11.25.02:32
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11.25.19:46
第19話
『1』栞・潤ペア
ガチャ・・・
「いつ来てもココの資料室はでかいな。」
「そうね・・・私・・・呪文の本読みたい・・・」
「んー・・・じゃぁ俺、何か本読んどくよ」
「・・・」
栞はうなずいて、奥のほうに入っていった
潤は机の方に向かい歩く。机の上に埃がかぶってる本があったので開く
「・・・」
(綾さんの話って何なんだろう。あんな顔して・・・)
まぁいいか。と気を取り直して本の表紙をめくる
(活字ばっかだ・・・眠い・・・)
潤は資料室に栞しかいないことを確認してメガネをはずし、背もたれに寄りかかって寝た
「・・・あった・・・」
栞は探していた本を見つけて取り出す
(この呪文を使う日が・・・来なければいいけど・・・)
パラパラと強力そうな呪文を覚えて行く栞
パタンッ
本を閉じ、潤の様子を見ようと歩いて行く
バタンッ!
戻ろうとしたとき扉を閉める音がした
「・・・?」
(何の音だろう・・・誰か来たのかな・・・?)
「・・・潤?」
誰か来た?と聞こうとしたが、あわてて口を閉じた
「・・・」
寝てる・・・
「潤・・・メガネ外したの久しぶりに見た・・・」
「・・・」
何かが栞の胸を締め付けるような、むなしいのか悲しいのか
「ゴメン・・・」
栞がポツリと呟くと
栞の足元にぽたぽたと雫が落ちた
「ゴメンね・・・!」
潤の左目を震えながら撫でた
ガチャ・・・
「いつ来てもココの資料室はでかいな。」
「そうね・・・私・・・呪文の本読みたい・・・」
「んー・・・じゃぁ俺、何か本読んどくよ」
「・・・」
栞はうなずいて、奥のほうに入っていった
潤は机の方に向かい歩く。机の上に埃がかぶってる本があったので開く
「・・・」
(綾さんの話って何なんだろう。あんな顔して・・・)
まぁいいか。と気を取り直して本の表紙をめくる
(活字ばっかだ・・・眠い・・・)
潤は資料室に栞しかいないことを確認してメガネをはずし、背もたれに寄りかかって寝た
「・・・あった・・・」
栞は探していた本を見つけて取り出す
(この呪文を使う日が・・・来なければいいけど・・・)
パラパラと強力そうな呪文を覚えて行く栞
パタンッ
本を閉じ、潤の様子を見ようと歩いて行く
バタンッ!
戻ろうとしたとき扉を閉める音がした
「・・・?」
(何の音だろう・・・誰か来たのかな・・・?)
「・・・潤?」
誰か来た?と聞こうとしたが、あわてて口を閉じた
「・・・」
寝てる・・・
「潤・・・メガネ外したの久しぶりに見た・・・」
「・・・」
何かが栞の胸を締め付けるような、むなしいのか悲しいのか
「ゴメン・・・」
栞がポツリと呟くと
栞の足元にぽたぽたと雫が落ちた
「ゴメンね・・・!」
潤の左目を震えながら撫でた
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