11.22.22:43
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08.07.14:11
第114話
「ゼウス様。riraive様を発見。記憶を・・・修繕いたしたとのことです」
「・・・帰ってくるんだな。」
「ええ・・・何年振りでしょうか・・・」
「これであいつが復活してくれるといいんだけど」
*虹色レイニー*
「こんなに早く決断してくれるとは思わなかったナリね」
「ちょっといじめすぎたかしら~・・・?」
「しかし、地獄側もそろそろ奴が復活するときだ。手段は選んでられぬだろう」
「あなた達!!」
「「「ひっ!!」」」
後ろからポニーテールの女の人が声をかける
「ばれてないとでもお思いかしらぁ?!!」
「え、何が!?」
「アルテミス!アフロディーテ!アマゾン!!3人とも罰として一週間トイレ清掃!!」
「「「えー!!?」」」
「デメテルのけちんぼ~!」
「ちょっとぐらいいいナリよ!!」
「・・・仕事がないからって。」
「・・・聞こえてますわよアマゾン。罰として1ヶ月風呂掃除追加!」
「「「げー!!!」」」
ツカツカと奥に入っていった
「・・・緊張感のない方々ですね・・・」
「まったくね。」
「12女神!緊急召集を行う!地上にいるモイラ、セイレーン、アテナを!尚、アストレイアは現在、記憶に障害があるため。ペルセポネは行方知れずのため欠席とする!」
「「「「「「「はっ!」」」」」」」
「・・・」
「お兄様。」
「・・・ITSUMINか。久しいな。・・・ここは?」
少し、笑ってから疑問をぶつける
「地上でございます。じきに迎えのものが来るかと」
「お久しぶりです、riraive様」
「アテナか。何故お前は地上にいる」
「ゼウス様からの命で。モイラとセイレーンもいます」
「左様か。しかし何故俺はここにいるのだ?」
「・・・それは」
「riraive様も、ゼウス様の命により私たちのアシストをしていただいたのです。ただ少し、強力な相手がいまして、それで少し記憶がとんでおられるようです」
「・・・そうか。」
頭上から音が聞こえる
イリスが地面に着地した
「riraive様、お迎えに上がりました。それから、アテナ、12女神が緊急召集を」
「・・・分かったわ。ITSUMIN様、ちょっと・・・」
「・・・本当によろしいので?」
「はい。お願いします。じきに、私の記憶も消されるでしょう。」
「・・・貴女の体には・・・負担が大きすぎたのでしょうね」
「はい・・・っ、だから最後に・・・」
「貴女の能力だけは、貴女のからだの中に保存しておきます。しかし、人間になった貴女には・・・」
「・・・私は、お兄様を、守るべき対象としていました。でも、今度からはここの人たちを守りたいのです。だから・・・」
「分かりました。それでは・・・」
光がITSUMINの胸から体へと入っていく
「・・・!!」
「・・・終了いたしました」
「ありが・・・と・・・っ!」
記憶がなくなろうとしている。
激しい頭痛がITSUMINを襲う
「アテナ・・・もう大丈夫かしら」
「ええ。モイラとセイレーンは?」
「準備できているわ・・・あ」
「行きましょう」
言葉をさえぎり、塾Tがriraiveに近づいていく
「それでは参りましょうか。お父様のもとへ」
「ああ。イリス、父上の様態は?」
「あ、はい。今のところ、順調に回復しているようです」
「そうかよかった」
安心したように笑う
(・・・バイバイ、riraive君)
riraiveのあとについていくように女神4人が天に向かい飛んでいく
「・・・アテナ・・・」
「あら、七海は?」
「置いてきたわ、私たちの役目は終わりましたから」
「ねぇ、何でITSUMIN様は記憶を・・・」
「・・・それが、彼女が飲んだ条件だからよ」
「え・・・」
イリスが話し出す
「あの方は、riraive様に会いたい一心で、ゼウス様に頼んだそうよ・・・」
『ゼウス様!私をお兄様にあわせてください!!』
『ITSUMIN・・・俺たちも分からないんだよ、riraiveがどこにいるか』
『だったら私!探してきます!』
『それは・・・危険すぎる!君だってあいつの娘なんだぞ!?riraiveのように・・・』
『私は!お兄様に会えればいい!!どんな条件でも飲みます!!』
『・・・ひとつだけ、方法がある』
「それが、『記憶を修復する』作業。しかし、ITSUMIN様の体では、まだ才能が開花していないため、同時に自分の記憶を失うというリスクを払って・・・」
「それ。ITSUMIN様じゃなきゃダメだったの?」
「元は、確かアストレイアの能力が必要なはずだったんだけど・・・」
「藤波ちゃん・・・」
塾Tがつぶやく
「何年経っても見つからないため、ゼウス様も途方にくれていたところ、ITSUMIN様が」
「・・・ITSUMIN様なら12女神全員の能力を使えるものね・・・少しだけど」
「そして、ゼロになった。記憶がなくなった彼女は・・・人間同然」
「何を話しておる?」
riraiveが振り返り問う
「いいえ、地上の話をイリスが聞きたいと申しましたから。・・・もうそろそろですわね」
「う・・・」
「いったぁー・・・なんでこんなに頭いたいのー?二日酔いじゃないよねコレ」
「・・・、何か変」
「え?何?ユウ」
「何かが・・・起こった・・・」
「え?でも別に変わったことなんて・・・全員無事みたいよ?」
潤宅へ向かう途中、頭痛に襲われた二人
「ほおら、みんな揃ってるじゃん。ITSUMINに、潤君、栞にNY。藤波ちゃんに、神凪、神風、めたないと、JONくん、それからあたしとユウ!全部で11人!ね?」
「・・・・うん」
「お、綾さん。遅かったね、いつも無駄に一番に俺の家来るのに。」
「無駄にってなんだよ」
みぞおちを食らわせる綾
「あれ?」
「んー?どしたITSUMIN・・・」
「梅さん、こんなぬいぐるみ持ってましたっけ?」
「キャー!何コレかわいー趣味ね!」
黒いウサギを持ち上げ抱っこする綾
「ばっ!ちが!俺のじゃないよ!」
「潤のじゃないとすると・・・誰のよ。」
「JONさん?」
「え?違うよ?!」
二度と戻らない記憶
最初からなかったように
最後まで思い出せない
永遠の別れ
「・・・」
「ユウ?どうかしたか?」
「・・・別に」
雨は上がっていた
「・・・帰ってくるんだな。」
「ええ・・・何年振りでしょうか・・・」
「これであいつが復活してくれるといいんだけど」
*虹色レイニー*
「こんなに早く決断してくれるとは思わなかったナリね」
「ちょっといじめすぎたかしら~・・・?」
「しかし、地獄側もそろそろ奴が復活するときだ。手段は選んでられぬだろう」
「あなた達!!」
「「「ひっ!!」」」
後ろからポニーテールの女の人が声をかける
「ばれてないとでもお思いかしらぁ?!!」
「え、何が!?」
「アルテミス!アフロディーテ!アマゾン!!3人とも罰として一週間トイレ清掃!!」
「「「えー!!?」」」
「デメテルのけちんぼ~!」
「ちょっとぐらいいいナリよ!!」
「・・・仕事がないからって。」
「・・・聞こえてますわよアマゾン。罰として1ヶ月風呂掃除追加!」
「「「げー!!!」」」
ツカツカと奥に入っていった
「・・・緊張感のない方々ですね・・・」
「まったくね。」
「12女神!緊急召集を行う!地上にいるモイラ、セイレーン、アテナを!尚、アストレイアは現在、記憶に障害があるため。ペルセポネは行方知れずのため欠席とする!」
「「「「「「「はっ!」」」」」」」
「・・・」
「お兄様。」
「・・・ITSUMINか。久しいな。・・・ここは?」
少し、笑ってから疑問をぶつける
「地上でございます。じきに迎えのものが来るかと」
「お久しぶりです、riraive様」
「アテナか。何故お前は地上にいる」
「ゼウス様からの命で。モイラとセイレーンもいます」
「左様か。しかし何故俺はここにいるのだ?」
「・・・それは」
「riraive様も、ゼウス様の命により私たちのアシストをしていただいたのです。ただ少し、強力な相手がいまして、それで少し記憶がとんでおられるようです」
「・・・そうか。」
頭上から音が聞こえる
イリスが地面に着地した
「riraive様、お迎えに上がりました。それから、アテナ、12女神が緊急召集を」
「・・・分かったわ。ITSUMIN様、ちょっと・・・」
「・・・本当によろしいので?」
「はい。お願いします。じきに、私の記憶も消されるでしょう。」
「・・・貴女の体には・・・負担が大きすぎたのでしょうね」
「はい・・・っ、だから最後に・・・」
「貴女の能力だけは、貴女のからだの中に保存しておきます。しかし、人間になった貴女には・・・」
「・・・私は、お兄様を、守るべき対象としていました。でも、今度からはここの人たちを守りたいのです。だから・・・」
「分かりました。それでは・・・」
光がITSUMINの胸から体へと入っていく
「・・・!!」
「・・・終了いたしました」
「ありが・・・と・・・っ!」
記憶がなくなろうとしている。
激しい頭痛がITSUMINを襲う
「アテナ・・・もう大丈夫かしら」
「ええ。モイラとセイレーンは?」
「準備できているわ・・・あ」
「行きましょう」
言葉をさえぎり、塾Tがriraiveに近づいていく
「それでは参りましょうか。お父様のもとへ」
「ああ。イリス、父上の様態は?」
「あ、はい。今のところ、順調に回復しているようです」
「そうかよかった」
安心したように笑う
(・・・バイバイ、riraive君)
riraiveのあとについていくように女神4人が天に向かい飛んでいく
「・・・アテナ・・・」
「あら、七海は?」
「置いてきたわ、私たちの役目は終わりましたから」
「ねぇ、何でITSUMIN様は記憶を・・・」
「・・・それが、彼女が飲んだ条件だからよ」
「え・・・」
イリスが話し出す
「あの方は、riraive様に会いたい一心で、ゼウス様に頼んだそうよ・・・」
『ゼウス様!私をお兄様にあわせてください!!』
『ITSUMIN・・・俺たちも分からないんだよ、riraiveがどこにいるか』
『だったら私!探してきます!』
『それは・・・危険すぎる!君だってあいつの娘なんだぞ!?riraiveのように・・・』
『私は!お兄様に会えればいい!!どんな条件でも飲みます!!』
『・・・ひとつだけ、方法がある』
「それが、『記憶を修復する』作業。しかし、ITSUMIN様の体では、まだ才能が開花していないため、同時に自分の記憶を失うというリスクを払って・・・」
「それ。ITSUMIN様じゃなきゃダメだったの?」
「元は、確かアストレイアの能力が必要なはずだったんだけど・・・」
「藤波ちゃん・・・」
塾Tがつぶやく
「何年経っても見つからないため、ゼウス様も途方にくれていたところ、ITSUMIN様が」
「・・・ITSUMIN様なら12女神全員の能力を使えるものね・・・少しだけど」
「そして、ゼロになった。記憶がなくなった彼女は・・・人間同然」
「何を話しておる?」
riraiveが振り返り問う
「いいえ、地上の話をイリスが聞きたいと申しましたから。・・・もうそろそろですわね」
「う・・・」
「いったぁー・・・なんでこんなに頭いたいのー?二日酔いじゃないよねコレ」
「・・・、何か変」
「え?何?ユウ」
「何かが・・・起こった・・・」
「え?でも別に変わったことなんて・・・全員無事みたいよ?」
潤宅へ向かう途中、頭痛に襲われた二人
「ほおら、みんな揃ってるじゃん。ITSUMINに、潤君、栞にNY。藤波ちゃんに、神凪、神風、めたないと、JONくん、それからあたしとユウ!全部で11人!ね?」
「・・・・うん」
「お、綾さん。遅かったね、いつも無駄に一番に俺の家来るのに。」
「無駄にってなんだよ」
みぞおちを食らわせる綾
「あれ?」
「んー?どしたITSUMIN・・・」
「梅さん、こんなぬいぐるみ持ってましたっけ?」
「キャー!何コレかわいー趣味ね!」
黒いウサギを持ち上げ抱っこする綾
「ばっ!ちが!俺のじゃないよ!」
「潤のじゃないとすると・・・誰のよ。」
「JONさん?」
「え?違うよ?!」
二度と戻らない記憶
最初からなかったように
最後まで思い出せない
永遠の別れ
「・・・」
「ユウ?どうかしたか?」
「・・・別に」
雨は上がっていた
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