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11.24.11:27

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  • 11/24/11:27

01.08.18:03

第66話

*NY*

通り過ぎる人々がチラチラと自分を見てくるのがわかった

(?そんなにこの服変かな?めたないとの服だし・・・普通だと思うけど・・・)

その視線が「美形だから」というわけとも知らず、堂々と歩くNY

「・・・あ」

店の前を歩いていると服の店があった

「これ、似合いそうアイツ。」

手に取ったものをしばらく悩んだ末、買いに行くNY

「わぁ、ホントだ」

どこかから女の子の黄色い声が聞こえる。それが「NYがかっこいいというのが本当だ」という意味とは考えもせずさっさと立ち去る

「時間余っちゃったなぁ・・・」

ウロウロしているNYの後ろを女の子たちがついてきているとも知らず、適当ないすに腰掛ける


「あの・・・」

座ったとたんその女の子共から声をかけられる

「はい?」
「ここの方ですか?」
「いえ・・・」

(何この子等)

疑問に思うNYをそっちのけで恥ずかしがりながらも女の子共は質問を続ける

「いくつなんですか?」
「15です」
「え?年下だってー」

(つうことは年上?ちっさ。ま、平均か)

いい加減だるくなるNY

「ここじゃないってことはどこから・・・」

質問の途中で立ち上がる。疑問に見つめる少女たち

「君らの知らない世界だよ。これで満足かな?」

そしてニコッと笑い去っていく

(あぁー解放されたー)


「???」
「結局どこ?」

少女たちはその後そのなぞを解かないまま、成長していくだろう(遠い目)



「雪だ・・・」

外に出たNYは正面玄関前にめたないとの姿を見つける

「おぃ」
「あ、終わったの?」
「何でここにいるのよ。寒いでしょ?」
「自分こそ。俺は別に・・・」
「・・・雪がきれいだったから」
「?!」
「とかいわないでよね?見かけとぴったり過ぎるから」

フッと笑って上着を渡す

「それ、持ってきといた上着。薄着だから寒いでしょ?着ときなさいよ」
「何で先に渡さないのさ」
「渡してもらえるだけありがたいと思ったら?」
「はい・・・」

おとなしく上着を着るめたないと

「ホワイトクリスマス、ねぇ・・・」
「あ、言い忘れてた。NY」
「ん?」
「メリークリスマス」

一拍あけて少し幼く笑いながら

「メリークリスマス」

言うと同時に白い息が上へ昇っていった
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無題

こちらでは初めましてー!コメントしてしまいました美鶴です。

レスにも書かせていただいたんですが小説面白いですね!最近寒いのでお体にお気をつけて。

受験生にインフル予防は必須です←

  • 2009年01月09日金
  • 美鶴
  • 編集
Re:無題
わわわーっ
美鶴様っ!!ここに足を運んできてくださるとはっ!!
小説おもろいですかっ?!ああああありがとうございますっ!!
お体には気をつけときます!!インフル予防します!!←
2009/01/09 20:13

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