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中間世界

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11.28.22:36

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  • 11/28/22:36

11.25.19:47

第21話

『3』riraive・NYペア

「あの・・・NYさん?ちょっといいですか?」
「敬語はいいよ。何?」
「あのさ、なんか前あったの?ITSUMINとかなんか思いつめた感じの顔してたから・・・」
「・・・・あんまり進んで話す内容ではないんだけどね」

近くに椅子を見つけて二人で座る

「ITSUMINは少し前・・・て言ってもだいぶ前だけど。あたし達は第1世界に招かれた。まぁ、なんかそのときはあたし達もだいぶ友好的に接しようとしてさ。警戒とかなかったんだわ。2人組みで行動するとか無かったの。そのときITSUMINに買出し頼んでさ。」
「うん・・・」

周りは誰もいないらしく静かだ

「そしたらあたし達が第2世界の住人で、世界にいらない奴らだからって一番か弱そうなITSUMINを殺そうとしたんだよ」
「!!・・・」

”私達が・・・第2世界の住人だから・・・”
”私達は世界に捨てられた集団ですから”

何で第2世界の住人がそこまで嫌われるんだろう・・?

”殺さないで!”

「riraive?」
「・・・いや、何でも・・・」
「・・・だからトラウマになっちゃったんだね。それから出来るだけココに来ることを拒否してた。でも今回は何でか綾さんが強行突破的な?」
「・・・そか・・・あ!ちょ、トイレ!」
「・・・いちいち言うなよ」

(はぁ・・・)

何なんだろう第2世界という所はそこまで恐ろしい世界なんだろうか?

「・・・あ・・・」

『資料室』

「栞さん、何調べたんだろ・・・まさか」
(恐ろしい呪文だろうか)

当たってるようで当たってないその考えを確かめるため、資料室にそっと入るriraive

「失礼します・・・」

静かな空気の中、奥の机の椅子に腰掛けた女が見えた。

「?」

riraiveが好奇心で近づく

「・・・潤君か。一瞬女かと思った」

近づいてる途中で右半分だけ見えていた顔が潤だと分かりなぜかホッとする

「寝てんのかな?」

真前に出て顔を見てみる

「!!」

潤の左目には深い傷があった

(だからメガネ外さなかったんだ・・)

riraiveはなんだか見たらいけないものを見たような気がして逃げ出した

バタンッ!!



「?」



「何なんだホントにっ」

どうなってんだ第2世界は
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11.25.19:47

第20話

『2』ITSUMIN・ユウペア

「・・・」
「・・・」


(重っ!!)

普段全然話さない二人がいきなり二人きりにされても困る

「ITSUMNIN」
「はっはいっ!!」

いきなり声を掛けられてビックリするITSUMIN。

「そんなビクらなくていいよ。ITSUMINはさ、今回大丈夫だった?」
「え、あ、はい・・・今回は・・・。JONさんやお兄ちゃんがいてくれましたし」
「この前は、ゴメンね。あんな思いさせちゃって。僕が、買出し行けばよかったのにね」
「いっいえっ!ユウさんが謝るようなことじゃっ!えと、結果大丈夫でしたし・・・」

少しうつむくと、ユウが優しく頭をなでた

「・・・」
「・・・」

さっきと同じ沈黙だけど、少しだけユウを理解できたITSUMINはもう重い空気だとは思わなかった


バタンッ!!

廊下側から扉を閉める音がした。少し激しい閉め方だ

「・・・あれ?」

(お兄ちゃん?)

「ん?riraive?」
「どうしたんでしょう?確かあそこは・・・」

「「資料室?」」
「・・・・って栞さんが潤さん連れて行ったけど・・・」


「「・・・?」」

11.25.19:46

第19話

『1』栞・潤ペア

ガチャ・・・

「いつ来てもココの資料室はでかいな。」
「そうね・・・私・・・呪文の本読みたい・・・」
「んー・・・じゃぁ俺、何か本読んどくよ」
「・・・」

栞はうなずいて、奥のほうに入っていった
潤は机の方に向かい歩く。机の上に埃がかぶってる本があったので開く

「・・・」
(綾さんの話って何なんだろう。あんな顔して・・・)

まぁいいか。と気を取り直して本の表紙をめくる

(活字ばっかだ・・・眠い・・・)

潤は資料室に栞しかいないことを確認してメガネをはずし、背もたれに寄りかかって寝た



「・・・あった・・・」

栞は探していた本を見つけて取り出す

(この呪文を使う日が・・・来なければいいけど・・・)

パラパラと強力そうな呪文を覚えて行く栞

パタンッ
本を閉じ、潤の様子を見ようと歩いて行く


バタンッ!

戻ろうとしたとき扉を閉める音がした

「・・・?」
(何の音だろう・・・誰か来たのかな・・・?)

「・・・潤?」

誰か来た?と聞こうとしたが、あわてて口を閉じた

「・・・」
寝てる・・・

「潤・・・メガネ外したの久しぶりに見た・・・」
「・・・」

何かが栞の胸を締め付けるような、むなしいのか悲しいのか

「ゴメン・・・」

栞がポツリと呟くと

栞の足元にぽたぽたと雫が落ちた

「ゴメンね・・・!」

潤の左目を震えながら撫でた

11.25.19:45

第18話

「初めまして、お名前は?」
「え、とriraiveです」
「そう。歳は?」
「中高生」
「どこから来たの?元々は第1?」
「いや、第3世界・・・」
「まぁそうなの・・・あ、あと一つ」
「?」


「女?」
「男じゃくそアマ!!!」

このやろう!子供が子供なら親も親だな!!なんだ!?実写版蛙の子は蛙かボケェ!!と、暴れるriraiveを栞とめたないとが止める

「落ち着けよriraive。女王陛下はいつもああなんだ」
「めたないとには・・・M?ってきいてた・・・」

ついでにユウさんはSと聞かれてたらしい。知るか

「ごめんなさいね。貴方は?」
「JONです。JON・MACLEOD」
「そう、何か得意分野は?」
「得意分野・・・ですか。医学を少し。と・・・」
「と?」
「ナンパ?」
「成功はあんましてねぇけど!」

riraiveが笑うとJONの膝蹴りを食らった

「痛いです、JONさん」
「死ねばいいのに・・・」
「コワッ!何お前コワッ」

「ちょっといい?」

綾がriraiveたちを征す。

「あたし、マミーと二人で話がしたいの。悪いけどその間城の中でも探検しててくれる?」
「?分かった」
「じゃぁもいっかいくじで2人組み作ろうぜ」

結果
『1』栞・潤ペア
『2』ITSUMIN・ユウペア
『3』NY・riraiveペア
『4』めたないと・JONペア

「よし、今度こそ栞さんとだ!」
「私、資料室見たい・・・」

「珍しい組み合わせになりましたね」
「そうだね。ココ何回も来てるから、ITSUMINの好きなとこ行こうか」

「あぁ、お前とか」
「うわ、止めてよその遠い目」

「お前どこ行きたい?」
「お前と一緒じゃどこも同じ」

11.25.19:44

第17話

「あ、4時だ」
「行こうか」

「ん?おいもう4時になるぞ」
「あ、ホントですね」
「急ごうか」

「4時・・・」
「あぁ、じゃ、行こうか」

「めたないと。」
「行くか」


みんなが集まり、綾が城の門番に挨拶し中に入る。
入ると広い部屋に出た。豪華過ぎる豪華な部屋だ

「女王陛下、お招きいただきありがとうございます」

綾がお辞儀をするとみんなもしたのでriraiveも慌ててする

「頭を上げなさい。久しぶりですね綾」
「まぁ正直なところこんなとこ来たくはないわね。みんなにいやな目で見られるし。買い物も有意義に出来なかったわ」

態度デケェ!!

「まぁ。母親といえど女王陛下ですよ。口を慎みなさい」
「すみませんでした」



ん?

「・・・・母親・・・・母親?!!」
「うるせぇ!riraive!」

驚くriraiveに潤が注意する

「あら、初めてみる顔ですね。そちらの方も」

と、riraiveとJONを見た