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11.23.21:19

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  • 11/23/21:19

03.31.04:43

「信乃姫様は昔、といっても前世です。この国の王の娘、つまり姫に当たる位におつきになっている方でした。私ども2人を合わせて、6人の家来を引き連れていらっしゃいました」

誰も部外者のいない屋上で風間が丁寧に話す

「国は平穏に治められていましたが・・・反乱がおき、国側はほぼ全滅。姫様のお命も、亡くなられるのは時間の問題でした。私達は必死で逃げるよう申し立てましたが・・・ここを死に場所にしたいと・・・」
「「風間っち、泣くなよー」」
「次元が違いすぎてよくわかんないけどさ☆」

部外者・・・しいて言うなら腐れ幼馴染と悪がき双子

「ちなみに、性別が今ではごっちゃになる。ということもあります。他の家来がどうかは知りませんが。清火と私は前世は男でしたし、信乃様は姫ですので」
「あぁー・・・・・・・ん?」
「?」
「風間君・・・・前世男ってことは・・・」
「あ、今は女でございます。」
「?!!」
「「え、気づいてなかったの・・・?」」
「ドン引き★」
「それは失礼です姫様ぁ!」
「清火、いいんですよ。私が姫様に忘れていたら思い出していただけるように男子の制服できたのが、そもそもの間違いですので」
「・・・はぁい」

皆気づいてたんだ・・・

「私達の感覚によるとあとの4にんの家来はこの学校にいると・・・」
「・・・」
「・・・」

「「「ん?」」」

信乃、風間、清火がいっせいに陰瑠、雷那、山登をみる

「まさかこいつらってわけじゃ・・・」
「すみません。多分この方達です。」
「ええ!?」
「名前が一致してますので多分そうかと・・・まだ確実ではありませんけどぉ」


「「「んん???」」」

「何だよ」
「え?もしかして俺ら選ばれた戦士ー?」
「うそうそかっちょいいじゃん☆」

のん気なもんだ。

「絶対違う。ていうか話自体信じられないし・・・」

信乃の呟きを皆が無視する

「あ、もう1つ言わなきゃなことが風間様!」
「あぁ、ここからが重要なんです姫様・・・」
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