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05.19.04:03

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  • 05/19/04:03

08.13.15:40

第115話

「・・・っ!」

最近、頭痛が激しい

*青色ヘッデイク*

「ユ、ユウ?大丈夫?」
「え、うん。大丈夫だよ」

ニッコリ笑って答える
あの日から・・・

何か、起こったあの日からずっと頭がいたい

「ユウさん?頭痛薬だそうか?」
「ううん、別に大丈夫だよ」

またニッコリ笑う

(何なんだろう・・・これ)


「ユウ、ほんとに帰らなくて大丈夫?」

綾が心配そうに覗き込む

「え、うん。ほんと、大丈夫。心配しないで」
「う、うん・・・」

カタン、とテーブルにユウの手が当たる

「あ」

ポスっ
テーブルに置いていた黒いウサギの人形が落ちてきてユウの腕の中に落ちてくる

「!!」

《ユウ・・・ね》

(何・・・)

《思い出して、私たちを》

(誰・・・)

《私の名前は、七海》

(なな・・み・・?)


「ユウ?本当に大丈夫?」
「!あ、あぁうん」

《ユウ・・・》

「!」

頭痛が一層激しくなる

《貴方に期待してるわ・・・第2世界の王・・・》

「!!」

『で、何で塾Tがここに?』


『僕は、向日葵』
『私の本体の名前はりおですわ』

「!!」

『こいつはりぃ・・・』
『riraive!!』

『めたないとと同じにおいがするね』
『にお・・・?』


「!!!」
「ユウ?」

(何・・・?今の・・・)

「ユウ、帰ろう?辛いんでしょ?」
「え?ごめん・・・なんでもないから」

(今のは・・・誰なんだ・・・?)

「本当に大丈夫なのか?」
「え、あ、うん・・・」
「水・・・飲む・・・?」

栞と潤が心配してくる

「や、心配してくれてありがと」

いつもの何考えてるか分からない笑顔で答えるユウ

「本当、大丈夫だから。ゴメンね?」
「いや、いいんだが。」
「何なに?ユウ弱ってんの?」
「JONさん何故喜ぶ。」




分からない

知らないこと

でもきっと記憶の奥

貴方との記憶は消えてない







り返してみせるよ、待ってて
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