11.24.02:09
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02.15.03:24
第81話
一部始終を話して
プレゼント交換して
JONの常識はずれなクマの特大ぬいぐるみとか向日葵たちの期待はずれのカツラセットなど、変なのはあったが
そんな日々は過ぎ去って年越しです
*黄色ドリーム*
「いや、今年も残すとこあと僅かですな」
「そうですなぁ」
「りぃ、JONさん。そんなとこで呆けてないで、年越しの準備手伝えや。」
潤が額に青筋を立ててriraiveの背中を蹴る
「トシコシノジュンビ?マジデジマ?」
「JONさん、顔殴るよ。年越しの準備。正月は皆で俺んち来てワーワー騒いで帰るわけ。だから居候のお前らにも関係あるんだよ。」
「え、大掃除とかは・・・」
「しない。メンドイから。」
汚い・・・二人は心からそう思ったそうだ
「はい、俺は栞さんの風邪の様子見てくるからお前らは餅でもこねとけ」
「「イエッサー」」
「・・・」
カラカラ・・・
扉を開ける音がする。
潤だ
根拠もなく、布団に横になってる栞は思った。
会いたくて会いたくて待ち焦がれてた
「潤・・・」
「わ、栞さん!駄目だよ寝てなきゃ。」
「潤・・・」
潤が栞のそばに立ち寄ると栞は顔を潤の胸に押し当ててきた
「・・・どうしたの?」
「夢・・・夢を見た・・・」
「怖かった?」
「怖かった・・・」
「大丈夫。俺がいるから。とりあえず寝て?」
「・・・うん・・・」
布団に入ると潤がどこにも行かないように手をきつく握り締めた
どこにも行かないよ、と潤がつぶやくと栞は夢の話をし始めた
目の前に広がる砂利道
まだ幼い自分。ところどころ雪が積もってる。
その中にぽつんと、黒いしみを落としたように何かが見えた
近づいていくとソレは人のよう。倒れていた
「・・・」
幼い自分は倒れていた人を抱えると自分の家へ帰り始めた
帰り道、いじめっ子達がいた
「妖怪巫女だ!退治しろー!!」
子供達は足元に無限にある砂利を拾うと一気に栞に投げつけた
(この子は・・・守らないと・・・今も死にそうなのに・・・)
自分の頭に命中して血が流れてきても栞は自分の上着を取り、そのこにかぶせて帰って行った
「くっそーやっぱりあいつは痛みを感じないんだ!妖怪だ!!」
「絶対俺らが退治してやるからなー!!」
悔しそうに砂利をまた投げつけるソレは栞に届かず、ただ地面へと砂利の中へとまた戻って行っただけだった
プレゼント交換して
JONの常識はずれなクマの特大ぬいぐるみとか向日葵たちの期待はずれのカツラセットなど、変なのはあったが
そんな日々は過ぎ去って年越しです
*黄色ドリーム*
「いや、今年も残すとこあと僅かですな」
「そうですなぁ」
「りぃ、JONさん。そんなとこで呆けてないで、年越しの準備手伝えや。」
潤が額に青筋を立ててriraiveの背中を蹴る
「トシコシノジュンビ?マジデジマ?」
「JONさん、顔殴るよ。年越しの準備。正月は皆で俺んち来てワーワー騒いで帰るわけ。だから居候のお前らにも関係あるんだよ。」
「え、大掃除とかは・・・」
「しない。メンドイから。」
汚い・・・二人は心からそう思ったそうだ
「はい、俺は栞さんの風邪の様子見てくるからお前らは餅でもこねとけ」
「「イエッサー」」
「・・・」
カラカラ・・・
扉を開ける音がする。
潤だ
根拠もなく、布団に横になってる栞は思った。
会いたくて会いたくて待ち焦がれてた
「潤・・・」
「わ、栞さん!駄目だよ寝てなきゃ。」
「潤・・・」
潤が栞のそばに立ち寄ると栞は顔を潤の胸に押し当ててきた
「・・・どうしたの?」
「夢・・・夢を見た・・・」
「怖かった?」
「怖かった・・・」
「大丈夫。俺がいるから。とりあえず寝て?」
「・・・うん・・・」
布団に入ると潤がどこにも行かないように手をきつく握り締めた
どこにも行かないよ、と潤がつぶやくと栞は夢の話をし始めた
目の前に広がる砂利道
まだ幼い自分。ところどころ雪が積もってる。
その中にぽつんと、黒いしみを落としたように何かが見えた
近づいていくとソレは人のよう。倒れていた
「・・・」
幼い自分は倒れていた人を抱えると自分の家へ帰り始めた
帰り道、いじめっ子達がいた
「妖怪巫女だ!退治しろー!!」
子供達は足元に無限にある砂利を拾うと一気に栞に投げつけた
(この子は・・・守らないと・・・今も死にそうなのに・・・)
自分の頭に命中して血が流れてきても栞は自分の上着を取り、そのこにかぶせて帰って行った
「くっそーやっぱりあいつは痛みを感じないんだ!妖怪だ!!」
「絶対俺らが退治してやるからなー!!」
悔しそうに砂利をまた投げつけるソレは栞に届かず、ただ地面へと砂利の中へとまた戻って行っただけだった
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02.15.03:01
第80話
・・
・・・・
・・・・・おはようございます。riraiveです。
*瑠璃色ナレーション*
今までちっとも主人公らしきことをしてこなかったので80話の今回こそ、立派に勤め上げて見せます!
・・・といっても眠いです。・・・まぁいいや。早速自己紹介から。
riraive。中高生。いたって普通の男の子です。いや、神崎親子が女と間違えたのは、間違えたんじゃなくイジメだから。
「・・・りぃ、おはよ・・・。」
寝ぼけ眼で昨日とはぜんぜん違う髪ボサボサのショートカットでどのきついメガネをかけたこいつは潤君。本名梅柿潤。まぁ俺が住まわせてもらってる家の持ち主。自分勝手でぶっきらぼうで怖いことばっか言うけど優しい奴。・・・だと思う。
「潤・・・のど痛い・・・」
こちらは栞さん。巫女をやってるらしい。実際に霊魂をここまで運んできたから本物だろう。いつも無表情で小声で喋って何言ってるかわからないけど、芯は強くて・・・できる女?って感じ。
「はぁ?!やっぱ風邪ひいたんじゃん!薬出すから来て。」
「あい・・・」
二人が出て行きました。と、今度は・・・?
「あ、お兄ちゃん。よく眠れましたか?てか、私たちなんで第2世界に?」
ITSUMINです。俺を兄として慕ってくれる妹のような存在。花屋で働いてるらしいが、ぜんぜんそれらしいとこ見たことないです。時々怖いときもあるけどやっぱり可愛いです
「その話は誰かがしてくれるっしょ。んなことより潤。朝ごはん頂戴」
えと、こちらはNYさん。背が高くて美人で、モデルみたいな人だけどいつも銃を持ち歩いてるんです。実は同年齢らしく、実際背を抜かされてるとかへこむ。天然混じりなときがあるらしい。でも気が強くてかっこいい
「ここに置いといた大福はぁ?!」
この人は綾さん。本名神崎綾。和菓子屋をやってるといってるけど同じく働いてるところを見たことがありません。明るくて、可愛い顔してるけど自由奔放我が道を行く人です。リーダーシップがあるといえばそうだけど、あまりにも無鉄砲なときは
「綾さん、朝から人の家でそんな大声出さないの」
裏の大魔王、ユウが出てきます。怖いです。ひたすら怖くてSで何考えてんのかわかんなくて科学者でSで最強最悪大魔王で・・・
「何言ってるのかな?riraive」
・・・すみません。読心術だって使えます。あと、ユウの助手をやってるというすっごいやつが一人
「・・・ねむぃ・・・」
めたないとです。俺の痛みを分かってくれる良い友。若干根暗だけど整ってる顔立ちをしています。
「あ、おはよう。ぇと、riraiveさん」
「あ、おはよう」
この人は藤波さん。こっちに来てまだ日が浅いけど大事な仲間。すっごく丁寧に話しかけてくれるあたりいい人なんだろう
「あーぁ、おはようございます」
「寝ぼけてるだろ、JON」
JONは、本名JON MACLEOD。女好きと、頭の良さと、手先の器用さをあわせもつ男。俺の唯一の元からの知り合いである。
「今日も寒い。僕しんじゃうよー」
「アホ言ってないでコタツ入りなさいっ」
朝から漫才おっぱじめようとしてるのは向日葵ちゃんと七海さん。この前七海さんの中身がどうとか言ってたな
「ねむーいっ!」
で、最後が塾T。20代とは思えない責任感の無さが特徴的な女性である。
「りぃ、飯にするぞ。」
「おぉ!」
コレが僕ら、第2世界の住人です
・・・・
・・・・・おはようございます。riraiveです。
*瑠璃色ナレーション*
今までちっとも主人公らしきことをしてこなかったので80話の今回こそ、立派に勤め上げて見せます!
・・・といっても眠いです。・・・まぁいいや。早速自己紹介から。
riraive。中高生。いたって普通の男の子です。いや、神崎親子が女と間違えたのは、間違えたんじゃなくイジメだから。
「・・・りぃ、おはよ・・・。」
寝ぼけ眼で昨日とはぜんぜん違う髪ボサボサのショートカットでどのきついメガネをかけたこいつは潤君。本名梅柿潤。まぁ俺が住まわせてもらってる家の持ち主。自分勝手でぶっきらぼうで怖いことばっか言うけど優しい奴。・・・だと思う。
「潤・・・のど痛い・・・」
こちらは栞さん。巫女をやってるらしい。実際に霊魂をここまで運んできたから本物だろう。いつも無表情で小声で喋って何言ってるかわからないけど、芯は強くて・・・できる女?って感じ。
「はぁ?!やっぱ風邪ひいたんじゃん!薬出すから来て。」
「あい・・・」
二人が出て行きました。と、今度は・・・?
「あ、お兄ちゃん。よく眠れましたか?てか、私たちなんで第2世界に?」
ITSUMINです。俺を兄として慕ってくれる妹のような存在。花屋で働いてるらしいが、ぜんぜんそれらしいとこ見たことないです。時々怖いときもあるけどやっぱり可愛いです
「その話は誰かがしてくれるっしょ。んなことより潤。朝ごはん頂戴」
えと、こちらはNYさん。背が高くて美人で、モデルみたいな人だけどいつも銃を持ち歩いてるんです。実は同年齢らしく、実際背を抜かされてるとかへこむ。天然混じりなときがあるらしい。でも気が強くてかっこいい
「ここに置いといた大福はぁ?!」
この人は綾さん。本名神崎綾。和菓子屋をやってるといってるけど同じく働いてるところを見たことがありません。明るくて、可愛い顔してるけど自由奔放我が道を行く人です。リーダーシップがあるといえばそうだけど、あまりにも無鉄砲なときは
「綾さん、朝から人の家でそんな大声出さないの」
裏の大魔王、ユウが出てきます。怖いです。ひたすら怖くてSで何考えてんのかわかんなくて科学者でSで最強最悪大魔王で・・・
「何言ってるのかな?riraive」
・・・すみません。読心術だって使えます。あと、ユウの助手をやってるというすっごいやつが一人
「・・・ねむぃ・・・」
めたないとです。俺の痛みを分かってくれる良い友。若干根暗だけど整ってる顔立ちをしています。
「あ、おはよう。ぇと、riraiveさん」
「あ、おはよう」
この人は藤波さん。こっちに来てまだ日が浅いけど大事な仲間。すっごく丁寧に話しかけてくれるあたりいい人なんだろう
「あーぁ、おはようございます」
「寝ぼけてるだろ、JON」
JONは、本名JON MACLEOD。女好きと、頭の良さと、手先の器用さをあわせもつ男。俺の唯一の元からの知り合いである。
「今日も寒い。僕しんじゃうよー」
「アホ言ってないでコタツ入りなさいっ」
朝から漫才おっぱじめようとしてるのは向日葵ちゃんと七海さん。この前七海さんの中身がどうとか言ってたな
「ねむーいっ!」
で、最後が塾T。20代とは思えない責任感の無さが特徴的な女性である。
「りぃ、飯にするぞ。」
「おぉ!」
コレが僕ら、第2世界の住人です
02.15.02:12
第79話
神凪が電撃を手に集める
「いやぁ、暖かい暖かい。よし、もういっかな。」
「おぬしは暖まると力が出るのか?変な輩じゃのう」
「そ?さ、JON君どうしよう。神凪。なんかできない?」
「む?・・・多分できるぞ」
《雷光!》
先ほどの電撃とは違い、自分の周りに光を集めだす神凪
その光の塊をJONにぶつけるとJONの体はその球体の中に浮いた
「こんな技あるなら皆運んでくれよ。」
「やる前にやられた」
めたないとという輩にな、とつぶやく神凪。
めたないとに先を越された以前に体力も持たないのだろう
in 潤宅
「で、起きてるのは俺と塾Tとめたないととりぃか・・・。」
神凪はJONを運び終えたら眠ってしまった
「全く、いい加減起きてほしいわー、ユウ君意外と重いし」
「それは筋肉でしょう。筋肉は脂肪の3倍重さあるらしいから。」
「へぇー、潤君物知り☆」
「気持ち悪い。そして大したことでもない。」
「にしてもどうするよ、俺らも寝るか?」
「えーっ私おなかすいたーっ」
「塾T、大人なのに駄々こねないで。そして皆が起きるから静かにしてください」
皆=今、潤宅、客間のあったかい布団の中
「おなかすいたなら俺が何か作ります。二人はもう寝るか?」
「そうする」
「眠くなってきたしな」
「布団は押入れにあるから使え。まだスペースあるけど、音立てないようにな。」
「「はーい」」
潤が手際よく軽いものを作って塾Tに持っていく
「食後の大福がありますけど。綾さんが持ってきた。」
「いるー!」
「大声出さないでください。」
大福をほおばりながら塾Tがまっすぐした目でこっちを見る
「ねぇ、潤さん」
「なんですか。」
「気まずくは無いの?この家でJON君と、riraive君。二人と住むの」
「・・・いいえ。何故ですか?」
「何故って・・・」
「ずいぶん前に”ソレ”は捨てたつもりです。」
「あなたってずいぶん健気ね」
「忠実だと言ってください。全ては」
栞さんを守り抜くため
「いやぁ、暖かい暖かい。よし、もういっかな。」
「おぬしは暖まると力が出るのか?変な輩じゃのう」
「そ?さ、JON君どうしよう。神凪。なんかできない?」
「む?・・・多分できるぞ」
《雷光!》
先ほどの電撃とは違い、自分の周りに光を集めだす神凪
その光の塊をJONにぶつけるとJONの体はその球体の中に浮いた
「こんな技あるなら皆運んでくれよ。」
「やる前にやられた」
めたないとという輩にな、とつぶやく神凪。
めたないとに先を越された以前に体力も持たないのだろう
in 潤宅
「で、起きてるのは俺と塾Tとめたないととりぃか・・・。」
神凪はJONを運び終えたら眠ってしまった
「全く、いい加減起きてほしいわー、ユウ君意外と重いし」
「それは筋肉でしょう。筋肉は脂肪の3倍重さあるらしいから。」
「へぇー、潤君物知り☆」
「気持ち悪い。そして大したことでもない。」
「にしてもどうするよ、俺らも寝るか?」
「えーっ私おなかすいたーっ」
「塾T、大人なのに駄々こねないで。そして皆が起きるから静かにしてください」
皆=今、潤宅、客間のあったかい布団の中
「おなかすいたなら俺が何か作ります。二人はもう寝るか?」
「そうする」
「眠くなってきたしな」
「布団は押入れにあるから使え。まだスペースあるけど、音立てないようにな。」
「「はーい」」
潤が手際よく軽いものを作って塾Tに持っていく
「食後の大福がありますけど。綾さんが持ってきた。」
「いるー!」
「大声出さないでください。」
大福をほおばりながら塾Tがまっすぐした目でこっちを見る
「ねぇ、潤さん」
「なんですか。」
「気まずくは無いの?この家でJON君と、riraive君。二人と住むの」
「・・・いいえ。何故ですか?」
「何故って・・・」
「ずいぶん前に”ソレ”は捨てたつもりです。」
「あなたってずいぶん健気ね」
「忠実だと言ってください。全ては」
栞さんを守り抜くため
02.09.23:06
第78話
*緑色ファイスフル*
「・・・成功か?」
「成功だよ」
「にしても・・・第2世界?というのはえらく質素なものだな。生活感が無いというか」
「ところで、どれが誰か分からないよ」
「・・・どれか起こすか」
《雷光!》
「ふぎゃあぁあぁ!」
「ぬ?強すぎたか?」
「生きてるみたいだよ」
神凪が電撃を浴びせるとriraiveが飛び起きた
「な、何すんだあぁ!・・・あれ?神神兄妹・・・?」
「何をほざいているのじゃおぬし。というより神神兄妹とは何じゃ!!」
「riraive?だっけ?あなたの世界はここであってる?」
「え?あ、あぁここは俺らの世界だけど・・・」
はてなマークを飛ばしながら辺りを見回すriraive
「この状況どうする?」
「運んだほうが良いじゃろう。ここにいても風邪を引くし。もう夜中じゃしなぁ」
空を見上げて神凪がつぶやく
「人間は凍死するよ。兄上」
「ん?霊魂は凍死・・・しないか」
「うん、しないよ。」
「ん・・・んぅ・・・」
めたないとが起き上がる
「ぅあっ!NYやめ!!・・・・・・ふぇ?第2世界・・・?」
「あ、おはよう。・・・おのこか?」
「・・・・誰君。あと、君も・・・」
めたないとが不思議そうに神凪と神風をみる
「まぁ、話は後で。皆運ぶの手伝って・・・って言ってもこの量は無理か」
「いや、大丈夫だけど?」
「はい?」
riraiveがはてなマークを浮かべるとめたないとはNY、ITSUMIN、栞、向日葵(七海付)を担ぐ
「うぉっ!力持ち!」
「アホ言ってないで。綾、連れてきてよ。女一人くらいなら大丈夫でしょ」
「馬鹿にすんね。君も」
綾をおぶり、よろけるとめたないとに笑われた
残ったのはユウ、JON、潤、塾Tである
「・・・あ・・・」
「え?神風?」
フラッ・・・
「神風!」
トスッ
「!お前、起きていたのか・・・?」
「いや、今起きた。寒すぎて。」
倒れかけた神風を潤が支えて助けていた
「ス―・・・ス―・・・」
「先ほど、お前らを一気にここへ運んだからな。また疲れがたまったはずじゃ」
「そっか、小さい体なのに頑張るな。」
「馬鹿にするでない!」
「馬鹿にしてないよ。尊敬。」
にこっと潤が笑うと、塾Tが起きた
「んー?寒っ!何ココ!第2世界?!久しぶりに来たぁ」
「塾T。そんなこと言ってる場合ですか。どれか運べます?」
「ユウ君なら小柄だから大丈夫かもっJON君無理だけどっ!」
「じゃぁ、俺運びます。神凪。神風ちゃん運べるよな?」
神凪のほうを振り向くといいにくそうに顔を上げる
「・・・あの・・・神風はおぬしが連れて行ってくれぬか?その・・・神風はおぬしの腕が居心地いいみたいじゃから・・・」
「分かった。お前の・・・なんだっけ?雷光?とか言うの。暖かくできない?」
「・・・?できるが?」
02.09.22:51
第77話
部屋「10」
プルルルルル プルルルルル
部屋「11」
プルルルルル プルルルルル
部屋「12」
プルルルルル プルルルルル
「おっかしいなぁ」
「どうしたよ」
「部屋の10から12の団体のお客様が出てくれないのよ」
「・・・まったく」
「わぁ」
神凪と神風が皆を見る
「人間とはこうもいきなり寝れるものか・・・。一応ひとつの部屋には集めてみたが、多いな」
「みんな熟睡だよ」
神凪がため息をつく
「どうする?こいつらの家はどこにあるのだ?」
「第2世界がどうとかってどこかで聞いたよ」
「・・・うむ、誰だったか忘れたが。昔変な若造が世界を分けたことがあったな」
「あったよ。誰だったっけ?私も忘れたよ。でも分かるかも。場所なら」
神風が黒い大きな塊を作る
「大丈夫か?素でその程度の力を使って」
「大丈夫だよ。あの人の腕の中、居心地いいよ」
「なっ!あ、あのような乱暴もののどこが!」
「あの人は優しいよ。適当なことは言わないでよ兄上」
「神風っ!」
大きな声を立てて怒鳴りたてる神凪をスルーし、塊に皆を入れる
「兄上。忘れ物は?」
「ぬー・・・無いと思うぞ。こやつ等のいた場所はすべて見たからな」
「それじゃぁ、飛びますよ」
《闇夜!》
トントン
「お客様、お時間過ぎましたが・・・」
ガチャ・・・
「お客様?」
聖なる夜にあなたが幸せでありますように
プルルルルル プルルルルル
部屋「11」
プルルルルル プルルルルル
部屋「12」
プルルルルル プルルルルル
「おっかしいなぁ」
「どうしたよ」
「部屋の10から12の団体のお客様が出てくれないのよ」
「・・・まったく」
「わぁ」
神凪と神風が皆を見る
「人間とはこうもいきなり寝れるものか・・・。一応ひとつの部屋には集めてみたが、多いな」
「みんな熟睡だよ」
神凪がため息をつく
「どうする?こいつらの家はどこにあるのだ?」
「第2世界がどうとかってどこかで聞いたよ」
「・・・うむ、誰だったか忘れたが。昔変な若造が世界を分けたことがあったな」
「あったよ。誰だったっけ?私も忘れたよ。でも分かるかも。場所なら」
神風が黒い大きな塊を作る
「大丈夫か?素でその程度の力を使って」
「大丈夫だよ。あの人の腕の中、居心地いいよ」
「なっ!あ、あのような乱暴もののどこが!」
「あの人は優しいよ。適当なことは言わないでよ兄上」
「神風っ!」
大きな声を立てて怒鳴りたてる神凪をスルーし、塊に皆を入れる
「兄上。忘れ物は?」
「ぬー・・・無いと思うぞ。こやつ等のいた場所はすべて見たからな」
「それじゃぁ、飛びますよ」
《闇夜!》
トントン
「お客様、お時間過ぎましたが・・・」
ガチャ・・・
「お客様?」
聖なる夜にあなたが幸せでありますように