここの庭でバーベキューだよ!」
「バーベキュー・・・今日こってりだなぁ・・・」
「まぁまぁっ!riraiveは野菜担当ね!」
「バーベキューなのに野菜とかいう脇役やらせるかてめぇ」
ぐだぐだ文句言いながらも洗濯物を取り込みにいくriraive
「顔にですぎ。」
そう呟くと綾も居間へ戻っていった
『お兄ちゃん!あたしのリボン持ってて!』
『何だよ急に』
『何だか分かんないけど持っててほしいの!』
『はぁ?』
そういって俺に鮮やかな橙色のリボンを渡す妹
『お兄ちゃん、もしもあたしのこと忘れちゃいそうだったらそのリボン見て思い出してねっ』
『はぁ?毎日嫌というほど顔あわせてるし、忘れるわけ無いじゃん』
笑いながらもポケットにリボンを入れる
『うん・・・そうなんだけど』
何かどっか行っちゃいそうな気がして・・・
『気のせいだよねっ』
『だろ。』
変なの。
(・・・今思うと、あいつは分かってたのかもなぁ・・・)
俺がこの世界にくること。
riraiveが洗濯物を取り込みながら考える
「お、えらいねriraive君っ」
顔をあげると塾Tが立っていた
「どうしたの?」
「え?」
「表情暗いよーっ!何なにどうしたのよ?!」
「・・・塾Tは、恋したことあります?」
「・・・あるよー、たーくさん。」
ニッコリ笑って答えてくれる
「その人に・・・恋してるって、どうやって分かったんですか?何か決め手とか?」
「あー、ないないそういうの。あたしよく考えないタイプなのよ。急に、『好きだな』って思うの。それがいつからとか、どのくらいとか、考えたこともない。ただ単純に一緒にいて、同じ時間を過ごせたらなって。そう感じるなら、それはもう、恋なんじゃない?」
微笑みを浮かべながらゆっくりと話す
「分からないのならそのままでもいいじゃない。それが今のriraive君の気持ちでしょ?」
「・・・ありがと」
取り込んだ洗濯物を持って家へと入っていくriraive
目が・・・充血していた・・・
「オーディン様・・・riraive様をどうか・・・」
悲しませないであげて
「アテナ。」
「・・・イリス・・・」
「最近音沙汰がないと思えばこういうこと。あなた、自分が何をしてるか分かってるの?riraive様は見つけ次第、すぐに・・・」
「イリス・・・あなたね、ITSMINちゃん急きたてたのは。」
冷めた声で言うとギクッとイリスが反応する
「え、ええ。あの方は本来・・・」
「イリス。あなた、女神としてちゃんと考えて行動しなさい。確かにオーディン様のことを考えての行動でしょうけど、この行動は、女神として恥ずべきものよ」
冷めた目でイリスを見る
「アテナ・・・あなた!」
「イリス・・・あなただって彼女の気持ちが分からないことはないでしょうっ?」
「分かっているわ!!でもっ!自分を殺さなきゃ・・・この世界は守れないのよ・・・この第2世界は・・・riraive様のせいで」
イリスが声を荒げ目に涙をためて言う
「崩壊してしまう・・・っ!!」
それぞれの涙は、誰のため?
自分の前で手を振るriraive
*萌黄色ティアーズ*
「riraive?どしたー?」
「げっ元凶!」
「はぁ?」
「あ、ゴメン冗談だよ綾。もう終わった?」
「うんっ!ITSUMINは大丈夫だった?」
「え?あ、あぁ、うん。また寝たよ」
少し動揺しながら返事をするriraive
「何どもってんのよ。あ、これから後夜祭するわよ!」
「後夜祭・・・って」
「みんなで打ち上げ!ここの庭でバーベキューだよ!」
「バーベキュー・・・今日こってりだなぁ・・・」
「まぁまぁっ!riraiveは野菜担当ね!」
「バーベキューなのに野菜とかいう脇役やらせるかてめぇ」
ぐだぐだ文句言いながらも洗濯物を取り込みにいくriraive
「顔にですぎ。」
そう呟くと綾も居間へ戻っていった
『お兄ちゃん!あたしのリボン持ってて!』
『何だよ急に』
『何だか分かんないけど持っててほしいの!』
『はぁ?』
そういって俺に鮮やかな橙色のリボンを渡す妹
『お兄ちゃん、もしもあたしのこと忘れちゃいそうだったらそのリボン見て思い出してねっ』
『はぁ?毎日嫌というほど顔あわせてるし、忘れるわけ無いじゃん』
笑いながらもポケットにリボンを入れる
『うん・・・そうなんだけど』
何かどっか行っちゃいそうな気がして・・・
『気のせいだよねっ』
『だろ。』
変なの。
(・・・今思うと、あいつは分かってたのかもなぁ・・・)
俺がこの世界にくること。
riraiveが洗濯物を取り込みながら考える
「お、えらいねriraive君っ」
顔をあげると塾Tが立っていた
「どうしたの?」
「え?」
「表情暗いよーっ!何なにどうしたのよ?!」
「・・・塾Tは、恋したことあります?」
「・・・あるよー、たーくさん。」
ニッコリ笑って答えてくれる
「その人に・・・恋してるって、どうやって分かったんですか?何か決め手とか?」
「あー、ないないそういうの。あたしよく考えないタイプなのよ。急に、『好きだな』って思うの。それがいつからとか、どのくらいとか、考えたこともない。ただ単純に一緒にいて、同じ時間を過ごせたらなって。そう感じるなら、それはもう、恋なんじゃない?」
微笑みを浮かべながらゆっくりと話す
「分からないのならそのままでもいいじゃない。それが今のriraive君の気持ちでしょ?」
「・・・ありがと」
取り込んだ洗濯物を持って家へと入っていくriraive
目が・・・充血していた・・・
「オーディン様・・・riraive様をどうか・・・」
悲しませないであげて
「アテナ。」
「・・・イリス・・・」
「最近音沙汰がないと思えばこういうこと。あなた、自分が何をしてるか分かってるの?riraive様は見つけ次第、すぐに・・・」
「イリス・・・あなたね、ITSMINちゃん急きたてたのは。」
冷めた声で言うとギクッとイリスが反応する
「え、ええ。あの方は本来・・・」
「イリス。あなた、女神としてちゃんと考えて行動しなさい。確かにオーディン様のことを考えての行動でしょうけど、この行動は、女神として恥ずべきものよ」
冷めた目でイリスを見る
「アテナ・・・あなた!」
「イリス・・・あなただって彼女の気持ちが分からないことはないでしょうっ?」
「分かっているわ!!でもっ!自分を殺さなきゃ・・・この世界は守れないのよ・・・この第2世界は・・・riraive様のせいで」
イリスが声を荒げ目に涙をためて言う
「崩壊してしまう・・・っ!!」
それぞれの涙は、誰のため?
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