11.24.00:55
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11.23.15:37
第9話
この空の向こうに2つも世界があるんだなぁ
「ん?」
*橙色ピストル*
「あれ?あれれ?!」
(無い無い無いあたしのピストルー!!)
散々探し回ったが無い。
疲れてレンガの上に腰掛けて溜息をつく。
うつむくと、自分のものではない影が重なっていた
「ニューヨーク・・・」
「うわっ栞さんっいつも気配消して出てこないでよぉ」
「それ・・・潤にも言われた・・・コレ・・・」
差し出された手に握られていたのは散々探し回っていたピストルだった
「あぁっ!ありがとぅ!探してたんだ!」
「うん・・・また・・・仕事場に・・・忘れてたよ・・・?」
「ホント?あ、でもよくあたしのだって分かったね?」
「・・・・そんな事いったって・・・ピストル持ってるの・・・この世界で・・・NYだけだし・・・これ・・・NYが自分でつけたマーク・・・」
「あ、ホントだ・・・アハハ」
「・・・」
「隣・・・」
「?あ、いいよ?」
NYが少し移動してスペースを作ると栞はソコに可愛らしくちょこんと座った
「この前・・・新しい子が来たの・・・riraiveって言って・・・第3世界から・・・」
「へぇ、何年ぶりだっけ?ITSUMINが最後に来てからだいぶ経ったよね?」
「うん・・・すごくうるさいけど・・・バカだけど・・・いい子だから・・・すぐ仲良くなれる・・・」
と思う・・・と付け足した栞に、うんとNY笑って頷いた
「あ、今度遊ぶんだって?潤から聞いたよ。潤も知ってたんでしょ?そのとき言えばいいのにね?」
「ホント・・・潤も・・・大概バカ・・・あ、そろそろ・・・」
「あ、うん教えてくれてありがとね。バイバイ」
栞の後姿を見送ってからNYはまた空を見上げた
空はさっき見たみたいに鮮やかな青じゃなく橙色になっていた
(どんな奴なんだろう)
「第3世界かぁ」
橙色の空を見上げながら呟いた
この空のムコウ側にある世界
「ん?」
*橙色ピストル*
「あれ?あれれ?!」
(無い無い無いあたしのピストルー!!)
散々探し回ったが無い。
疲れてレンガの上に腰掛けて溜息をつく。
うつむくと、自分のものではない影が重なっていた
「ニューヨーク・・・」
「うわっ栞さんっいつも気配消して出てこないでよぉ」
「それ・・・潤にも言われた・・・コレ・・・」
差し出された手に握られていたのは散々探し回っていたピストルだった
「あぁっ!ありがとぅ!探してたんだ!」
「うん・・・また・・・仕事場に・・・忘れてたよ・・・?」
「ホント?あ、でもよくあたしのだって分かったね?」
「・・・・そんな事いったって・・・ピストル持ってるの・・・この世界で・・・NYだけだし・・・これ・・・NYが自分でつけたマーク・・・」
「あ、ホントだ・・・アハハ」
「・・・」
「隣・・・」
「?あ、いいよ?」
NYが少し移動してスペースを作ると栞はソコに可愛らしくちょこんと座った
「この前・・・新しい子が来たの・・・riraiveって言って・・・第3世界から・・・」
「へぇ、何年ぶりだっけ?ITSUMINが最後に来てからだいぶ経ったよね?」
「うん・・・すごくうるさいけど・・・バカだけど・・・いい子だから・・・すぐ仲良くなれる・・・」
と思う・・・と付け足した栞に、うんとNY笑って頷いた
「あ、今度遊ぶんだって?潤から聞いたよ。潤も知ってたんでしょ?そのとき言えばいいのにね?」
「ホント・・・潤も・・・大概バカ・・・あ、そろそろ・・・」
「あ、うん教えてくれてありがとね。バイバイ」
栞の後姿を見送ってからNYはまた空を見上げた
空はさっき見たみたいに鮮やかな青じゃなく橙色になっていた
(どんな奴なんだろう)
「第3世界かぁ」
橙色の空を見上げながら呟いた
この空のムコウ側にある世界
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