11.23.09:49
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04.06.16:55
一匹狼とメガネお嬢 その後
「・・・・思い出した。お前新家の党首の孫だな」
「あ、知ってるんですか?」
「まぁ、聞いたことあったし。親の事情で行った事あったから」
「おじい様にバレたらいけないって言われてたので秘密にしてたんですよ」
「じゃぁ、俺も駄目じゃねぇか」
「いえ、鬼徹さんはいいんです」
「んでだよ」
「おじい様がお前が本当に信頼できる人になら言ってもいいよって」
また屈託の無い笑顔で微笑む睦月。
「・・・」
「頬の傷。大丈夫ですか?」
「ああ、別にかすっただけだし」
「すみません、できるだけあたらないようにしたつもりだったんですが」
「んなことよりお前は?」
「大丈夫です。相手雑魚かったので!」
「・・・あぁ、そう」
鬼徹が少し微笑む
「わ、笑いましたね鬼徹さん!!」
「だからなんだよ・・・」
「すごいすごい!いや、はじめてみたので!」
「そうか?まぁよく笑うほうではないけど」
「はい。いつも仏頂面ですよね!」
「・・・まぁそうだな。」
こいつは・・・正直すぎる
「睦月。取り合えず帰るぞ」
「・・・・」
「今度は何だ」
「初めて名前呼んでくれましたね!」
「は?あぁ・・・だってお前、そのメガネ伊達だろ」
「はい!変装用にとおじい様が」
「だったらメガネって呼ぶのはおかしいだろうが」
で、消去法で”睦月”
「嬉しいですね」
「何がだ」
「名前で呼び合うって距離縮まった気しません?」
「・・・そうかよ」
「はい、そうです」
「鬼徹・・・」
「ふざけてんのかてめぇ」
「はい。」
「・・・じゃぁもう睦月とは呼ばねぇ」
「えー!!いやです!」
「・・・お嬢でどうだ?」
「・・・あなたこそふざけてるでしょ?」
「俺は至ってまじめだ」
「じゃぁ天然ですね!!」
「・・・っっ!!!」
一匹狼はある日、メガネで三つ編みの可愛らしいお嬢に会いました
そのお嬢は誰よりも強く、誰よりも可憐でした
一匹狼がお嬢になついて離れなくなったのはまだ、先のお話。
「あ、知ってるんですか?」
「まぁ、聞いたことあったし。親の事情で行った事あったから」
「おじい様にバレたらいけないって言われてたので秘密にしてたんですよ」
「じゃぁ、俺も駄目じゃねぇか」
「いえ、鬼徹さんはいいんです」
「んでだよ」
「おじい様がお前が本当に信頼できる人になら言ってもいいよって」
また屈託の無い笑顔で微笑む睦月。
「・・・」
「頬の傷。大丈夫ですか?」
「ああ、別にかすっただけだし」
「すみません、できるだけあたらないようにしたつもりだったんですが」
「んなことよりお前は?」
「大丈夫です。相手雑魚かったので!」
「・・・あぁ、そう」
鬼徹が少し微笑む
「わ、笑いましたね鬼徹さん!!」
「だからなんだよ・・・」
「すごいすごい!いや、はじめてみたので!」
「そうか?まぁよく笑うほうではないけど」
「はい。いつも仏頂面ですよね!」
「・・・まぁそうだな。」
こいつは・・・正直すぎる
「睦月。取り合えず帰るぞ」
「・・・・」
「今度は何だ」
「初めて名前呼んでくれましたね!」
「は?あぁ・・・だってお前、そのメガネ伊達だろ」
「はい!変装用にとおじい様が」
「だったらメガネって呼ぶのはおかしいだろうが」
で、消去法で”睦月”
「嬉しいですね」
「何がだ」
「名前で呼び合うって距離縮まった気しません?」
「・・・そうかよ」
「はい、そうです」
「鬼徹・・・」
「ふざけてんのかてめぇ」
「はい。」
「・・・じゃぁもう睦月とは呼ばねぇ」
「えー!!いやです!」
「・・・お嬢でどうだ?」
「・・・あなたこそふざけてるでしょ?」
「俺は至ってまじめだ」
「じゃぁ天然ですね!!」
「・・・っっ!!!」
一匹狼はある日、メガネで三つ編みの可愛らしいお嬢に会いました
そのお嬢は誰よりも強く、誰よりも可憐でした
一匹狼がお嬢になついて離れなくなったのはまだ、先のお話。
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04.06.16:36
一匹狼とメガネお嬢 後編
「あ!」
「あ”!」
「鬼徹さん!」
「・・・メガネ」
黒髪の三つ編みがゆれながら近づいてくる
「・・・なんか用かよ」
「何にも!」
屈託の無い笑顔で毒を吐く・・・こいつは新睦月というらしい。名前はこの前知った。
こいつが財布を落としたのを拾ってやったのは覚えてるが感謝されてるとは思わなかった。ビビッてたからな。明らかに。
ある日3年の不良に呼び出されたから3年校舎に行ったら途中こいつがかつあげされていた。助けてやったがこいつは動じてなかった。あくまで冷静に、3年の不良に毒を吐いてた
すごい女だ。とりあえず
「じゃ、特に用はないので」
「じゃぁ最初から呼ぶな・・・」
手を振り向こうに消えていく睦月に衝動で手を振りそうになるが止めといた。
「おい、お前如月鬼徹か?」
突然後ろからお呼びが掛かる。この学年の声じゃないから、どうせまた3年だろう。振り返るとこの前鬼徹がふっとばしたかつあげ野朗がいた
「よう、覚えてるか?」
「・・・・・・・・・誰だお前。」
「おい、忘れたわけじゃねぇよな?」
「いや、まじで。あ、待て。思い出せそうだ・・・・・・・・」
「・・・」
「・・・・・・・・・誰だお前。」
「思い出せてねえじゃねえか!!!」
「いや、マジで誰?」
「お前がこの前1年の女かばって吹っ飛ばした野朗だよ!!」
「あぁ」
「簡単に思い出すな!!」
何がしたいんだこいつ・・・
「まぁいい。ちょっと来い」
「いや、これから授業だから」
「いいから来いっつってんだろうが!!」
ダンッ!!
(・・・また壁壊した・・・)
「あのねセンパイ。これ以上学校壊すの止めろよ、つうか授業さぼったらいけないだろ。お前の脳みそうじ虫以下だな」
「んだとごら!!!」
「はいはい。・・・んー・・・センパイが望んでることして、俺が勝ったら全責任かぶってくれる?」
「はっ!!いい度胸だ。俺には仲間がいるんだぜ?」
「いや、あんた程度の仲間だったら数多くても大丈夫だから」
「・・・・・・まぁいい。来いよ」
「あ、あの子じゃねえか?」
「メガネで三つ編み・・・あいつだな先輩が言ってたの」
「よし連れて行くぜ」
「・・・まだかあいつら・・・」
「ねぇセンパイ。仲間そろってんじゃん。はじめねぇの?」
「うっさい!もうすぐ来るんだよ!」
ズル・・・ズル・・・
「ん?引きずってる音?」
「はぁー、やっとついた。やっぱ男3人引きずるのはめんどくさいわ・・・。あ!鬼徹さん!お怪我ありませんかー?」
「な、メガネ!?」
「な、なんであいつら!!あの女何を」
「あ、そうそう先輩。この3人が私を誘拐しようとしたんで連れてきたんですけど。私を人質にして鬼徹さん倒すって話本当ですか?」
「なっ!」
「まじか・・・まぁ考えそうだよな・・・」
「クソ・・・お前ら!その女人質にしろ!!!怪我させてもいい!!!たく、あいつらどこでしくったんだ・・・?とりあえずその女捕まえろ!!!」
『オオッスッ!!!』
「・・・話し合いは無駄ですか・・・」
髪を解き、メガネをはずす
「後悔・・・すんなよ?」
「な、あいつ!危な・・・!」
「動くな!」
ナイフを突きつけられる。これじゃどっちを人質にするかわからねぇじゃねぇか
「あの女が捕まってから、お前をぼこぼこにしてやる」
「っ!」
「先輩方。ちょっと痛いぜ?」
睦月が向かってくる男共をみぞおちで片付けていく
「な、何だこの女!」
「うがっ!!」
「ぐはぁ!!」
見る見るうちに男共は倒れていく
「ど、どうしたんだ・・・?!」
「あいつ・・・」
「終了♪」
睦月が倒れた男共をジャンプして鬼徹に近づいていく
「ち、近づくな!近づいたらこいつを刺すぞ!!!」
「先輩・・・ソレ。鬼徹さんに向けた限り覚悟しろよ?」
「なっ!」
「あ、あと鬼徹さん。ちょっと怪我するかも」
「・・・・あぁ・・・」
次の瞬間睦月が先輩にとびかかった。鬼徹に突きつけられたナイフが鬼徹の頬をかする
「らああぁっ!!!」
ドゴォンッ!!!
睦月の顔面とび蹴りがきれいに決まり先輩はプレハブの壁にぶち当たり、またもや気絶した
「あ”!」
「鬼徹さん!」
「・・・メガネ」
黒髪の三つ編みがゆれながら近づいてくる
「・・・なんか用かよ」
「何にも!」
屈託の無い笑顔で毒を吐く・・・こいつは新睦月というらしい。名前はこの前知った。
こいつが財布を落としたのを拾ってやったのは覚えてるが感謝されてるとは思わなかった。ビビッてたからな。明らかに。
ある日3年の不良に呼び出されたから3年校舎に行ったら途中こいつがかつあげされていた。助けてやったがこいつは動じてなかった。あくまで冷静に、3年の不良に毒を吐いてた
すごい女だ。とりあえず
「じゃ、特に用はないので」
「じゃぁ最初から呼ぶな・・・」
手を振り向こうに消えていく睦月に衝動で手を振りそうになるが止めといた。
「おい、お前如月鬼徹か?」
突然後ろからお呼びが掛かる。この学年の声じゃないから、どうせまた3年だろう。振り返るとこの前鬼徹がふっとばしたかつあげ野朗がいた
「よう、覚えてるか?」
「・・・・・・・・・誰だお前。」
「おい、忘れたわけじゃねぇよな?」
「いや、まじで。あ、待て。思い出せそうだ・・・・・・・・」
「・・・」
「・・・・・・・・・誰だお前。」
「思い出せてねえじゃねえか!!!」
「いや、マジで誰?」
「お前がこの前1年の女かばって吹っ飛ばした野朗だよ!!」
「あぁ」
「簡単に思い出すな!!」
何がしたいんだこいつ・・・
「まぁいい。ちょっと来い」
「いや、これから授業だから」
「いいから来いっつってんだろうが!!」
ダンッ!!
(・・・また壁壊した・・・)
「あのねセンパイ。これ以上学校壊すの止めろよ、つうか授業さぼったらいけないだろ。お前の脳みそうじ虫以下だな」
「んだとごら!!!」
「はいはい。・・・んー・・・センパイが望んでることして、俺が勝ったら全責任かぶってくれる?」
「はっ!!いい度胸だ。俺には仲間がいるんだぜ?」
「いや、あんた程度の仲間だったら数多くても大丈夫だから」
「・・・・・・まぁいい。来いよ」
「あ、あの子じゃねえか?」
「メガネで三つ編み・・・あいつだな先輩が言ってたの」
「よし連れて行くぜ」
「・・・まだかあいつら・・・」
「ねぇセンパイ。仲間そろってんじゃん。はじめねぇの?」
「うっさい!もうすぐ来るんだよ!」
ズル・・・ズル・・・
「ん?引きずってる音?」
「はぁー、やっとついた。やっぱ男3人引きずるのはめんどくさいわ・・・。あ!鬼徹さん!お怪我ありませんかー?」
「な、メガネ!?」
「な、なんであいつら!!あの女何を」
「あ、そうそう先輩。この3人が私を誘拐しようとしたんで連れてきたんですけど。私を人質にして鬼徹さん倒すって話本当ですか?」
「なっ!」
「まじか・・・まぁ考えそうだよな・・・」
「クソ・・・お前ら!その女人質にしろ!!!怪我させてもいい!!!たく、あいつらどこでしくったんだ・・・?とりあえずその女捕まえろ!!!」
『オオッスッ!!!』
「・・・話し合いは無駄ですか・・・」
髪を解き、メガネをはずす
「後悔・・・すんなよ?」
「な、あいつ!危な・・・!」
「動くな!」
ナイフを突きつけられる。これじゃどっちを人質にするかわからねぇじゃねぇか
「あの女が捕まってから、お前をぼこぼこにしてやる」
「っ!」
「先輩方。ちょっと痛いぜ?」
睦月が向かってくる男共をみぞおちで片付けていく
「な、何だこの女!」
「うがっ!!」
「ぐはぁ!!」
見る見るうちに男共は倒れていく
「ど、どうしたんだ・・・?!」
「あいつ・・・」
「終了♪」
睦月が倒れた男共をジャンプして鬼徹に近づいていく
「ち、近づくな!近づいたらこいつを刺すぞ!!!」
「先輩・・・ソレ。鬼徹さんに向けた限り覚悟しろよ?」
「なっ!」
「あ、あと鬼徹さん。ちょっと怪我するかも」
「・・・・あぁ・・・」
次の瞬間睦月が先輩にとびかかった。鬼徹に突きつけられたナイフが鬼徹の頬をかする
「らああぁっ!!!」
ドゴォンッ!!!
睦月の顔面とび蹴りがきれいに決まり先輩はプレハブの壁にぶち当たり、またもや気絶した
04.06.15:57
一匹狼とメガネお嬢 前編
「おい」
「は、はい」
明らかにけんか腰の少年が財布を差し出す
「落ちたぞ」
「・・・ありがとうございます」
一匹狼とメガネお嬢
(優しい人だったなぁ・・・ちょっと怖かったけど。)
新睦月(アラタ ムツキ)。今年度入学したお嬢様お坊ちゃま学園で早くも劣等感を感じてるお嬢様。流行おくれのメガネを愛用。
「おい、新。」
「?あ、はい先生」
「これ、資料室まで運んでくれんか?」
目の前の先生が抱えているダンボールには世界地図や何やらが入っている。明らかに女子生徒に持たせるものじゃない
・・・まぁ、この先生も困ってるんだろう・・・
「分かりました。資料室ですね」
「おお。コレ、鍵だ。じゃ、よろしく頼むな」
なんてベタベタなシチュエーションなんだろう・・・。やっぱメガネっ娘は損なのか・・・←
(にしても・・・資料室って3年の校舎通らなきゃじゃん・・・明らかにやばい・・・)
今年度の3年生はお嬢様お坊ちゃま学園であるにもかかわらず、不良やらヤンキーが多い。その渦中に気の弱そうなメガネっ娘は非常にやばい
(あの、教師・・・親の特権で首にできたりしないだろうか・・・)
無理だろ。
「重そうだね?」
・・・なんかいる。後ろになんかいる。しかも気配が心配してない。明らかにいい鴨として見られてる・・!!!
「君何年?」
「1年です・・・」
「へぇ、あ、ところで君お金持ってる?」
「・・・何故ですか?」
「何故って、この学園の3年がどういうことするかぐらい、分かるよね?1年だから」
「私は先輩にお金を上げるほど余裕を持っていませんので」
「口答え?」
「丁寧にお断りしてるんです」
ダンッ!!
先輩の蹴りが壁を撃破する。そしてこちらににっこり笑いかける
「お金w」
せっかくなので笑いかけてあげよう
「ありませんw」
「ふざけてんのか?」
「不良の先輩相手にふざけれるほど度胸ありません。どいてください、資料室に行くので」
「てめぇっ」
「あ」
先輩が胸ぐらをつかむと同時に後ろに人影が
ドゴッ
ズサーッ
結果。先輩顔の側面から蹴りを入れられぶっ飛ぶ
「・・・てめえはもうちょっといい解決法を知らねぇのか」
「あ、あなた・・・あのときのけんか腰の好青年じゃないですか!いや、その節はどうも!」
「・・・お前喧嘩売ってんのか?」
「まさか。感謝してます。あれ私の全財産だったので」
けんか腰の好青年は不機嫌そうにああ、そうと答える
「お名前だけでもいいですか?」
「・・・・知ってどうする?」
「さぁ?なぜか知っておきたいんです。」
「・・・・如月鬼徹・・・」
「きさらぎきてつ・・・・きが多い気がしますね」
「お前やっぱり喧嘩売ってるだろ!!」
「私の名前は新睦月です。よろしくお願いします。あ、廊下で見かけたら大声で声かけますね」
「大声じゃなくていい・・・」
「じゃぁ、声かけてもいいってことですね」
「・・・・・勝手にしろ」
ちなみに先輩・・・・・気絶中
「は、はい」
明らかにけんか腰の少年が財布を差し出す
「落ちたぞ」
「・・・ありがとうございます」
一匹狼とメガネお嬢
(優しい人だったなぁ・・・ちょっと怖かったけど。)
新睦月(アラタ ムツキ)。今年度入学したお嬢様お坊ちゃま学園で早くも劣等感を感じてるお嬢様。流行おくれのメガネを愛用。
「おい、新。」
「?あ、はい先生」
「これ、資料室まで運んでくれんか?」
目の前の先生が抱えているダンボールには世界地図や何やらが入っている。明らかに女子生徒に持たせるものじゃない
・・・まぁ、この先生も困ってるんだろう・・・
「分かりました。資料室ですね」
「おお。コレ、鍵だ。じゃ、よろしく頼むな」
なんてベタベタなシチュエーションなんだろう・・・。やっぱメガネっ娘は損なのか・・・←
(にしても・・・資料室って3年の校舎通らなきゃじゃん・・・明らかにやばい・・・)
今年度の3年生はお嬢様お坊ちゃま学園であるにもかかわらず、不良やらヤンキーが多い。その渦中に気の弱そうなメガネっ娘は非常にやばい
(あの、教師・・・親の特権で首にできたりしないだろうか・・・)
無理だろ。
「重そうだね?」
・・・なんかいる。後ろになんかいる。しかも気配が心配してない。明らかにいい鴨として見られてる・・!!!
「君何年?」
「1年です・・・」
「へぇ、あ、ところで君お金持ってる?」
「・・・何故ですか?」
「何故って、この学園の3年がどういうことするかぐらい、分かるよね?1年だから」
「私は先輩にお金を上げるほど余裕を持っていませんので」
「口答え?」
「丁寧にお断りしてるんです」
ダンッ!!
先輩の蹴りが壁を撃破する。そしてこちらににっこり笑いかける
「お金w」
せっかくなので笑いかけてあげよう
「ありませんw」
「ふざけてんのか?」
「不良の先輩相手にふざけれるほど度胸ありません。どいてください、資料室に行くので」
「てめぇっ」
「あ」
先輩が胸ぐらをつかむと同時に後ろに人影が
ドゴッ
ズサーッ
結果。先輩顔の側面から蹴りを入れられぶっ飛ぶ
「・・・てめえはもうちょっといい解決法を知らねぇのか」
「あ、あなた・・・あのときのけんか腰の好青年じゃないですか!いや、その節はどうも!」
「・・・お前喧嘩売ってんのか?」
「まさか。感謝してます。あれ私の全財産だったので」
けんか腰の好青年は不機嫌そうにああ、そうと答える
「お名前だけでもいいですか?」
「・・・・知ってどうする?」
「さぁ?なぜか知っておきたいんです。」
「・・・・如月鬼徹・・・」
「きさらぎきてつ・・・・きが多い気がしますね」
「お前やっぱり喧嘩売ってるだろ!!」
「私の名前は新睦月です。よろしくお願いします。あ、廊下で見かけたら大声で声かけますね」
「大声じゃなくていい・・・」
「じゃぁ、声かけてもいいってことですね」
「・・・・・勝手にしろ」
ちなみに先輩・・・・・気絶中
11.30.10:46
愛と勇気と関西弁と 下
*次の日*
「なぁ、李央の好きな奴って」
「しつっこい!」
朝からもう3回ぐらい聞いたわその台詞!あれ?そんなしつこくない?てか追って来ないで!次あんた違う教室じゃん!
「忘れてっていったじゃん」
「俺と李央の仲やんっ教えてぇなぁ」
いや、真顔はかっこいいけど、いきなり目の前で「貴方の事が好き」って言われても困るよね?
「・・・あんたには、言えない」
こんな所で。大体告白っつうのはなぁ!!(キレる)
「・・・誰や?」
え?何いきなり?違う人みた・・・ってかここどこ?!逃げてたから分かんなかったけど!(学校広い)人がいないよ?!通ってないよ?!
「そいつ誰や?俺にも言えんか?本気なんか?」
「いや、本気だけど・・・えと・・・」
え?亮、なんか恐くない?ちょ・・・
「李「こらーっ!!!お前等!授業はもう始まっとるぞー!!」
「「げぇっ!!」」
こ、こんな所で生活指導員様とめぐり合えるなんて、最悪だー!!確かにちょっと助けてとか思ったけどさぁ!
グ―――イ。
「李央!逃げるぞ!」
ちょっおまっ女子と男子の走力平等に見るな馬鹿者っ!!転ぶっ!
「お前、足遅っ!!」
「うっさい!」
あんたが速いだけだ!!
*体育館・地下(現在未使用)*
はぁ・・・はぁ・・・
「ここなら来れへんやろ」
「あぁ――――・・・あんな飛ばさなくても・・・」
「で、や。李央」
「・・・はい・・・」
振り向くと明らかに黒いオーラを出してる亮さん・・・
「誰かな?好きな奴って」
亮さん・・・標準語になってます
「選択肢は・・・?」
「言う・答える・発表する」
全部一緒やん!!どうする・・・どうする俺・・・
「じゃぁ、あと一つ。つけたし足るわ」
「何?」
キラっとあたしの目が輝く。よっしゃコレで抜け出したる!←
「俺と、付き合う」
「・・・・・どこへ?」
「彼氏彼女で」
「・・・・・・・・」
え?!(脳内爆発)
ちょっと待て!つかあたしにしたら全部結局一緒!・・・ではなく!
「付き合う?」
「そ。」
「カップル?」
「YES」
ボタッ
ボタボタッ
「うわっ!何泣いてんねん!つかもちょっと可愛く泣けや!いや、可愛いけど、・・・・そんなに嫌か?」
かっこいい亮には珍しく下から、子供のように心配そうに聞いてくる
そうじゃ、なくて
「うそ・・・」
「マジやで?」
その顔すべてが胡散臭い
「あぁー、でも李央好きな奴おるからな。その選択肢はないか」
なんて思ってもいませんよ?そいつ半殺しにして意地でも振り向かせたるby亮
「てか、泣き止めや」
「だ、だって・・・叶わないって・・・」
ズーッと鼻水を吸う。目と鼻って繋がってるんだなぁ(しみじみ)
「・・・よぉ、意味が分からへんねんけど」(わざと)
「・・・じゃぁ絶対言わない」(わざと返し)
「ほかほか!じゃぁ李央の恥ずかしい過去を全校生徒に聞いてもらお「わぁ―――っ!!」
慌てて亮の服をつかむ。ごめんなさい。すみません。それだけは勘弁。
「じゃぁ、俺が言うたみたいに李央も言うてや」
せやないと不平等やで。という亮が憎い。あんたが憎い。このサド!
「あ――・・・」
「ホラ、早よ言えや」
「・・・マジやで?」
「台詞ちゃうやろ」
あなたと一緒にいるために必要なもの
愛と
勇気と
ほんの少しの関西弁
おあとがよろしいようで。
「なぁ、李央の好きな奴って」
「しつっこい!」
朝からもう3回ぐらい聞いたわその台詞!あれ?そんなしつこくない?てか追って来ないで!次あんた違う教室じゃん!
「忘れてっていったじゃん」
「俺と李央の仲やんっ教えてぇなぁ」
いや、真顔はかっこいいけど、いきなり目の前で「貴方の事が好き」って言われても困るよね?
「・・・あんたには、言えない」
こんな所で。大体告白っつうのはなぁ!!(キレる)
「・・・誰や?」
え?何いきなり?違う人みた・・・ってかここどこ?!逃げてたから分かんなかったけど!(学校広い)人がいないよ?!通ってないよ?!
「そいつ誰や?俺にも言えんか?本気なんか?」
「いや、本気だけど・・・えと・・・」
え?亮、なんか恐くない?ちょ・・・
「李「こらーっ!!!お前等!授業はもう始まっとるぞー!!」
「「げぇっ!!」」
こ、こんな所で生活指導員様とめぐり合えるなんて、最悪だー!!確かにちょっと助けてとか思ったけどさぁ!
グ―――イ。
「李央!逃げるぞ!」
ちょっおまっ女子と男子の走力平等に見るな馬鹿者っ!!転ぶっ!
「お前、足遅っ!!」
「うっさい!」
あんたが速いだけだ!!
*体育館・地下(現在未使用)*
はぁ・・・はぁ・・・
「ここなら来れへんやろ」
「あぁ――――・・・あんな飛ばさなくても・・・」
「で、や。李央」
「・・・はい・・・」
振り向くと明らかに黒いオーラを出してる亮さん・・・
「誰かな?好きな奴って」
亮さん・・・標準語になってます
「選択肢は・・・?」
「言う・答える・発表する」
全部一緒やん!!どうする・・・どうする俺・・・
「じゃぁ、あと一つ。つけたし足るわ」
「何?」
キラっとあたしの目が輝く。よっしゃコレで抜け出したる!←
「俺と、付き合う」
「・・・・・どこへ?」
「彼氏彼女で」
「・・・・・・・・」
え?!(脳内爆発)
ちょっと待て!つかあたしにしたら全部結局一緒!・・・ではなく!
「付き合う?」
「そ。」
「カップル?」
「YES」
ボタッ
ボタボタッ
「うわっ!何泣いてんねん!つかもちょっと可愛く泣けや!いや、可愛いけど、・・・・そんなに嫌か?」
かっこいい亮には珍しく下から、子供のように心配そうに聞いてくる
そうじゃ、なくて
「うそ・・・」
「マジやで?」
その顔すべてが胡散臭い
「あぁー、でも李央好きな奴おるからな。その選択肢はないか」
なんて思ってもいませんよ?そいつ半殺しにして意地でも振り向かせたるby亮
「てか、泣き止めや」
「だ、だって・・・叶わないって・・・」
ズーッと鼻水を吸う。目と鼻って繋がってるんだなぁ(しみじみ)
「・・・よぉ、意味が分からへんねんけど」(わざと)
「・・・じゃぁ絶対言わない」(わざと返し)
「ほかほか!じゃぁ李央の恥ずかしい過去を全校生徒に聞いてもらお「わぁ―――っ!!」
慌てて亮の服をつかむ。ごめんなさい。すみません。それだけは勘弁。
「じゃぁ、俺が言うたみたいに李央も言うてや」
せやないと不平等やで。という亮が憎い。あんたが憎い。このサド!
「あ――・・・」
「ホラ、早よ言えや」
「・・・マジやで?」
「台詞ちゃうやろ」
あなたと一緒にいるために必要なもの
愛と
勇気と
ほんの少しの関西弁
おあとがよろしいようで。
11.30.10:40
愛と勇気と関西弁と 中
*帰り道*
「ねぇっ!今日は二色君と仲良さそうだったじゃんっ」
可愛い真由ぴょんが花を咲かせこっちに話しかける
「え?あぁうん、まぁ・・・」
「なぁに?その返事。うれしくないの?」
頬を膨らませるあたりも女の子らしく可愛い。それに比べて
「はぁ・・・」
あたしときたら。
「李央?何かあったの?」
と聞かれたので、昨日のことを話すと
「李央は・・・ヤベタロウには全然似てないよ?」
そこかよ!突っ込むとこ!告白まで踏み込んだあたしの努力は?!
「てか李央はかわいいし!かわいいし!」
真由に言われるとうれしいなぁ。で、2回言う意味はどこに
「大事なことだから2度言いましたよ」
みのもんたか。
「とりあえず自信もって!李央はべっぴんさんなんだから!」
・・・・言葉を変える意味はどこに?
「大事なことだから言葉を変えましたよ」
もはや誰だよお前。
「ねぇっ!今日は二色君と仲良さそうだったじゃんっ」
可愛い真由ぴょんが花を咲かせこっちに話しかける
「え?あぁうん、まぁ・・・」
「なぁに?その返事。うれしくないの?」
頬を膨らませるあたりも女の子らしく可愛い。それに比べて
「はぁ・・・」
あたしときたら。
「李央?何かあったの?」
と聞かれたので、昨日のことを話すと
「李央は・・・ヤベタロウには全然似てないよ?」
そこかよ!突っ込むとこ!告白まで踏み込んだあたしの努力は?!
「てか李央はかわいいし!かわいいし!」
真由に言われるとうれしいなぁ。で、2回言う意味はどこに
「大事なことだから2度言いましたよ」
みのもんたか。
「とりあえず自信もって!李央はべっぴんさんなんだから!」
・・・・言葉を変える意味はどこに?
「大事なことだから言葉を変えましたよ」
もはや誰だよお前。