11.22.22:27
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08.07.13:00
第113話
「っくしゅいいぃ!」
雨が窓をたたきつける音で、目を覚ます
*緑色メモリー*
「うぉ、栞さん・・・、何でここで寝てんの・・・?」
栞が潤の隣で身じろぎをする
先ほど2階に上がってきたのは潤の部屋で寝るためだったらしい
「つか、寒ぃな。・・・頭治ったし、飯作るか。」
栞に毛布をかけて下におりていく
「あ、潤さん」
「あ?JONさんいたの?つか飯、作ってくれたんだ。」
「おぅよ!ITSUMINと一緒に・・・あれ?そういえばITSUMIN帰ってこねぇな」
「「いただきまーす」」
「食うんかい」
JONが突っ込みを入れてるスキに少しITSUMIN探索に出かける潤
(玄関・・・?)
声がしたほうに近づいていく
「・・・だよ・・・だ・・・」
「お兄・・・破壊・・・」
(あれ?リィいんのか?)
更に近づいていく
「この世界は・・・短い時間だったけど、俺の大事な世界だから」
「?」
玄関のドア越しに会話を聞く
「だから、守るよ」
「じゃぁ・・・」
「一緒に・・・」
(塾Tもいる?つか、何の話・・・?)
「ううん・・・」
「永遠の別れを選ぶよ」
「「!」」
「?」
(別れ・・・?)
「ITSUMIN、記憶を上書きして。」
「・・・・・・はい・・・・」
「riraive様・・・」
(様・・・?つうか、記憶の上書きって・・・)
「本当にこれでよろしいのですか?」
「俺に選ばしてくれるんでしょ?」
「しかし・・・」
「俺さ、みんなを忘れることはつらいし、悲しいよ?だけど、この世界がなくなってしまうことのほうがもっとつらい。だったら・・・俺が一人・・・いなくなったほうがいい」
「・・・・」
「元からこの世界に、俺はいなかったんだ。だから・・・大丈夫だよ」
「俺を・・・この世界から消して」
「記憶を・・・上書きします」
「みんなには言わなくてよろしいんですか・・・?」
「うん。どうせ忘れるからさ」
「モイラ・・・帰るときが来たみたいよ」
「・・・お二人が決断なされたのね」
「上書きを・・・開始します・・・」
「ITSUMIN、泣かないでよ」
「・・・・無理です。」
「・・・じゃぁね」
「・・・・はい・・・」
「!!」
(何だ・・・気持ち悪い・・・!!)
「ま・・・りぃ・・・」
(待て・・・りぃ!!!)
「行っちゃ・・・・ダメ・・・!!」
(行くな!!!!!)
消えていく、貴方との記憶
雨が窓をたたきつける音で、目を覚ます
*緑色メモリー*
「うぉ、栞さん・・・、何でここで寝てんの・・・?」
栞が潤の隣で身じろぎをする
先ほど2階に上がってきたのは潤の部屋で寝るためだったらしい
「つか、寒ぃな。・・・頭治ったし、飯作るか。」
栞に毛布をかけて下におりていく
「あ、潤さん」
「あ?JONさんいたの?つか飯、作ってくれたんだ。」
「おぅよ!ITSUMINと一緒に・・・あれ?そういえばITSUMIN帰ってこねぇな」
「「いただきまーす」」
「食うんかい」
JONが突っ込みを入れてるスキに少しITSUMIN探索に出かける潤
(玄関・・・?)
声がしたほうに近づいていく
「・・・だよ・・・だ・・・」
「お兄・・・破壊・・・」
(あれ?リィいんのか?)
更に近づいていく
「この世界は・・・短い時間だったけど、俺の大事な世界だから」
「?」
玄関のドア越しに会話を聞く
「だから、守るよ」
「じゃぁ・・・」
「一緒に・・・」
(塾Tもいる?つか、何の話・・・?)
「ううん・・・」
「永遠の別れを選ぶよ」
「「!」」
「?」
(別れ・・・?)
「ITSUMIN、記憶を上書きして。」
「・・・・・・はい・・・・」
「riraive様・・・」
(様・・・?つうか、記憶の上書きって・・・)
「本当にこれでよろしいのですか?」
「俺に選ばしてくれるんでしょ?」
「しかし・・・」
「俺さ、みんなを忘れることはつらいし、悲しいよ?だけど、この世界がなくなってしまうことのほうがもっとつらい。だったら・・・俺が一人・・・いなくなったほうがいい」
「・・・・」
「元からこの世界に、俺はいなかったんだ。だから・・・大丈夫だよ」
「俺を・・・この世界から消して」
「記憶を・・・上書きします」
「みんなには言わなくてよろしいんですか・・・?」
「うん。どうせ忘れるからさ」
「モイラ・・・帰るときが来たみたいよ」
「・・・お二人が決断なされたのね」
「上書きを・・・開始します・・・」
「ITSUMIN、泣かないでよ」
「・・・・無理です。」
「・・・じゃぁね」
「・・・・はい・・・」
「!!」
(何だ・・・気持ち悪い・・・!!)
「ま・・・りぃ・・・」
(待て・・・りぃ!!!)
「行っちゃ・・・・ダメ・・・!!」
(行くな!!!!!)
消えていく、貴方との記憶
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