11.23.18:08
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05.02.11:19
第96話
旧校舎 北側2年下駄箱
「・・・あ」
ものっすごいいやな顔でめたないとは塾Tを見た
*萌黄色メイクファン*
「やっほ、めたないと君!」
「塾Tか・・・」
「む。何だその反応はー!かわいくないぞ」
「はぁ・・・」
めたないとがやる気なくうなずく
「とりあえず、これ」
「・・・塾Tが作ったの?」
「そうよ!まぁ、潤さんに教えられながらだったけどね」
「開けてみても?」
「いいよ?」
蓋を開けると見た目も結構いいトリュフがあった
「意外とうまそうじゃん」
「失礼な!てか食べてみて食べてみて!!」
「・・・うまい。」
「やったー!!」
無邪気に喜ぶ塾Tが微笑ましい
と、塾Tが台詞のことを思い出す
~15分前~
「続いて塾Tはこれ!」
綾が次の紙をはぐ
「ダイレクトね。」
「めたないと、勘違いするんじゃなくて?」
向日葵と七海が感想を述べる
「まぁね。でも塾Tだし。急に大人の笑みでこんなこと言われて揺るがない男はいないわ!特に普段ふざけてるから!」
「綾ちゃんって何気に失礼よね」
「テヘッ☆」
ということがあったのだ(最後いらない)
「・・・めたないと君」
急にテンション下げて名前を呼んでくる塾Tにめたないとも何事かと聞く体制に入る
「・・・好きだよ?」
プラス艶やかな大人の笑み
「・・・え?」
「ユウ君の尻にしかれてる君も女顔の君もヘタレな君もいざという時はちゃんとやってくれる君も全部大好き。」
「え、えええ?!」
顔を真っ赤に染めてめたないとが叫ぶ
ニコッと塾Tが笑う
「密かにNYちゃんが好きな君もね?」
「な!!」
「いや、かわいいカップルだね。お姉ちゃん応援しちゃうw」
「じゅ、塾T・・・?」
「ハッピーバレンタイン」
頬にキスをされる
「っっっ!!!!!!!」
「あははっ顔がおか、おかしい!!」
どうやら塾Tのつぼにはまったようです
塾T、大成功!!
「・・・あ」
ものっすごいいやな顔でめたないとは塾Tを見た
*萌黄色メイクファン*
「やっほ、めたないと君!」
「塾Tか・・・」
「む。何だその反応はー!かわいくないぞ」
「はぁ・・・」
めたないとがやる気なくうなずく
「とりあえず、これ」
「・・・塾Tが作ったの?」
「そうよ!まぁ、潤さんに教えられながらだったけどね」
「開けてみても?」
「いいよ?」
蓋を開けると見た目も結構いいトリュフがあった
「意外とうまそうじゃん」
「失礼な!てか食べてみて食べてみて!!」
「・・・うまい。」
「やったー!!」
無邪気に喜ぶ塾Tが微笑ましい
と、塾Tが台詞のことを思い出す
~15分前~
「続いて塾Tはこれ!」
綾が次の紙をはぐ
「ダイレクトね。」
「めたないと、勘違いするんじゃなくて?」
向日葵と七海が感想を述べる
「まぁね。でも塾Tだし。急に大人の笑みでこんなこと言われて揺るがない男はいないわ!特に普段ふざけてるから!」
「綾ちゃんって何気に失礼よね」
「テヘッ☆」
ということがあったのだ(最後いらない)
「・・・めたないと君」
急にテンション下げて名前を呼んでくる塾Tにめたないとも何事かと聞く体制に入る
「・・・好きだよ?」
プラス艶やかな大人の笑み
「・・・え?」
「ユウ君の尻にしかれてる君も女顔の君もヘタレな君もいざという時はちゃんとやってくれる君も全部大好き。」
「え、えええ?!」
顔を真っ赤に染めてめたないとが叫ぶ
ニコッと塾Tが笑う
「密かにNYちゃんが好きな君もね?」
「な!!」
「いや、かわいいカップルだね。お姉ちゃん応援しちゃうw」
「じゅ、塾T・・・?」
「ハッピーバレンタイン」
頬にキスをされる
「っっっ!!!!!!!」
「あははっ顔がおか、おかしい!!」
どうやら塾Tのつぼにはまったようです
塾T、大成功!!
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04.29.14:24
第95話
旧校舎南側 1年教室
カラ・・・
「・・・あ」
*紅紫色リトルシスター*
教室の窓際の机に座ってい景色をみていたユウが音がしたので振り返る
「・・・///」
「神風ちゃんか。おいで?」
にっこりと笑って緊張をほぐすユウ
「初めて、チョコというものを作ったよ・・・だからその・・・」
「とりあえず、入りなよ。ね?」
「う、うん・・・」
やはり何千年前から生きていても異性相手に緊張するらしい
「どんなの作ってきたの?」
「固めるやつ。潤に教えてもらったよ」
おずおずと箱を差し出す
「へぇ。楽しみだなぁあけてもいい?」
「あ、うん」
あけた瞬間甘いにおいが一気に広がる
大きなハート型のチョコにかわいく『ユウへ』と書かれている
「食べていい?」
「うん。」
小さく頷く神風
ハートをパキンとおって食べる
「うん、おいしい」
「ほんと?」
「ほんと。食べる?」
ユウがもうひとつ折って食べさせてくれる
「あ、おいしい」
「でしょ?」
にっこりとユウが笑う
つられて神風も笑う
「・・・えと、ユウ・・・」
「ん?」
いきなり深刻そうな顔をする神風
「今日だけ神風の兄上でいて・・・?」
赤らんだ顔で上目遣いに神風が言った
~15分前~
「神風ちゃんの台詞はこれよ!!」
”今日だけ神風の兄上でいて・・・?”
「プラス上目遣い!!これを忘れたらいけないよ☆」
「う、うん。よく意味がわからないけど・・・兄上の代わり?」
「まぁね!そんな感じかしら!きっとユウもたじたじよ!!」
「?うん。」
~回想終了~
「いいよ?」
(あ、あれ?)
たじたじじゃない・・・
「じゃぁ、何して遊ぼうか僕のかわいい妹ちゃん?」
(め、目が怖い・・・)
神風・・・失敗?
カラ・・・
「・・・あ」
*紅紫色リトルシスター*
教室の窓際の机に座ってい景色をみていたユウが音がしたので振り返る
「・・・///」
「神風ちゃんか。おいで?」
にっこりと笑って緊張をほぐすユウ
「初めて、チョコというものを作ったよ・・・だからその・・・」
「とりあえず、入りなよ。ね?」
「う、うん・・・」
やはり何千年前から生きていても異性相手に緊張するらしい
「どんなの作ってきたの?」
「固めるやつ。潤に教えてもらったよ」
おずおずと箱を差し出す
「へぇ。楽しみだなぁあけてもいい?」
「あ、うん」
あけた瞬間甘いにおいが一気に広がる
大きなハート型のチョコにかわいく『ユウへ』と書かれている
「食べていい?」
「うん。」
小さく頷く神風
ハートをパキンとおって食べる
「うん、おいしい」
「ほんと?」
「ほんと。食べる?」
ユウがもうひとつ折って食べさせてくれる
「あ、おいしい」
「でしょ?」
にっこりとユウが笑う
つられて神風も笑う
「・・・えと、ユウ・・・」
「ん?」
いきなり深刻そうな顔をする神風
「今日だけ神風の兄上でいて・・・?」
赤らんだ顔で上目遣いに神風が言った
~15分前~
「神風ちゃんの台詞はこれよ!!」
”今日だけ神風の兄上でいて・・・?”
「プラス上目遣い!!これを忘れたらいけないよ☆」
「う、うん。よく意味がわからないけど・・・兄上の代わり?」
「まぁね!そんな感じかしら!きっとユウもたじたじよ!!」
「?うん。」
~回想終了~
「いいよ?」
(あ、あれ?)
たじたじじゃない・・・
「じゃぁ、何して遊ぼうか僕のかわいい妹ちゃん?」
(め、目が怖い・・・)
神風・・・失敗?
04.29.12:43
第94話
約束の時間・・・2時
現在。1時45分。
「第1回バレンタイン会議を始めます」
綾がそれらしく頭を下げる
「あのさぁ、このかっこどうしてもやらなきゃなわけ?」
「でもかわいいですよNYさん!」
「だよねー!!」
藤波とITSUMINはすっかり意気投合している
「にしても・・・何のために会議なんか?」
「もう準備は終わったわよ?」
向日葵と七海が意見発表
「それはね・・・ふふっ♪新☆ルールがあるからよ!」
「新☆ルール・・・?」
「・・・怪しいよ」
「まぁ綾さんが思いつきそうなことだよな。」
「おっもしろそー!!」
塾T。やっとおきたらしいでも完璧に身支度整っている
「ていうか潤君!何で着替えてないのよ!!」
「俺は仲介役だから別にあんな衣装着なくてもいいだろ。」
「だめだめ!!罰ゲームしちゃうぞ!」
「・・・罰ゲーム?」
にやっと綾が笑う
「ま、してもいいっていうんなら?べっつにいいけどー?」
「・・・・着ます。」
なんかわからないけどすっごい嫌だった・・・!!(後日談)
「で、新☆ルールって言うのは・・・ジャジャン!『彼に言っておきたい!甘酸っぱい青春恋物語フレーズ!!』」
「「「「「「「「「・・・つまり?」」」」」」」」」」
「皆さんには・・・ある台詞を言ってもらいます・・・」
・・・・・2時
旧校舎南側 1年教室
「もうそろそろかな♪誰が渡しに来るんだろ」
旧校舎北側 2年下駄箱
「うぅっ!さっみー!!・・・まだかなぁ」
西側 大海川・川原
「ふっふーん♪まだかなまだかなー!!」
神社 境内
「まったく。こんな寒い日に外に放りだしおって・・・」
東側 丘頂上・桜の木傍
「あー・・・寒いなぁ・・・遅いし。」
「「「「「・・・あ」」」」」
君からの苦くて甘いプレゼント
現在。1時45分。
「第1回バレンタイン会議を始めます」
綾がそれらしく頭を下げる
「あのさぁ、このかっこどうしてもやらなきゃなわけ?」
「でもかわいいですよNYさん!」
「だよねー!!」
藤波とITSUMINはすっかり意気投合している
「にしても・・・何のために会議なんか?」
「もう準備は終わったわよ?」
向日葵と七海が意見発表
「それはね・・・ふふっ♪新☆ルールがあるからよ!」
「新☆ルール・・・?」
「・・・怪しいよ」
「まぁ綾さんが思いつきそうなことだよな。」
「おっもしろそー!!」
塾T。やっとおきたらしいでも完璧に身支度整っている
「ていうか潤君!何で着替えてないのよ!!」
「俺は仲介役だから別にあんな衣装着なくてもいいだろ。」
「だめだめ!!罰ゲームしちゃうぞ!」
「・・・罰ゲーム?」
にやっと綾が笑う
「ま、してもいいっていうんなら?べっつにいいけどー?」
「・・・・着ます。」
なんかわからないけどすっごい嫌だった・・・!!(後日談)
「で、新☆ルールって言うのは・・・ジャジャン!『彼に言っておきたい!甘酸っぱい青春恋物語フレーズ!!』」
「「「「「「「「「・・・つまり?」」」」」」」」」」
「皆さんには・・・ある台詞を言ってもらいます・・・」
・・・・・2時
旧校舎南側 1年教室
「もうそろそろかな♪誰が渡しに来るんだろ」
旧校舎北側 2年下駄箱
「うぅっ!さっみー!!・・・まだかなぁ」
西側 大海川・川原
「ふっふーん♪まだかなまだかなー!!」
神社 境内
「まったく。こんな寒い日に外に放りだしおって・・・」
東側 丘頂上・桜の木傍
「あー・・・寒いなぁ・・・遅いし。」
「「「「「・・・あ」」」」」
君からの苦くて甘いプレゼント
04.29.12:19
第93話
NY宅・・・
「はい、藤波さんとNYの分。」
「・・・何これ」
「服。名札ついてるから間違えるんじゃねぇぞ。あとそれ着なかったら多分ルール違反で恥ずかしい目合うと思うから。着ろよ。」
「うっ」
着なければいいやとか思ってたの見抜かれた・・・
「分かったわよ・・・じゃぁね」
「うん、じゃ。」
「誰か来た?」
「ん?潤。今日の服だって」
「へぇ・・・わぁ!かわいい!」
「多分綾が作ったと思う。よくやるわあの子も」
「あはは・・・」
ものすごいいやな顔をして言うNYに苦笑いしかできなかった藤波であった
栞宅・・・
「栞さーん?」
「潤!」
神風が飛んでくる
「あ、神風ちゃん。栞さんは?」
「いるよ。どうしたの?」
「これ。今日の服だってこっちが栞さんので、こっちが神風ちゃんのね。」
「分かった。渡しておくよ」
「うん、よろしく。」
「栞ー」
「ん・・・?どうしたの・・・?」
「さっき潤が来て今日はこの服着ろって言ってたよ」
「あぁー・・・綾さんが・・・作ったのね・・・じゃぁ着替えましょうか・・・」
「分かったよ」
潤宅・・・
「ただいまー。」
「あ、お帰りなさい梅さんw」
「ふ、どうしたのその格好?」
微笑みながら潤が言う
「あ、これはお兄ちゃんとJONさんと・・・あと塾Tさんに昼食をと思って」
「あぁ。あ、これ今日の服だって。」
「え?あ、綾さんが作ったんですね。わかりました」
「塾Tは?」
「まだお部屋で休まれてると思います」
「わかったありがと。」
「い、いえ!」
顔を少々赤らめてITSUMINが返事をする
「はぁ・・・今日も寝癖がかわいいですぅ・・・」
そんなことを呟いていたとかいなかったとか
「・・・塾T。入りますよ」
「・・・うがぁっ!!・・・」
潤が無視して入ると塾Tはまだ爆睡であった
「・・・メモでも残しとくか・・・めんどくせえし。」
「あれ?一着のこってる・・・綾さんに返しにいくか・・・?」
”潤君へ!今日の君の服装はこれだ!着てくれなきゃおしおきだぞ★”
「・・・・。」
呆れて言葉も出ないわ。
「はい、藤波さんとNYの分。」
「・・・何これ」
「服。名札ついてるから間違えるんじゃねぇぞ。あとそれ着なかったら多分ルール違反で恥ずかしい目合うと思うから。着ろよ。」
「うっ」
着なければいいやとか思ってたの見抜かれた・・・
「分かったわよ・・・じゃぁね」
「うん、じゃ。」
「誰か来た?」
「ん?潤。今日の服だって」
「へぇ・・・わぁ!かわいい!」
「多分綾が作ったと思う。よくやるわあの子も」
「あはは・・・」
ものすごいいやな顔をして言うNYに苦笑いしかできなかった藤波であった
栞宅・・・
「栞さーん?」
「潤!」
神風が飛んでくる
「あ、神風ちゃん。栞さんは?」
「いるよ。どうしたの?」
「これ。今日の服だってこっちが栞さんので、こっちが神風ちゃんのね。」
「分かった。渡しておくよ」
「うん、よろしく。」
「栞ー」
「ん・・・?どうしたの・・・?」
「さっき潤が来て今日はこの服着ろって言ってたよ」
「あぁー・・・綾さんが・・・作ったのね・・・じゃぁ着替えましょうか・・・」
「分かったよ」
潤宅・・・
「ただいまー。」
「あ、お帰りなさい梅さんw」
「ふ、どうしたのその格好?」
微笑みながら潤が言う
「あ、これはお兄ちゃんとJONさんと・・・あと塾Tさんに昼食をと思って」
「あぁ。あ、これ今日の服だって。」
「え?あ、綾さんが作ったんですね。わかりました」
「塾Tは?」
「まだお部屋で休まれてると思います」
「わかったありがと。」
「い、いえ!」
顔を少々赤らめてITSUMINが返事をする
「はぁ・・・今日も寝癖がかわいいですぅ・・・」
そんなことを呟いていたとかいなかったとか
「・・・塾T。入りますよ」
「・・・うがぁっ!!・・・」
潤が無視して入ると塾Tはまだ爆睡であった
「・・・メモでも残しとくか・・・めんどくせえし。」
「あれ?一着のこってる・・・綾さんに返しにいくか・・・?」
”潤君へ!今日の君の服装はこれだ!着てくれなきゃおしおきだぞ★”
「・・・・。」
呆れて言葉も出ないわ。
04.29.11:32
第92話
翌日
2月14日 バレンタインデー
*男子色ウェイティング*
ピッ
ピピッ
ピピピッ
ピピピピピピピピピ・・・・
バンッ!!
「・・・うるっせー・・・」
今日もJON君の寝起きは最悪です
「ふあぁ~あ・・・もうちょっと・・・」
「・・・JONー・・・」
「・・・・・・・・・・・あ”?」
部屋の扉のところにriraiveが立っている
「もう1時になるんですけど・・・」
「・・・だから?」
「2時にはもう始まるんだよー?」
「・・・だから何が?」
まだJONは寝ぼけてるらしい
「ドキドキッ☆バレンタインのシチュエーション!!~彼のハートを落とすのは誰だ!!~」
「・・・・あぁ!!!」
「思い出した?」
「何でもっと早くおこさねえんだよ!!」
「起こしたよ・・・」
はぁー、とため息をつくriraive
「JON場所わかるよね?」
「川原。着替えるからでてってよ、恥ずかしい」
「えぇー年頃の娘ー・・・」
意味不明なことぼやきながらもriraiveは下に下りていく
「あれ?」
「あ、お兄ちゃん」
「潤君は?さっきまでいたよね?」
「はい。綾さんに呼ばれたみたいで。お昼ごはん食べました?」
「え、いや・・・」
「じゃぁ何か作ります。何がいいですか?」
ピンクのフリフリエプロン姿でにっこりと笑いかけるITSUMIN
なんか新婚さんみたい・・・
「お兄ちゃん?」
「え?いや、なんでもない。えと、何でもいいよあるもので」
「はい。わかりました」
(いかんいかん。妹相手に何考えてんだ俺・・・ていうか思考がエロ親父化して・・・)
一方そのころ。ユウ宅
「何で綾さんに呼ばれたのにユウさん家来てんだろう・・・。」
「まぁまぁ、お茶でも飲む?」
「いや、別にいいよ。のどは渇いてねぇ。」
部屋を見回しながら潤が言う。広い部屋・・・
「あら?」
「あ、向日葵ちゃん・・・と?」
「何?わかりませんの?」
「・・・・・・・七海さん?」
「分かってるじゃありませんの」
「どえぇえ!」
偉い美人の女の人が向日葵の後ろでため息をつく
「な、ななな!なんで!!?」
「私は普段、人形に入れられているけどその気になれば人間に戻れる・・・って言ったはずでしょ?」
「き、聞いてない・・・。」
潤がまだびっくりしながらユウに目線を向ける
「あはは、潤さんがびっくりするのって面白いねぇ」
「・・・。」
潤が多少にらむとさらにおかしそうに笑う。・・・と綾が出てきた
「あ、潤君ーっ!ねぇこの服をさ、女の子たちに届けてほしいんだけど」
「服?」
「今日はみんなかわいらしく着飾るのよ!!特にNYなんてお姉さん系だからね。ギャップでかわいい服を着るのよ!!」
「・・・。」
「ということで服に名札つけてるから、よ・ろ・し・く」
「はいよ。こんだけでいいの?」
「うんあとは私やるから」
「??」
「髪型とか。潤君じゃできないでしょ?」
「あぁ。わかったそれも言っとく。じゃ。」
軽く手を振ると潤は出て行った
2月14日 バレンタインデー
*男子色ウェイティング*
ピッ
ピピッ
ピピピッ
ピピピピピピピピピ・・・・
バンッ!!
「・・・うるっせー・・・」
今日もJON君の寝起きは最悪です
「ふあぁ~あ・・・もうちょっと・・・」
「・・・JONー・・・」
「・・・・・・・・・・・あ”?」
部屋の扉のところにriraiveが立っている
「もう1時になるんですけど・・・」
「・・・だから?」
「2時にはもう始まるんだよー?」
「・・・だから何が?」
まだJONは寝ぼけてるらしい
「ドキドキッ☆バレンタインのシチュエーション!!~彼のハートを落とすのは誰だ!!~」
「・・・・あぁ!!!」
「思い出した?」
「何でもっと早くおこさねえんだよ!!」
「起こしたよ・・・」
はぁー、とため息をつくriraive
「JON場所わかるよね?」
「川原。着替えるからでてってよ、恥ずかしい」
「えぇー年頃の娘ー・・・」
意味不明なことぼやきながらもriraiveは下に下りていく
「あれ?」
「あ、お兄ちゃん」
「潤君は?さっきまでいたよね?」
「はい。綾さんに呼ばれたみたいで。お昼ごはん食べました?」
「え、いや・・・」
「じゃぁ何か作ります。何がいいですか?」
ピンクのフリフリエプロン姿でにっこりと笑いかけるITSUMIN
なんか新婚さんみたい・・・
「お兄ちゃん?」
「え?いや、なんでもない。えと、何でもいいよあるもので」
「はい。わかりました」
(いかんいかん。妹相手に何考えてんだ俺・・・ていうか思考がエロ親父化して・・・)
一方そのころ。ユウ宅
「何で綾さんに呼ばれたのにユウさん家来てんだろう・・・。」
「まぁまぁ、お茶でも飲む?」
「いや、別にいいよ。のどは渇いてねぇ。」
部屋を見回しながら潤が言う。広い部屋・・・
「あら?」
「あ、向日葵ちゃん・・・と?」
「何?わかりませんの?」
「・・・・・・・七海さん?」
「分かってるじゃありませんの」
「どえぇえ!」
偉い美人の女の人が向日葵の後ろでため息をつく
「な、ななな!なんで!!?」
「私は普段、人形に入れられているけどその気になれば人間に戻れる・・・って言ったはずでしょ?」
「き、聞いてない・・・。」
潤がまだびっくりしながらユウに目線を向ける
「あはは、潤さんがびっくりするのって面白いねぇ」
「・・・。」
潤が多少にらむとさらにおかしそうに笑う。・・・と綾が出てきた
「あ、潤君ーっ!ねぇこの服をさ、女の子たちに届けてほしいんだけど」
「服?」
「今日はみんなかわいらしく着飾るのよ!!特にNYなんてお姉さん系だからね。ギャップでかわいい服を着るのよ!!」
「・・・。」
「ということで服に名札つけてるから、よ・ろ・し・く」
「はいよ。こんだけでいいの?」
「うんあとは私やるから」
「??」
「髪型とか。潤君じゃできないでしょ?」
「あぁ。わかったそれも言っとく。じゃ。」
軽く手を振ると潤は出て行った