11.27.22:15
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02.09.23:06
第78話
*緑色ファイスフル*
「・・・成功か?」
「成功だよ」
「にしても・・・第2世界?というのはえらく質素なものだな。生活感が無いというか」
「ところで、どれが誰か分からないよ」
「・・・どれか起こすか」
《雷光!》
「ふぎゃあぁあぁ!」
「ぬ?強すぎたか?」
「生きてるみたいだよ」
神凪が電撃を浴びせるとriraiveが飛び起きた
「な、何すんだあぁ!・・・あれ?神神兄妹・・・?」
「何をほざいているのじゃおぬし。というより神神兄妹とは何じゃ!!」
「riraive?だっけ?あなたの世界はここであってる?」
「え?あ、あぁここは俺らの世界だけど・・・」
はてなマークを飛ばしながら辺りを見回すriraive
「この状況どうする?」
「運んだほうが良いじゃろう。ここにいても風邪を引くし。もう夜中じゃしなぁ」
空を見上げて神凪がつぶやく
「人間は凍死するよ。兄上」
「ん?霊魂は凍死・・・しないか」
「うん、しないよ。」
「ん・・・んぅ・・・」
めたないとが起き上がる
「ぅあっ!NYやめ!!・・・・・・ふぇ?第2世界・・・?」
「あ、おはよう。・・・おのこか?」
「・・・・誰君。あと、君も・・・」
めたないとが不思議そうに神凪と神風をみる
「まぁ、話は後で。皆運ぶの手伝って・・・って言ってもこの量は無理か」
「いや、大丈夫だけど?」
「はい?」
riraiveがはてなマークを浮かべるとめたないとはNY、ITSUMIN、栞、向日葵(七海付)を担ぐ
「うぉっ!力持ち!」
「アホ言ってないで。綾、連れてきてよ。女一人くらいなら大丈夫でしょ」
「馬鹿にすんね。君も」
綾をおぶり、よろけるとめたないとに笑われた
残ったのはユウ、JON、潤、塾Tである
「・・・あ・・・」
「え?神風?」
フラッ・・・
「神風!」
トスッ
「!お前、起きていたのか・・・?」
「いや、今起きた。寒すぎて。」
倒れかけた神風を潤が支えて助けていた
「ス―・・・ス―・・・」
「先ほど、お前らを一気にここへ運んだからな。また疲れがたまったはずじゃ」
「そっか、小さい体なのに頑張るな。」
「馬鹿にするでない!」
「馬鹿にしてないよ。尊敬。」
にこっと潤が笑うと、塾Tが起きた
「んー?寒っ!何ココ!第2世界?!久しぶりに来たぁ」
「塾T。そんなこと言ってる場合ですか。どれか運べます?」
「ユウ君なら小柄だから大丈夫かもっJON君無理だけどっ!」
「じゃぁ、俺運びます。神凪。神風ちゃん運べるよな?」
神凪のほうを振り向くといいにくそうに顔を上げる
「・・・あの・・・神風はおぬしが連れて行ってくれぬか?その・・・神風はおぬしの腕が居心地いいみたいじゃから・・・」
「分かった。お前の・・・なんだっけ?雷光?とか言うの。暖かくできない?」
「・・・?できるが?」
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