11.23.21:44
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04.28.16:12
第91話
「・・・。」
”潤君も切ないなぁ。女の子なのに・・・”
「・・・はぁ・・・。」
2月はやっぱり寒く、息が白い
(・・・俺が捨てられたのも・・・確か2月ぐらいだっけ・・・。)
*緑色パーティング*
『・・・あなた、女だったのね・・・』
『あ?知らなかったのか?まぁしょうがねぇな。こんな身なりと口調だし。女だろうが男だろうが俺には関係ないからな。』
『そんな・・・女だったらなおさら体には気をつけないと・・・』
風呂場で着替えを持ってきた栞が潤の体が女であることに気づき、いじめっ子たちから受けた傷も心配する
『女だからか?』
『え、えぇ・・・まぁ・・・』
『・・・じゃぁ俺今日から男になるわ。』
『は・・・?』
『男になって栞さんを守るよ。それならいいでしょ?』
”馬鹿・・・”
俺はそのときの栞さんの言葉の意味がよくわからなかったけど・・・
心配してくれてたんだろうなぁ。
”気まずくは無いの?この家でJON君と、riraive君。二人と住むの”
ふと塾Tの言葉が頭に浮かぶ
(ま、俺があの二人に特別な感情あるならまだしも。ないな。ソレは。)
(・・・・ないよな?)
足を止め考えてしまう。が、すぐに頭を振って考えを飛ばす
(ないない。つか無理。何考えてんだ俺。俺は栞さん一筋。それでいいの。)
しれっと失礼なこと思いながら再び歩き出す
(でも・・・栞さんが野郎共と・・・そういう関係になったら・・・。俺、どこに行けばいいのかなぁ。)
フゥーッと息を吐くと白い気体が出る
上に上がってやがて消えるソレをじっと見る
(ま、そんときはそんときか。よし。さっさと男子共呼びにいこう)
あなたが例えばどこかへいったって。
俺はもう追いかけない。
だってソレはあなたを守ってくれる人が
もう現れたってことでしょう?
だからそのときは
さよならです。愛しい人。
”潤君も切ないなぁ。女の子なのに・・・”
「・・・はぁ・・・。」
2月はやっぱり寒く、息が白い
(・・・俺が捨てられたのも・・・確か2月ぐらいだっけ・・・。)
*緑色パーティング*
『・・・あなた、女だったのね・・・』
『あ?知らなかったのか?まぁしょうがねぇな。こんな身なりと口調だし。女だろうが男だろうが俺には関係ないからな。』
『そんな・・・女だったらなおさら体には気をつけないと・・・』
風呂場で着替えを持ってきた栞が潤の体が女であることに気づき、いじめっ子たちから受けた傷も心配する
『女だからか?』
『え、えぇ・・・まぁ・・・』
『・・・じゃぁ俺今日から男になるわ。』
『は・・・?』
『男になって栞さんを守るよ。それならいいでしょ?』
”馬鹿・・・”
俺はそのときの栞さんの言葉の意味がよくわからなかったけど・・・
心配してくれてたんだろうなぁ。
”気まずくは無いの?この家でJON君と、riraive君。二人と住むの”
ふと塾Tの言葉が頭に浮かぶ
(ま、俺があの二人に特別な感情あるならまだしも。ないな。ソレは。)
(・・・・ないよな?)
足を止め考えてしまう。が、すぐに頭を振って考えを飛ばす
(ないない。つか無理。何考えてんだ俺。俺は栞さん一筋。それでいいの。)
しれっと失礼なこと思いながら再び歩き出す
(でも・・・栞さんが野郎共と・・・そういう関係になったら・・・。俺、どこに行けばいいのかなぁ。)
フゥーッと息を吐くと白い気体が出る
上に上がってやがて消えるソレをじっと見る
(ま、そんときはそんときか。よし。さっさと男子共呼びにいこう)
あなたが例えばどこかへいったって。
俺はもう追いかけない。
だってソレはあなたを守ってくれる人が
もう現れたってことでしょう?
だからそのときは
さよならです。愛しい人。
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04.28.13:21
第90話
「なぁ・・・、俺らいつまでこうしてりゃいいの?」
「さぁなぁ・・・、つか何のために・・・」
「つべこべ言わず掃除してよ。ほら、めたないと手が止まってる」
「今日は男子が掃除当番だもんなぁ・・・ダル。」
「とかいって・・・ぬしら掃除しとらんじゃないか」
大浴場でriraiveとめたないとが一生懸命掃除してる。のを傍目にユウとJONと神凪は座って談笑してる
「お前らもちょっとは手伝えよー」
「いいじゃん女湯のほうは手伝ってあげたんだから」
「じゃぁこっちも手伝えよ・・・」
「はいはい。僕らは疲れたからいいのー」
「まったくじゃ」
「んなことが許されるのかな?ユウさん、JONさん、神凪。」
後ろからいきなり声がする
「!!!」
「あ、潤さん」
「な!!なんじゃおぬし!!いつから!!」
「さっき来たばっか。つか、さぼるとか根性許さん。」
「潤君に言われたくな・・・」
「だまれくそ眼鏡。」
自分だって眼鏡じゃんよーとかぼやきながら水を流し、掃除を終える
「で?そっちのは終わったの?」
「あぁ、明日はそれぞれ準備をしろとのことだ。」
「「「「「「準備?」」」」」」
=数十分前=
「できたー!」
「綾さんこっち全員終わった・・・ってなにやってんの?」
「あ、おっそいよ!」
綾がホワイトボードに赤いペンで何か書いていた
「・・・『ドキドキッ☆バレンタインのシチュエーション!!~彼のハートを落とすのは誰だ!!~』・・・?」
「フフーン♪みんながいっせいに渡したら詰まんないでしょ?だから」
「それぞれ別のシチュエーションでやるのか。」
あきれ返ったように潤がため息をつく
「そそれでユウにはこの町外れにある旧校舎の教室、JON君には川原、めたないとにはユウと一緒の旧校舎の下駄箱、riraiveには丘の上にある木の傍、神凪には神社の前で待っててもらってそれぞれ緊張感を持ちながら相手にチョコを渡すの・・・!」
「はぁ・・・。」
「『これ・・・私の気持ちだから・・・』そして二人は!!」
「綾さん。落ち着きな。」
「はっ!ごめんごめん。とりあえず明日は指定の場所に男子共つれてってあげてね潤君!」
「だろうね。どうせそういう役だもん俺。」
背中を向けて出て行こうとする潤
「・・・潤君はチョコあげないの?」
「そういう役割でしょ。」
靴を履きながら答える
「潤君も切ないなぁ。
女の子なのに・・・」
「綾さん。」
「あ、ごめんごめん。いってらっしゃい!」
「・・・・行ってくる。」
潤が出て行く
「・・・明日が楽しみね・・・」
甘くて苦いそんな明日
「さぁなぁ・・・、つか何のために・・・」
「つべこべ言わず掃除してよ。ほら、めたないと手が止まってる」
「今日は男子が掃除当番だもんなぁ・・・ダル。」
「とかいって・・・ぬしら掃除しとらんじゃないか」
大浴場でriraiveとめたないとが一生懸命掃除してる。のを傍目にユウとJONと神凪は座って談笑してる
「お前らもちょっとは手伝えよー」
「いいじゃん女湯のほうは手伝ってあげたんだから」
「じゃぁこっちも手伝えよ・・・」
「はいはい。僕らは疲れたからいいのー」
「まったくじゃ」
「んなことが許されるのかな?ユウさん、JONさん、神凪。」
後ろからいきなり声がする
「!!!」
「あ、潤さん」
「な!!なんじゃおぬし!!いつから!!」
「さっき来たばっか。つか、さぼるとか根性許さん。」
「潤君に言われたくな・・・」
「だまれくそ眼鏡。」
自分だって眼鏡じゃんよーとかぼやきながら水を流し、掃除を終える
「で?そっちのは終わったの?」
「あぁ、明日はそれぞれ準備をしろとのことだ。」
「「「「「「準備?」」」」」」
=数十分前=
「できたー!」
「綾さんこっち全員終わった・・・ってなにやってんの?」
「あ、おっそいよ!」
綾がホワイトボードに赤いペンで何か書いていた
「・・・『ドキドキッ☆バレンタインのシチュエーション!!~彼のハートを落とすのは誰だ!!~』・・・?」
「フフーン♪みんながいっせいに渡したら詰まんないでしょ?だから」
「それぞれ別のシチュエーションでやるのか。」
あきれ返ったように潤がため息をつく
「そそれでユウにはこの町外れにある旧校舎の教室、JON君には川原、めたないとにはユウと一緒の旧校舎の下駄箱、riraiveには丘の上にある木の傍、神凪には神社の前で待っててもらってそれぞれ緊張感を持ちながら相手にチョコを渡すの・・・!」
「はぁ・・・。」
「『これ・・・私の気持ちだから・・・』そして二人は!!」
「綾さん。落ち着きな。」
「はっ!ごめんごめん。とりあえず明日は指定の場所に男子共つれてってあげてね潤君!」
「だろうね。どうせそういう役だもん俺。」
背中を向けて出て行こうとする潤
「・・・潤君はチョコあげないの?」
「そういう役割でしょ。」
靴を履きながら答える
「潤君も切ないなぁ。
女の子なのに・・・」
「綾さん。」
「あ、ごめんごめん。いってらっしゃい!」
「・・・・行ってくる。」
潤が出て行く
「・・・明日が楽しみね・・・」
甘くて苦いそんな明日
03.29.21:59
第89話
「あたしこのチョコ固めるやつ。」
「あ・・・あたしコレ・・・イシダタミ・・・?」
「だいたい・・・チョコだけでも微妙な知識しかないよ」
「あたしトリュフトリュフ!!」
潤がうなずく
「じゃぁ、神風ちゃんは俺とやるとして。材料は用意できるよな。さすがにそれまで手伝えとは言わないだろ?」
「「「「はーい」」」」
=終了=
別室の調理場で皆が材料を机に置く
「終わったよー」
「潤・・・粉コレ・・・?」
「はいできたー!」
「はい、それじゃ。自分達で進めて。分からないとこはやる前にすぐ止めて手を上げろ。はじめ。」
「「「はーい」」」
「じゃ、神風ちゃんはNYと同じのしようか。」
「うん、わかったよ」
「潤ー・・・なんかめっちゃ水っぽいんだけどー?」
「NY・・・やる前に手を上げろっていっただろうが!おま、湯せんなのにチョコにお湯入れてどうすんだよ!」
「え?だから、お湯で溶かすんじゃ・・・」
「ちがう!お湯を沸かしたらさらに違うボールにチョコ要れてお湯が入らないように重ねて熱で溶かすの!」
「??だったら火であぶったほうが早くない?」
「焦げるだろうが。」
ボンッ!!
「?!」
「潤・・・」
「栞さん・・・レンジで何したの・・・?」
「生クリームを温めた・・・」
潤が飛び散った液体の中から紙くずを拾う
「・・・パックのまんま?」
「うん・・・」
「・・・生クリームはチョコと一緒に火にかけて溶かすんだよ。鍋で。」
「やっぱ火であぶるんじゃん!」
「チョコ単体の場合水分が無いから焦げるんだっつの。」
「ちぇ。」
「潤ー」
「?何?神風ちゃん。」
「この型、どうやってはめるの?チョコが溶けて広がっちゃうからうまくできないよ」
神風が大きなハート型の型を手に持ってる
「あ、コレははめるんじゃなくてこの型に流し込むんだよ。溶かしたチョコを、平らになるように。」
「潤さん潤さん!」
「何ですか塾T。」
「うまくできたよねこのまる!」
そういって手の中のトリュフ(できかけ)を見せる塾T
「・・・それはいいですけど、チョコがべっとりついた手であちこち触るのやめてもらえませんか?・・・汚くなるんですけど。」
「あはは、ごめん!」
「反省するなら真面目に反省してください。」
その後何度も奇妙な音を出しながら時間は進んで行き・・・
「「「「終了ー・・・」」」」
「はい、よくできました。」
机の上にきれいにラッピングされた箱が4つ並ぶ
「じゃ、綾さんたちと合流しましょうか。」
「「「「はーい」」」」
「あ・・・あたしコレ・・・イシダタミ・・・?」
「だいたい・・・チョコだけでも微妙な知識しかないよ」
「あたしトリュフトリュフ!!」
潤がうなずく
「じゃぁ、神風ちゃんは俺とやるとして。材料は用意できるよな。さすがにそれまで手伝えとは言わないだろ?」
「「「「はーい」」」」
=終了=
別室の調理場で皆が材料を机に置く
「終わったよー」
「潤・・・粉コレ・・・?」
「はいできたー!」
「はい、それじゃ。自分達で進めて。分からないとこはやる前にすぐ止めて手を上げろ。はじめ。」
「「「はーい」」」
「じゃ、神風ちゃんはNYと同じのしようか。」
「うん、わかったよ」
「潤ー・・・なんかめっちゃ水っぽいんだけどー?」
「NY・・・やる前に手を上げろっていっただろうが!おま、湯せんなのにチョコにお湯入れてどうすんだよ!」
「え?だから、お湯で溶かすんじゃ・・・」
「ちがう!お湯を沸かしたらさらに違うボールにチョコ要れてお湯が入らないように重ねて熱で溶かすの!」
「??だったら火であぶったほうが早くない?」
「焦げるだろうが。」
ボンッ!!
「?!」
「潤・・・」
「栞さん・・・レンジで何したの・・・?」
「生クリームを温めた・・・」
潤が飛び散った液体の中から紙くずを拾う
「・・・パックのまんま?」
「うん・・・」
「・・・生クリームはチョコと一緒に火にかけて溶かすんだよ。鍋で。」
「やっぱ火であぶるんじゃん!」
「チョコ単体の場合水分が無いから焦げるんだっつの。」
「ちぇ。」
「潤ー」
「?何?神風ちゃん。」
「この型、どうやってはめるの?チョコが溶けて広がっちゃうからうまくできないよ」
神風が大きなハート型の型を手に持ってる
「あ、コレははめるんじゃなくてこの型に流し込むんだよ。溶かしたチョコを、平らになるように。」
「潤さん潤さん!」
「何ですか塾T。」
「うまくできたよねこのまる!」
そういって手の中のトリュフ(できかけ)を見せる塾T
「・・・それはいいですけど、チョコがべっとりついた手であちこち触るのやめてもらえませんか?・・・汚くなるんですけど。」
「あはは、ごめん!」
「反省するなら真面目に反省してください。」
その後何度も奇妙な音を出しながら時間は進んで行き・・・
「「「「終了ー・・・」」」」
「はい、よくできました。」
机の上にきれいにラッピングされた箱が4つ並ぶ
「じゃ、綾さんたちと合流しましょうか。」
「「「「はーい」」」」
03.29.16:17
第88話
「でも明らかに男が女の子の数に対して圧倒的に少ないと思うんだけど・・・。」
「あぁ、大丈夫。誰にもあたらなかった人は自分で選んでいい設定だから!」
「あぁ、そう・・・。」
潤がげんなりとして言う
「女子軍があたし、NY、栞、ITSUMIN、向日葵ちゃん、七海さん、神風ちゃん、藤波ちゃん、塾Tの9人に対して男子はユウ、めたないと、riraive、神風、JONくんの5人。つまり4人は自分で選んでいいわ」
「どれも微妙・・・」
「はいNY黙る。」
綾がびしっと指摘する
「あ、それから潤君は中間役として審判ね。誰かが原則を破ったら・・・」
「はーい、頑張ってお仕置きしまーす。」
「よろしい。ではさっそくアミダー!ITSUMIN。」
「あ、はい。まさかこんなことにコレ使うとは思いませんでした」
ITSUMINが懐からホワイトボードを取り出した
「さすがにそれは無いだろITSUMIN!」
「えー、なんでですかぁ?」
ホワイトボードにはすでにアミダが書かれており、下は見えないように紙を張ってある
「じゃぁ皆好きなとこ選んでーw」
=終了=
「結果発表ー!」
綾→神風
栞→自由
NY→JON
ITSUMIN→自由
藤波→riraive
向日葵→自由
七海→自由
神風→ユウ
塾T→めたないと
「・・・」
「珍しい組み合わせ・・・」
「ri、riraiveさんにうまく渡せるかな?」
「自由って言われちゃ逆に迷うわね!」
栞と藤波、七海が口々にしゃべる
「とりあえず料理に自信ない人はこっち来て。」
潤が呼びかけるとNY、栞、神風、塾Tがよってくる
「うん。まぁ予想通りか。じゃ、教えますから作りたいチョコ選んでください。」
そういって潤はカタログを差し出した
「あぁ、大丈夫。誰にもあたらなかった人は自分で選んでいい設定だから!」
「あぁ、そう・・・。」
潤がげんなりとして言う
「女子軍があたし、NY、栞、ITSUMIN、向日葵ちゃん、七海さん、神風ちゃん、藤波ちゃん、塾Tの9人に対して男子はユウ、めたないと、riraive、神風、JONくんの5人。つまり4人は自分で選んでいいわ」
「どれも微妙・・・」
「はいNY黙る。」
綾がびしっと指摘する
「あ、それから潤君は中間役として審判ね。誰かが原則を破ったら・・・」
「はーい、頑張ってお仕置きしまーす。」
「よろしい。ではさっそくアミダー!ITSUMIN。」
「あ、はい。まさかこんなことにコレ使うとは思いませんでした」
ITSUMINが懐からホワイトボードを取り出した
「さすがにそれは無いだろITSUMIN!」
「えー、なんでですかぁ?」
ホワイトボードにはすでにアミダが書かれており、下は見えないように紙を張ってある
「じゃぁ皆好きなとこ選んでーw」
=終了=
「結果発表ー!」
綾→神風
栞→自由
NY→JON
ITSUMIN→自由
藤波→riraive
向日葵→自由
七海→自由
神風→ユウ
塾T→めたないと
「・・・」
「珍しい組み合わせ・・・」
「ri、riraiveさんにうまく渡せるかな?」
「自由って言われちゃ逆に迷うわね!」
栞と藤波、七海が口々にしゃべる
「とりあえず料理に自信ない人はこっち来て。」
潤が呼びかけるとNY、栞、神風、塾Tがよってくる
「うん。まぁ予想通りか。じゃ、教えますから作りたいチョコ選んでください。」
そういって潤はカタログを差し出した
03.29.15:59
第87話
「第1回、ビックリドッキリ波打ち際バレンタイン合戦!かいさーい!」
綾が元気よく叫ぶ
「バレンタインもビックリドッキリもまぁ分かるとして、波打ち際と合戦て?」
潤が突っ込んであげる
「いいの!潤君は口出ししないで!」
「はいはい。」
べーっ!と舌を出して潤をあしらうとITSUMINがにこやかに声を上げた
「もしかして、皆で対決みたいなことをするんですかー?」
「はいITSUMINピンポン!」
今日は異様にテンションが高い。大量のチョコレートがあるせいだろう。
「じゃぁ、あたし達は・・・チョコ作るの?」
「しかも1個だけ!」
「・・・・じゃぁ、こんな大量のチョコ要らなくねえか?」
潤が当たり前の疑問を口にする
「ばっかねぇ、あたしと潤君はまぁ腕は確かだからいいとして。NYは食生活カップラーメンばっかですっごい偏ってるし」
「うっ」
「ITSUMINは料理に関しては未知数」
「あははー・・・」
「藤波ちゃんはまだまだこれから調査が必要」
「えぇ?」
「栞は潤に頼りっぱなし!」
「確かに・・・」
「向日葵ちゃんはまだまだ子供」
「気持ちは大人だよ」
「七海さんは人形!」
「あら!抜け出せますわよ!」
「神風ちゃんは霊魂!」
「あぁー・・・核心付いてるよ・・・」
「塾Tはかもし出す雰囲気が駄目人間!!」
「ひっどーい!!」
塾Tが綾に猛反論。まあ間違っては無いが・・・
「ということで失敗する可能性のやからがごろごろいる!イコール、チョコが必要なわけ。異常なほどね。」
「ひとまず納得する。」
潤がしぶしぶうなずく
「で?ルールは?」
「へ?」
「どうせ意味わかんないルール考えてるんだろ。綾さんのことだから。」
「む。よく分かったわね・・・」
す、と懐から紙を取り出す
「えーと、今からアミダで決まった男の子に、チョコを渡す。それが鉄のルール。つまりは原則。まずは分かったわね?」
「「「「「「「「はい」」」」」」」」
「はぁ・・・。」
潤が大きくため息をついた
綾が元気よく叫ぶ
「バレンタインもビックリドッキリもまぁ分かるとして、波打ち際と合戦て?」
潤が突っ込んであげる
「いいの!潤君は口出ししないで!」
「はいはい。」
べーっ!と舌を出して潤をあしらうとITSUMINがにこやかに声を上げた
「もしかして、皆で対決みたいなことをするんですかー?」
「はいITSUMINピンポン!」
今日は異様にテンションが高い。大量のチョコレートがあるせいだろう。
「じゃぁ、あたし達は・・・チョコ作るの?」
「しかも1個だけ!」
「・・・・じゃぁ、こんな大量のチョコ要らなくねえか?」
潤が当たり前の疑問を口にする
「ばっかねぇ、あたしと潤君はまぁ腕は確かだからいいとして。NYは食生活カップラーメンばっかですっごい偏ってるし」
「うっ」
「ITSUMINは料理に関しては未知数」
「あははー・・・」
「藤波ちゃんはまだまだこれから調査が必要」
「えぇ?」
「栞は潤に頼りっぱなし!」
「確かに・・・」
「向日葵ちゃんはまだまだ子供」
「気持ちは大人だよ」
「七海さんは人形!」
「あら!抜け出せますわよ!」
「神風ちゃんは霊魂!」
「あぁー・・・核心付いてるよ・・・」
「塾Tはかもし出す雰囲気が駄目人間!!」
「ひっどーい!!」
塾Tが綾に猛反論。まあ間違っては無いが・・・
「ということで失敗する可能性のやからがごろごろいる!イコール、チョコが必要なわけ。異常なほどね。」
「ひとまず納得する。」
潤がしぶしぶうなずく
「で?ルールは?」
「へ?」
「どうせ意味わかんないルール考えてるんだろ。綾さんのことだから。」
「む。よく分かったわね・・・」
す、と懐から紙を取り出す
「えーと、今からアミダで決まった男の子に、チョコを渡す。それが鉄のルール。つまりは原則。まずは分かったわね?」
「「「「「「「「はい」」」」」」」」
「はぁ・・・。」
潤が大きくため息をついた