11.29.02:37
[PR]
11.25.19:41
第11話
カタン・・・
ITSUMINがポストを開いた
*虹色アブセンス*
「ん?何だコレ」
riraiveが郵便ポストをのぞくと真っ白な封筒が一つ、入っている
(こんな狭い世界で手紙?)
riraiveは不審に思いながらもポストを開き毎日自動的に送られる新聞と一緒に封筒を取り出した
「潤君、ポストにこんなのが」
「あ、リィ。おはよ、それは寝癖?髪型?」
「生まれたときからサイヤ人ヘアーじゃクソが!!じゃなくて」
コレ!と先ほど取り出した真っ白な封筒を出すと一瞬潤が固まった
「潤君・・・?」
「また、来たのか・・・。」
「?何なのコレ」
「それは招待状だ」
開けてみろ。と促されriraiveが開けてみるとカードのようなものが出てきた
「??”拝啓、山の木々の葉も色づき始めました。まぁ第1世界に山なんてないんですけど(笑)。皆さんいかがお過ごしでしょうか。NY様に関してはコチラで仕事の依頼をさせていただき、頻繁に顔を合わせますが、また今月も第1世界にご招待させていただきます。無理でしたらこのカードを焼いてください。コチラで認知させていただき不参加と言うことにさせてもらいます。それでは失礼します。敬具”?・・・意味がよく・・・?」
「はぁ・・・やっぱりお前はアホだな。これは第1世界の機嫌取りだ。俺達がいつ、第1世界を襲いにくるかわからねぇって不安から来たもんなんだよ。いい待遇でもてなしてくれるけど毎月1回のところ俺らは年1ぐらいしか行ってねぇ」
「え?なんで?」
ピンポーン
riraiveが理由を聞こうとすると玄関のベルが鳴った
「あ、はーい」
ガラ・・・
「あ、お兄ちゃん」
「ITSUMIN、どうしたの?」
「あ、いえただ封筒を受け取ったので・・・梅さん家にいれば皆さん集まってくるでしょうし、その、行かなくていいかもわかるんで・・・」
ITSUMINが少し俯くと、riraiveは少し変に思ったが、すぐに話を元に戻した
「すっかり集合場所だなココ。あがって?」
「あ、お邪魔します」
ITSUMINは礼儀正しく礼をしてきれいに靴を並べあがってきた。
「梅さん・・・」
「ITSUMINか。招待状・・・もらったんだな?」
「はい・・・やっぱり行くことになるんでしょうか・・・私・・・」
「・・・それは綾さんやユウさんが決めることだ。俺にはわからない。でも今度お前に何かあったときはまた守ってやるから」
話をしていると台所へつながる扉が開いた
「ITSUMIN、潤君、お茶入れたよ」
「あ、すみませんお兄ちゃん」
「JON下りてこねぇな・・・起こしてくる」
「あぁ・・・。」
朝とは様子の違う潤を見て何かあったのかなと思ったが聞かないことにした
タッタッタと階段を上ってくriraive。
「JON!いい加減起きろよ!」
大声で言うとベッドの塊がモゾモゾと動いた
「おいJON?いい加減起きろって・・・」
「っせぇな・・・死にてぇのか・・・」
すごい目つきで言われおとなしく引き下がるriraive。もうこの人には敵わないらしい。
「JONー、JON君ー、JON様ー・・・なんかお出かけするみたいなんだよ起きてよー・・・」
「・・・起きてる・・・」
「寝てるでしょ。完全に寝てるでしょ」
「うるさい。起きてるってば」
ガバッと起き上がると座った体勢のまま寝息を立て始めた
「駄目だコリャ。」
riraiveは見切りをつけJONの部屋を出て行った
「ITSUMIN、潤君行くかどうか決まったの?」
「リィ、アレ?JONさんは?」
「寝てて起こしても起きない。」
「そうか。多分行くことになると思うぞ第1世界。綾さん買い物したいんだって。こっちじゃ欲しいものは自動的に送られてくるから・・・。大丈夫ITSUMINが心配してるようなことにはならねぇ。」
「そのとーりっ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「綾さん。人の家に土足で入り込むの止めてよ」
「あ、ゴメンゴメン」
「ホントの事は1回しか言わないって言うCM知ってる?」
「そんなことより!ITSUMINには悪いけど行かせてもらうよ、いい?」
「あ、はい分かりました」
「よし、じゃぁ今から行こう!すぐ行こう!」
「ん?つか世界って行き来できんの?」
「あぁ。まぁ第1世界と第2世界だけな。栞さん家の隣に時計台があるの、分かるか?」
「あー・・・、あのつるがいっぱいまきついてる奴?」
「そう、それ。その中からいけるんだ。通常は向こうからシャットダウンされてていけねぇけどな。」
「へぇ、でもそれだったら向こうにもいけないし、何も手出せないじゃんか」
「ユウさんの発明でずいぶん前にいけるようになったんだ。そのときからだよ。このご機嫌取りが始まったのは。」
「そうなんだ・・・」
そのとき隣にいたITSUMINの顔が曇った気がした。
ITSUMINがポストを開いた
*虹色アブセンス*
「ん?何だコレ」
riraiveが郵便ポストをのぞくと真っ白な封筒が一つ、入っている
(こんな狭い世界で手紙?)
riraiveは不審に思いながらもポストを開き毎日自動的に送られる新聞と一緒に封筒を取り出した
「潤君、ポストにこんなのが」
「あ、リィ。おはよ、それは寝癖?髪型?」
「生まれたときからサイヤ人ヘアーじゃクソが!!じゃなくて」
コレ!と先ほど取り出した真っ白な封筒を出すと一瞬潤が固まった
「潤君・・・?」
「また、来たのか・・・。」
「?何なのコレ」
「それは招待状だ」
開けてみろ。と促されriraiveが開けてみるとカードのようなものが出てきた
「??”拝啓、山の木々の葉も色づき始めました。まぁ第1世界に山なんてないんですけど(笑)。皆さんいかがお過ごしでしょうか。NY様に関してはコチラで仕事の依頼をさせていただき、頻繁に顔を合わせますが、また今月も第1世界にご招待させていただきます。無理でしたらこのカードを焼いてください。コチラで認知させていただき不参加と言うことにさせてもらいます。それでは失礼します。敬具”?・・・意味がよく・・・?」
「はぁ・・・やっぱりお前はアホだな。これは第1世界の機嫌取りだ。俺達がいつ、第1世界を襲いにくるかわからねぇって不安から来たもんなんだよ。いい待遇でもてなしてくれるけど毎月1回のところ俺らは年1ぐらいしか行ってねぇ」
「え?なんで?」
ピンポーン
riraiveが理由を聞こうとすると玄関のベルが鳴った
「あ、はーい」
ガラ・・・
「あ、お兄ちゃん」
「ITSUMIN、どうしたの?」
「あ、いえただ封筒を受け取ったので・・・梅さん家にいれば皆さん集まってくるでしょうし、その、行かなくていいかもわかるんで・・・」
ITSUMINが少し俯くと、riraiveは少し変に思ったが、すぐに話を元に戻した
「すっかり集合場所だなココ。あがって?」
「あ、お邪魔します」
ITSUMINは礼儀正しく礼をしてきれいに靴を並べあがってきた。
「梅さん・・・」
「ITSUMINか。招待状・・・もらったんだな?」
「はい・・・やっぱり行くことになるんでしょうか・・・私・・・」
「・・・それは綾さんやユウさんが決めることだ。俺にはわからない。でも今度お前に何かあったときはまた守ってやるから」
話をしていると台所へつながる扉が開いた
「ITSUMIN、潤君、お茶入れたよ」
「あ、すみませんお兄ちゃん」
「JON下りてこねぇな・・・起こしてくる」
「あぁ・・・。」
朝とは様子の違う潤を見て何かあったのかなと思ったが聞かないことにした
タッタッタと階段を上ってくriraive。
「JON!いい加減起きろよ!」
大声で言うとベッドの塊がモゾモゾと動いた
「おいJON?いい加減起きろって・・・」
「っせぇな・・・死にてぇのか・・・」
すごい目つきで言われおとなしく引き下がるriraive。もうこの人には敵わないらしい。
「JONー、JON君ー、JON様ー・・・なんかお出かけするみたいなんだよ起きてよー・・・」
「・・・起きてる・・・」
「寝てるでしょ。完全に寝てるでしょ」
「うるさい。起きてるってば」
ガバッと起き上がると座った体勢のまま寝息を立て始めた
「駄目だコリャ。」
riraiveは見切りをつけJONの部屋を出て行った
「ITSUMIN、潤君行くかどうか決まったの?」
「リィ、アレ?JONさんは?」
「寝てて起こしても起きない。」
「そうか。多分行くことになると思うぞ第1世界。綾さん買い物したいんだって。こっちじゃ欲しいものは自動的に送られてくるから・・・。大丈夫ITSUMINが心配してるようなことにはならねぇ。」
「そのとーりっ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「綾さん。人の家に土足で入り込むの止めてよ」
「あ、ゴメンゴメン」
「ホントの事は1回しか言わないって言うCM知ってる?」
「そんなことより!ITSUMINには悪いけど行かせてもらうよ、いい?」
「あ、はい分かりました」
「よし、じゃぁ今から行こう!すぐ行こう!」
「ん?つか世界って行き来できんの?」
「あぁ。まぁ第1世界と第2世界だけな。栞さん家の隣に時計台があるの、分かるか?」
「あー・・・、あのつるがいっぱいまきついてる奴?」
「そう、それ。その中からいけるんだ。通常は向こうからシャットダウンされてていけねぇけどな。」
「へぇ、でもそれだったら向こうにもいけないし、何も手出せないじゃんか」
「ユウさんの発明でずいぶん前にいけるようになったんだ。そのときからだよ。このご機嫌取りが始まったのは。」
「そうなんだ・・・」
そのとき隣にいたITSUMINの顔が曇った気がした。
PR
11.25.19:40
第10話
「riraive・・・」
どこ行ったんだよ。ゴミメガネ
*藍色フィクル*
あれからriraiveは一度も学校に来ないし、家に尋ねてみても
「?riraive・・・君?あのねJON君うちは2人子供いるけど・・・riraiveっていう子はいないわよ?何かの間違いじゃない?」
いろんな奴に聞いても同じ答えだった
みんなriraiveを忘れてしまったらしい
「どこいるんだよ」
あのときのかくれんぼから・・・
「俺の・・・せいか・・・」
かくれんぼを提案したから?
そんなのいつもの事なのに・・・
「あぁ・・・もぅ」
こんなに心配してやってんだ。早く出て来い!
「ぶぇっくしょい!!!」
「どうしたリィ。風邪か?ん?おかしいなバカは風邪引かないって都市伝説あるのに・・・あれは嘘か?」
「じゃかぁしぃっ!!これはアレだ!うわさのくしゃみだ!」
「バカって部分は否定しないんですね」
「それ・・・事実だから・・・」
ITSUMINと栞が何か言っているがくしゃみを続けざまに出しているリィには届いていない
「ぶえっくしょぃ!!ふえぐしょぉっ!!どぢくしょぉっ!!」
「「うるっせぇな!!外でやれよ!!」」
「なっ!!?」
「あれ?今声がかぶって・・・?」
潤が疑問に思っているとさっきまでくしゃみしかしなかったriraiveが急に静かになり潤の後ろをビックリした目で見ている
「な、何でお前・・・」
「ん?」
潤が振り向くとソコには前髪が短い同い年ぐらいの男の子が同じようにビックリした目で座っていた
「・・・誰だお前?」
と潤がめちゃくちゃ怪しい人を見る目(メガネで見えないけど)で見てITSUMINと栞の前に立った
「・・・JON、お前・・・」
「riraive・・・」
知り合いか?と潤が呟くとJONと呼ばれた少年は俯いた
「JON・・・?」
泣くのか?とriraiveが内心ハラハラしてるといきなりものすごい勢いで顔を上げた。音とかビュンッっていうのがなった思う。
「てめぇ!人がどれだけ心配したと思ってんだリトルモンキー!!」
「えー!!ココきれる場面ーー?!」
「どんだけ人が心配したと思ってんだよ!!こんなところでくしゃみ連発しやがって!!他のやつに聞いても誰も覚えてないし!!大体ココはどこだ!!」
「あ・・・ぅ・・・第2世界ですごめんなさい・・・」
一気に話すJONにriraiveがやっとのことでそれだけ言うとJONは辺りを見回した
「あの・・・」
JONはすごいあきれた目でにらんでる(メガネで見えないけど)潤にはなしかける
「第2世界って?」
「あぁ、riraiveの知り合いなら第3世界の奴だな。めんどくせぇな。でもriraiveより飲み込み早そうな顔してるし・・・ちょっと来い」
そういうと2人は台所に向かってった
5分後
「なるほど。そういうことですか」
「ええ!!たった五分で分かったの?!」
「やっぱり塾Tの説明が悪いんじゃなくてお前があほなだけだったんだな」
JONがやっと納得いく顔して出てきたのでriraiveはビックリしていた。
「来てしまったものはしょうがないですね。俺も今日からココの住民として生きていきましょう。」
「何でそんなすんなり状況が読み込めるんだ!」
「riraive・・・」
「すみません」
JONに名前を呼ばれるとすぐ謝る癖があるらしい。
「コレでゲームオーバーだな。かくれんぼ終了だ」
「へ?あれ続いてたのか?」
なんで?と聞くriraiveにうるせぇこのゴミメガネがと睨み返した
見ぃつけた
どこ行ったんだよ。ゴミメガネ
*藍色フィクル*
あれからriraiveは一度も学校に来ないし、家に尋ねてみても
「?riraive・・・君?あのねJON君うちは2人子供いるけど・・・riraiveっていう子はいないわよ?何かの間違いじゃない?」
いろんな奴に聞いても同じ答えだった
みんなriraiveを忘れてしまったらしい
「どこいるんだよ」
あのときのかくれんぼから・・・
「俺の・・・せいか・・・」
かくれんぼを提案したから?
そんなのいつもの事なのに・・・
「あぁ・・・もぅ」
こんなに心配してやってんだ。早く出て来い!
「ぶぇっくしょい!!!」
「どうしたリィ。風邪か?ん?おかしいなバカは風邪引かないって都市伝説あるのに・・・あれは嘘か?」
「じゃかぁしぃっ!!これはアレだ!うわさのくしゃみだ!」
「バカって部分は否定しないんですね」
「それ・・・事実だから・・・」
ITSUMINと栞が何か言っているがくしゃみを続けざまに出しているリィには届いていない
「ぶえっくしょぃ!!ふえぐしょぉっ!!どぢくしょぉっ!!」
「「うるっせぇな!!外でやれよ!!」」
「なっ!!?」
「あれ?今声がかぶって・・・?」
潤が疑問に思っているとさっきまでくしゃみしかしなかったriraiveが急に静かになり潤の後ろをビックリした目で見ている
「な、何でお前・・・」
「ん?」
潤が振り向くとソコには前髪が短い同い年ぐらいの男の子が同じようにビックリした目で座っていた
「・・・誰だお前?」
と潤がめちゃくちゃ怪しい人を見る目(メガネで見えないけど)で見てITSUMINと栞の前に立った
「・・・JON、お前・・・」
「riraive・・・」
知り合いか?と潤が呟くとJONと呼ばれた少年は俯いた
「JON・・・?」
泣くのか?とriraiveが内心ハラハラしてるといきなりものすごい勢いで顔を上げた。音とかビュンッっていうのがなった思う。
「てめぇ!人がどれだけ心配したと思ってんだリトルモンキー!!」
「えー!!ココきれる場面ーー?!」
「どんだけ人が心配したと思ってんだよ!!こんなところでくしゃみ連発しやがって!!他のやつに聞いても誰も覚えてないし!!大体ココはどこだ!!」
「あ・・・ぅ・・・第2世界ですごめんなさい・・・」
一気に話すJONにriraiveがやっとのことでそれだけ言うとJONは辺りを見回した
「あの・・・」
JONはすごいあきれた目でにらんでる(メガネで見えないけど)潤にはなしかける
「第2世界って?」
「あぁ、riraiveの知り合いなら第3世界の奴だな。めんどくせぇな。でもriraiveより飲み込み早そうな顔してるし・・・ちょっと来い」
そういうと2人は台所に向かってった
5分後
「なるほど。そういうことですか」
「ええ!!たった五分で分かったの?!」
「やっぱり塾Tの説明が悪いんじゃなくてお前があほなだけだったんだな」
JONがやっと納得いく顔して出てきたのでriraiveはビックリしていた。
「来てしまったものはしょうがないですね。俺も今日からココの住民として生きていきましょう。」
「何でそんなすんなり状況が読み込めるんだ!」
「riraive・・・」
「すみません」
JONに名前を呼ばれるとすぐ謝る癖があるらしい。
「コレでゲームオーバーだな。かくれんぼ終了だ」
「へ?あれ続いてたのか?」
なんで?と聞くriraiveにうるせぇこのゴミメガネがと睨み返した
見ぃつけた
11.23.15:37
第9話
この空の向こうに2つも世界があるんだなぁ
「ん?」
*橙色ピストル*
「あれ?あれれ?!」
(無い無い無いあたしのピストルー!!)
散々探し回ったが無い。
疲れてレンガの上に腰掛けて溜息をつく。
うつむくと、自分のものではない影が重なっていた
「ニューヨーク・・・」
「うわっ栞さんっいつも気配消して出てこないでよぉ」
「それ・・・潤にも言われた・・・コレ・・・」
差し出された手に握られていたのは散々探し回っていたピストルだった
「あぁっ!ありがとぅ!探してたんだ!」
「うん・・・また・・・仕事場に・・・忘れてたよ・・・?」
「ホント?あ、でもよくあたしのだって分かったね?」
「・・・・そんな事いったって・・・ピストル持ってるの・・・この世界で・・・NYだけだし・・・これ・・・NYが自分でつけたマーク・・・」
「あ、ホントだ・・・アハハ」
「・・・」
「隣・・・」
「?あ、いいよ?」
NYが少し移動してスペースを作ると栞はソコに可愛らしくちょこんと座った
「この前・・・新しい子が来たの・・・riraiveって言って・・・第3世界から・・・」
「へぇ、何年ぶりだっけ?ITSUMINが最後に来てからだいぶ経ったよね?」
「うん・・・すごくうるさいけど・・・バカだけど・・・いい子だから・・・すぐ仲良くなれる・・・」
と思う・・・と付け足した栞に、うんとNY笑って頷いた
「あ、今度遊ぶんだって?潤から聞いたよ。潤も知ってたんでしょ?そのとき言えばいいのにね?」
「ホント・・・潤も・・・大概バカ・・・あ、そろそろ・・・」
「あ、うん教えてくれてありがとね。バイバイ」
栞の後姿を見送ってからNYはまた空を見上げた
空はさっき見たみたいに鮮やかな青じゃなく橙色になっていた
(どんな奴なんだろう)
「第3世界かぁ」
橙色の空を見上げながら呟いた
この空のムコウ側にある世界
「ん?」
*橙色ピストル*
「あれ?あれれ?!」
(無い無い無いあたしのピストルー!!)
散々探し回ったが無い。
疲れてレンガの上に腰掛けて溜息をつく。
うつむくと、自分のものではない影が重なっていた
「ニューヨーク・・・」
「うわっ栞さんっいつも気配消して出てこないでよぉ」
「それ・・・潤にも言われた・・・コレ・・・」
差し出された手に握られていたのは散々探し回っていたピストルだった
「あぁっ!ありがとぅ!探してたんだ!」
「うん・・・また・・・仕事場に・・・忘れてたよ・・・?」
「ホント?あ、でもよくあたしのだって分かったね?」
「・・・・そんな事いったって・・・ピストル持ってるの・・・この世界で・・・NYだけだし・・・これ・・・NYが自分でつけたマーク・・・」
「あ、ホントだ・・・アハハ」
「・・・」
「隣・・・」
「?あ、いいよ?」
NYが少し移動してスペースを作ると栞はソコに可愛らしくちょこんと座った
「この前・・・新しい子が来たの・・・riraiveって言って・・・第3世界から・・・」
「へぇ、何年ぶりだっけ?ITSUMINが最後に来てからだいぶ経ったよね?」
「うん・・・すごくうるさいけど・・・バカだけど・・・いい子だから・・・すぐ仲良くなれる・・・」
と思う・・・と付け足した栞に、うんとNY笑って頷いた
「あ、今度遊ぶんだって?潤から聞いたよ。潤も知ってたんでしょ?そのとき言えばいいのにね?」
「ホント・・・潤も・・・大概バカ・・・あ、そろそろ・・・」
「あ、うん教えてくれてありがとね。バイバイ」
栞の後姿を見送ってからNYはまた空を見上げた
空はさっき見たみたいに鮮やかな青じゃなく橙色になっていた
(どんな奴なんだろう)
「第3世界かぁ」
橙色の空を見上げながら呟いた
この空のムコウ側にある世界
11.23.15:36
第8話
「え?にお?」
それは俺にも彼にも失礼だと思います、先生・・・
*紫色ピティフル*
「あぁごめん何でも無いよ。僕はユウ。科学者なんだ」
「サッドサイエンティスト・・・」
「あれ?めたないと。さっきので学習したんじゃないの?あ、バカだから?」
「すみません。ごめんなさい」
ユウにやたら頭をペコペコ下げる背が高い人にriraiveが視線をやると背が高い人も気づき
「あ、俺はめたないと。こいつの一応・・・助手いや!辞めたいんだけどな!!!」
「僕が簡単に辞めさせると思う?」
「思いません」
少し涙目の彼を見て、なんだか親近感がわくriraive。
「あの、お互い頑張りましょうね」
「お、おう」
新しい友情が芽生えた。(テレレテッテレ)
「じゃぁ、自己紹介も終わったところでいってみますかww」
にっこり爽やかに笑う反面後ろにどす黒い何かが見えますよ。とめたないとも言いたいのだが、いえるわけが無い。
「えと、あの先生、何を・・・?」
「バンジーww」
「いやだぁああぁぁああぁぁ!!!ITSUMIN代わって!!」
「えっ!!あの、ごめんなさい・・・私飛び降りるのはちょっと・・・」
「綾!!」
「前髪ぐちゃぐちゃになるから嫌っ!」
「栞!!」
「汝に幸せあれ・・・アーメン・・・」
「てめぇ!それ巫女がやることじゃねぇ!!潤!!」
「ん?別にいいぞ?飛び降りるのは好・・・」
「潤さんは恐がらないから駄目。」
潤は今度俺にもさせてくれよな。とかユウに言ってた。
「じゃぁ・・・riraive!!」
「ごめん!もうこりごり!!」
さっきの友情どこ行った。
「あがいても無駄だよ?・・・レッツ・・・」
「ちょっ!!待て!!」
「バンジーっWww」
「ふぎゃあぁあああああぁぁあああああぁあぁぁぁぁ・・・」
「こうして、今日も僕は人の役に」
「「立ってねぇよ!!」」
もう、帰りたいよ・・・
それは俺にも彼にも失礼だと思います、先生・・・
*紫色ピティフル*
「あぁごめん何でも無いよ。僕はユウ。科学者なんだ」
「サッドサイエンティスト・・・」
「あれ?めたないと。さっきので学習したんじゃないの?あ、バカだから?」
「すみません。ごめんなさい」
ユウにやたら頭をペコペコ下げる背が高い人にriraiveが視線をやると背が高い人も気づき
「あ、俺はめたないと。こいつの一応・・・助手いや!辞めたいんだけどな!!!」
「僕が簡単に辞めさせると思う?」
「思いません」
少し涙目の彼を見て、なんだか親近感がわくriraive。
「あの、お互い頑張りましょうね」
「お、おう」
新しい友情が芽生えた。(テレレテッテレ)
「じゃぁ、自己紹介も終わったところでいってみますかww」
にっこり爽やかに笑う反面後ろにどす黒い何かが見えますよ。とめたないとも言いたいのだが、いえるわけが無い。
「えと、あの先生、何を・・・?」
「バンジーww」
「いやだぁああぁぁああぁぁ!!!ITSUMIN代わって!!」
「えっ!!あの、ごめんなさい・・・私飛び降りるのはちょっと・・・」
「綾!!」
「前髪ぐちゃぐちゃになるから嫌っ!」
「栞!!」
「汝に幸せあれ・・・アーメン・・・」
「てめぇ!それ巫女がやることじゃねぇ!!潤!!」
「ん?別にいいぞ?飛び降りるのは好・・・」
「潤さんは恐がらないから駄目。」
潤は今度俺にもさせてくれよな。とかユウに言ってた。
「じゃぁ・・・riraive!!」
「ごめん!もうこりごり!!」
さっきの友情どこ行った。
「あがいても無駄だよ?・・・レッツ・・・」
「ちょっ!!待て!!」
「バンジーっWww」
「ふぎゃあぁあああああぁぁあああああぁあぁぁぁぁ・・・」
「こうして、今日も僕は人の役に」
「「立ってねぇよ!!」」
もう、帰りたいよ・・・
11.23.15:36
第7話
「さぁ、めたないと。今日は何の実験をしようかww」
あぁ、血の気が引いた顔を見るのは楽しいなぁ
*青色イクスペリメント*
「な、ななっな」
「そんな怯えた顔しないで。そうだな、今日はバンジージャンプでも・・・」
「それはお前が楽しむ以外に何の意味があるんだ!!」
「あぁ、ゴムの耐久性を試す実験なんだよ?まぁ耐久性以外にも伸縮性、機能性を主としてデータを取りコレが人類の役に立つものだとするのなら、最近開発したこの『届けるんですけどマヂで1号』で第1世界に送りつけ、さらに認めてもらえたなら第3世界にも送るんだよ?そのためにもめたないとの命がけのバンジーが見たいんだww」
「待て。途中までおされ気味だったがてめぇ最後『見たいんだww』って言ったな。てめ、やっぱり見たいだけじゃねぇか!!」
「信用されてないなぁw」
「出来るかよっ!!」
めたないとは大声で反論するがユウはその度に笑って受け流している
「ん?」
「なんだよユウ。」
「綾さんの声が・・・」
「はぁ?なんも聞こえなかったぞ?」
「・・・知らない人の声?」
「だから!なんなんだよ!」
「あ!いたいたー!ユウー!」
「ホントに綾がきた・・・」
「リィ、アレがユウさんとめたないとだ」
「あ、本当に男だ」
「知らない奴もいた・・・」
(地獄耳・・・!!)
「それはほめてるのかな?めたないと」
「ひっ!読心術使うな!!」
「ユウさん、こいつリィ「riraive!」・・・リィって言ってな。「直せよ!!」第3世界から来た奴だ。ついでに男だ。」
誰が女って間違えるんだよ!と叫びながら頭を少し下げて
「riraiveです。よろしく・・・?」
頭を上げるとユウはにっこりしてriraiveを見ていた。
ぞわっと何か感じたが、気にすることじゃない・・・だろう・・・
「な、何か?」
「ううん?君もめたないとと同じにおいがするなぁって」
新しいオモチャが出来て嬉しいよ
あぁ、血の気が引いた顔を見るのは楽しいなぁ
*青色イクスペリメント*
「な、ななっな」
「そんな怯えた顔しないで。そうだな、今日はバンジージャンプでも・・・」
「それはお前が楽しむ以外に何の意味があるんだ!!」
「あぁ、ゴムの耐久性を試す実験なんだよ?まぁ耐久性以外にも伸縮性、機能性を主としてデータを取りコレが人類の役に立つものだとするのなら、最近開発したこの『届けるんですけどマヂで1号』で第1世界に送りつけ、さらに認めてもらえたなら第3世界にも送るんだよ?そのためにもめたないとの命がけのバンジーが見たいんだww」
「待て。途中までおされ気味だったがてめぇ最後『見たいんだww』って言ったな。てめ、やっぱり見たいだけじゃねぇか!!」
「信用されてないなぁw」
「出来るかよっ!!」
めたないとは大声で反論するがユウはその度に笑って受け流している
「ん?」
「なんだよユウ。」
「綾さんの声が・・・」
「はぁ?なんも聞こえなかったぞ?」
「・・・知らない人の声?」
「だから!なんなんだよ!」
「あ!いたいたー!ユウー!」
「ホントに綾がきた・・・」
「リィ、アレがユウさんとめたないとだ」
「あ、本当に男だ」
「知らない奴もいた・・・」
(地獄耳・・・!!)
「それはほめてるのかな?めたないと」
「ひっ!読心術使うな!!」
「ユウさん、こいつリィ「riraive!」・・・リィって言ってな。「直せよ!!」第3世界から来た奴だ。ついでに男だ。」
誰が女って間違えるんだよ!と叫びながら頭を少し下げて
「riraiveです。よろしく・・・?」
頭を上げるとユウはにっこりしてriraiveを見ていた。
ぞわっと何か感じたが、気にすることじゃない・・・だろう・・・
「な、何か?」
「ううん?君もめたないとと同じにおいがするなぁって」
新しいオモチャが出来て嬉しいよ