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11.23.03:52

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  • 11/23/03:52

08.04.16:13

第111話

「だ、誰?!!」
「へ?」

*瑠璃色トゥルース*

「えー!?riraive様私たちのこと思い出してないナリか?!!」
「いや、待て。私たち、外見が変わったからでは・・・」
「え~?でもでも~、みんな姿かたちが変わっても相手を認識できてたじゃな~い?」
「え、じゃぁriraive様は本当に・・・」

思い出していない?

「あ、あの・・・?」
「つうことは・・・仕事をしてないのは」

ガラッ!!!

「な、何で皆さんがここに!!?」
「・・・ITSUMIN様。どういうことでしょうか」
「riraive様の記憶の修復は貴女が担当のはずナリよ?」
「これって~、あたしたちに対する裏切り行為~みたいな~?」
「そ、それは違います!!」

間に挟まれたriraiveはわけが分かっていない
謎の美女が3人現れて、ITSUMINの知り合いっぽくて、riraiveを知っている

「え、と?あの、貴女たちは・・・?」
「・・・記憶が修繕されていないなら、私たちは帰るしかない」
「”力”も無いに等しい状態だからね~?」
「ITSUMIN様はまだ、修復作業。する気なさそうナリね」
「・・・」

無言でうつむいたままじっとしているITSUMIN

「ITSUMIN様。お早いご決断を」
「え?ちょっとあの・・・」


消えた・・・


「・・・ITSUMIN?」
「・・・すみませんお兄ちゃん、すぐに朝ごはん用意しますね!」
「待って!どういうことなの?ちゃんと・・・」
「お兄ちゃんは何を食べますか?お味噌汁はもうできて・・・」

「ITSUMIN!!」

ビクッ

両手をつかんで顔をそむけさせない

「は、離してください・・・」
「今の人たちは、誰?力って何?迎えにきたとか言ってたけど、どこから来たの?記憶の修復って・・・」
「・・・言いたくありません・・・」
「ITSUMI・・・」
「お兄ちゃんは、それでいいんですか?」
「な・・・にが・・・?」
「皆さんと二度と会えなくてもいいんですか?」
「・・・・は・・・?」
「・・・私は、嫌です。だから言いたくありません」

初めて目をあわす。予想以上に顔が近くてriraiveがあわててどく

「・・・全てを、話し・・・あの方達にお兄ちゃんを連れて行かれたら、この世界には二度と帰ってこれないでしょう。お兄ちゃんの記憶が直ったら、もう会えません。私とも。」
「?!!」
「嫌です。そんなのゴメンです!せっかく・・・せっかくまた会えたのに・・・」
「・・・」
「ごめんなさい。わがままです。本当は、お兄ちゃんはこの世界にいてはいけないのです」
「・・・え?」



よく・・・分からない



「riraiveお兄様・・・貴方のもつ力はやがて、天国と地獄の戦争の引き金になります。そして」


「第2世界は・・・完全崩壊。」




ザアアアアアアッ!!!!


雨が、降り出した

洗濯物のことなど、riraiveの頭の中にはもうなかった
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