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中間世界

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11.24.02:16

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  • 11/24/02:16

02.15.04:18

第84話

「ゆ・・・ない・・・」
「えぇ?きっこえないなぁ?妖怪巫女さん」

「許さない。許さない許さない許さない許さない!!」
「栞さん!」

ダンダンと地面に拳を叩きつけながら叫ぶ
その手が血だらけになるほど叩きつける

「潤の目を奪って!!私達の生きる意味を奪って!!お前にそんな権利なんてない!!」
「栞さんやめろ!!これ以上手を傷つけるな!」
「いらない!こんな世界要らない!!!消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ!!」
「栞さん!!!」

「潤以外いらない!!全部消えちゃえ――――!!!!」



フッ

あたりがいきなり真っ暗になった

「え・・・?」
「栞さん。俺に捕まって。」

潤はいる。いるはずなのに・・・掴めない。どこ潤・・・どこ?手を握っていて・・・!いや!一人なんて!!


そこで夢は覚めた

「潤・・・いや、離れないで・・・」
「離れないよ。」
「一緒にいて・・・」
「一緒にいるよ。」

あぁそうか。栞さんは、クリスマス、昔の俺たちの街へ行ったからこんな夢を見たんだ。
昔のことだけど、忘れたらいけない俺らの過去。

でもそのあと、暗闇のあと出会ったでしょう?
心配そうなユウさんの顔と、びっくりした綾さんの顔。それからちょっと叫んでためたないと。

「そう・・・私達の2番目に大事な・・・仲間との出会い・・・」



あ、一はもちろんあなただから・・・
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