11.22.22:01
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08.04.16:43
第112話
「何・・・それ・・・」
「壊滅と、別れ。私の勝手な意見で、別れを避けました。riraiveお兄様・・・貴方と、離れたくなかったからです」
「・・・」
「しかし、冷静になって考えてみれば・・・だめですよね。この世界は貴方と私の世界じゃない。他にもたくさん・・・失いたくないものがたくさんあるのに・・・私・・・」
「ITSUMIN・・・」
「貴方の・・・お兄ちゃんの意見を聞きます。記憶を、取り戻して永遠の別れをしますか?それとも、一緒に壊滅と戦いますか?」
「・・・」
「どうして、ITSUMINは、永遠の別れだと思うの?」
「・・・記憶の上書きをするからです。」
「上書き?」
「今のお兄ちゃんの記憶を、完全に消します。皆さんのこと、この世界のこと、第3世界でのこと、親や兄弟の記憶まで全部。それは、元の記憶を入れるためです。そして記憶を手に入れたお兄ちゃんは、先ほどの方たちとともにあるべき場所へ帰り、2度と私たちを思い出すことはありません。だから、2度と会えません。それが永遠の別れです」
淡々と話すITSUMIN
「同時に、私たちも記憶を失います。本来、お兄ちゃんはこの世界には存在しないのです。」
「・・・他の・・・第1世界とかにいるってこと?」
「・・・違います。もっと遠い世界です・・・。」
雨が、更に激しくなる
「・・・この世界の崩壊の話だけど」
「それは、お答えできません。ただ、お兄ちゃんがいると戦争になります。先ほど、私は天国と地獄の戦争といいました。天国は戦力が少ないのです。だから、戦えば負けます」
「・・・なんで天国と地獄が出てくるの?」
「・・・記憶を取り戻せば分かります。・・・・・・私がお話できるのはギリギリでここまでです。・・・ちょっと話しすぎましたが。意見は、固まりましたか?」
「あら、兄妹仲睦まじいねぇー」
「!!塾T!」
「・・・」
「最初は、覚えてないんじゃないかと思ったけど。そう、そんなこと思ってたのね」
「すみません。迷惑をおかけしました。」
「えっ!いや!かかってないよ迷惑!」
いつもの調子で塾Tが言う
「ITSUMINちゃんは、いいの?」
「私は・・・」
ちら、とriraiveを見る
「今まで、自分のわがままをとおしてきてしまいました。だから、今度はちゃんと。お兄ちゃんのしたいように、望むままに。」
「・・・何度生まれ変わっても、ITSUMIN様の愛は変わらないものですね。敬服いたします。」
「じ、塾T・・・?」
「riraive様。ご決断を。」
「え、ちょっと塾Tまでどうしたのさ・・・」
「クリスマスの夜、言ったはずです。私たちは、12女神だと。」
「!?」
「壊滅と別れ。どちらをとりますか」
「riraive様」
「お兄様・・・」
さぁ、真実の決断を
「壊滅と、別れ。私の勝手な意見で、別れを避けました。riraiveお兄様・・・貴方と、離れたくなかったからです」
「・・・」
「しかし、冷静になって考えてみれば・・・だめですよね。この世界は貴方と私の世界じゃない。他にもたくさん・・・失いたくないものがたくさんあるのに・・・私・・・」
「ITSUMIN・・・」
「貴方の・・・お兄ちゃんの意見を聞きます。記憶を、取り戻して永遠の別れをしますか?それとも、一緒に壊滅と戦いますか?」
「・・・」
「どうして、ITSUMINは、永遠の別れだと思うの?」
「・・・記憶の上書きをするからです。」
「上書き?」
「今のお兄ちゃんの記憶を、完全に消します。皆さんのこと、この世界のこと、第3世界でのこと、親や兄弟の記憶まで全部。それは、元の記憶を入れるためです。そして記憶を手に入れたお兄ちゃんは、先ほどの方たちとともにあるべき場所へ帰り、2度と私たちを思い出すことはありません。だから、2度と会えません。それが永遠の別れです」
淡々と話すITSUMIN
「同時に、私たちも記憶を失います。本来、お兄ちゃんはこの世界には存在しないのです。」
「・・・他の・・・第1世界とかにいるってこと?」
「・・・違います。もっと遠い世界です・・・。」
雨が、更に激しくなる
「・・・この世界の崩壊の話だけど」
「それは、お答えできません。ただ、お兄ちゃんがいると戦争になります。先ほど、私は天国と地獄の戦争といいました。天国は戦力が少ないのです。だから、戦えば負けます」
「・・・なんで天国と地獄が出てくるの?」
「・・・記憶を取り戻せば分かります。・・・・・・私がお話できるのはギリギリでここまでです。・・・ちょっと話しすぎましたが。意見は、固まりましたか?」
「あら、兄妹仲睦まじいねぇー」
「!!塾T!」
「・・・」
「最初は、覚えてないんじゃないかと思ったけど。そう、そんなこと思ってたのね」
「すみません。迷惑をおかけしました。」
「えっ!いや!かかってないよ迷惑!」
いつもの調子で塾Tが言う
「ITSUMINちゃんは、いいの?」
「私は・・・」
ちら、とriraiveを見る
「今まで、自分のわがままをとおしてきてしまいました。だから、今度はちゃんと。お兄ちゃんのしたいように、望むままに。」
「・・・何度生まれ変わっても、ITSUMIN様の愛は変わらないものですね。敬服いたします。」
「じ、塾T・・・?」
「riraive様。ご決断を。」
「え、ちょっと塾Tまでどうしたのさ・・・」
「クリスマスの夜、言ったはずです。私たちは、12女神だと。」
「!?」
「壊滅と別れ。どちらをとりますか」
「riraive様」
「お兄様・・・」
さぁ、真実の決断を
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