11.24.10:15
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01.08.18:03
第66話
*NY*
通り過ぎる人々がチラチラと自分を見てくるのがわかった
(?そんなにこの服変かな?めたないとの服だし・・・普通だと思うけど・・・)
その視線が「美形だから」というわけとも知らず、堂々と歩くNY
「・・・あ」
店の前を歩いていると服の店があった
「これ、似合いそうアイツ。」
手に取ったものをしばらく悩んだ末、買いに行くNY
「わぁ、ホントだ」
どこかから女の子の黄色い声が聞こえる。それが「NYがかっこいいというのが本当だ」という意味とは考えもせずさっさと立ち去る
「時間余っちゃったなぁ・・・」
ウロウロしているNYの後ろを女の子たちがついてきているとも知らず、適当ないすに腰掛ける
「あの・・・」
座ったとたんその女の子共から声をかけられる
「はい?」
「ここの方ですか?」
「いえ・・・」
(何この子等)
疑問に思うNYをそっちのけで恥ずかしがりながらも女の子共は質問を続ける
「いくつなんですか?」
「15です」
「え?年下だってー」
(つうことは年上?ちっさ。ま、平均か)
いい加減だるくなるNY
「ここじゃないってことはどこから・・・」
質問の途中で立ち上がる。疑問に見つめる少女たち
「君らの知らない世界だよ。これで満足かな?」
そしてニコッと笑い去っていく
(あぁー解放されたー)
「???」
「結局どこ?」
少女たちはその後そのなぞを解かないまま、成長していくだろう(遠い目)
「雪だ・・・」
外に出たNYは正面玄関前にめたないとの姿を見つける
「おぃ」
「あ、終わったの?」
「何でここにいるのよ。寒いでしょ?」
「自分こそ。俺は別に・・・」
「・・・雪がきれいだったから」
「?!」
「とかいわないでよね?見かけとぴったり過ぎるから」
フッと笑って上着を渡す
「それ、持ってきといた上着。薄着だから寒いでしょ?着ときなさいよ」
「何で先に渡さないのさ」
「渡してもらえるだけありがたいと思ったら?」
「はい・・・」
おとなしく上着を着るめたないと
「ホワイトクリスマス、ねぇ・・・」
「あ、言い忘れてた。NY」
「ん?」
「メリークリスマス」
一拍あけて少し幼く笑いながら
「メリークリスマス」
言うと同時に白い息が上へ昇っていった
通り過ぎる人々がチラチラと自分を見てくるのがわかった
(?そんなにこの服変かな?めたないとの服だし・・・普通だと思うけど・・・)
その視線が「美形だから」というわけとも知らず、堂々と歩くNY
「・・・あ」
店の前を歩いていると服の店があった
「これ、似合いそうアイツ。」
手に取ったものをしばらく悩んだ末、買いに行くNY
「わぁ、ホントだ」
どこかから女の子の黄色い声が聞こえる。それが「NYがかっこいいというのが本当だ」という意味とは考えもせずさっさと立ち去る
「時間余っちゃったなぁ・・・」
ウロウロしているNYの後ろを女の子たちがついてきているとも知らず、適当ないすに腰掛ける
「あの・・・」
座ったとたんその女の子共から声をかけられる
「はい?」
「ここの方ですか?」
「いえ・・・」
(何この子等)
疑問に思うNYをそっちのけで恥ずかしがりながらも女の子共は質問を続ける
「いくつなんですか?」
「15です」
「え?年下だってー」
(つうことは年上?ちっさ。ま、平均か)
いい加減だるくなるNY
「ここじゃないってことはどこから・・・」
質問の途中で立ち上がる。疑問に見つめる少女たち
「君らの知らない世界だよ。これで満足かな?」
そしてニコッと笑い去っていく
(あぁー解放されたー)
「???」
「結局どこ?」
少女たちはその後そのなぞを解かないまま、成長していくだろう(遠い目)
「雪だ・・・」
外に出たNYは正面玄関前にめたないとの姿を見つける
「おぃ」
「あ、終わったの?」
「何でここにいるのよ。寒いでしょ?」
「自分こそ。俺は別に・・・」
「・・・雪がきれいだったから」
「?!」
「とかいわないでよね?見かけとぴったり過ぎるから」
フッと笑って上着を渡す
「それ、持ってきといた上着。薄着だから寒いでしょ?着ときなさいよ」
「何で先に渡さないのさ」
「渡してもらえるだけありがたいと思ったら?」
「はい・・・」
おとなしく上着を着るめたないと
「ホワイトクリスマス、ねぇ・・・」
「あ、言い忘れてた。NY」
「ん?」
「メリークリスマス」
一拍あけて少し幼く笑いながら
「メリークリスマス」
言うと同時に白い息が上へ昇っていった
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12.29.23:16
第65話
*JON*
「ん?今なんか音したな・・・まいっか。」
潤が引ったくり犯を投げ飛ばしてるとき、JON君プレゼントを抱え店を出る
「結構おっきいの買っちゃったなぁ」
抱えながら進んでいくと綺麗な女の人が前から歩いてくる
のが、さえぎられて見えなかった
ドンッ
「きゃっ」
「わっ」
大きめの衝撃とともに上がる小さな悲鳴
「あ、大丈夫ですか?!」
相手が綺麗なお姉さんと分かり、早急にNANPAモードに入るが
(しまった!俺・・・今女だ!)
「あら?」
「へ?」
「あら?あらあらぁっかーわーいーっ!!」
「???」
かなり状況が読めてないJON子(ダサい)
「ヤダ、ほっそーい!」
「え?」
「肌サラサラーっ」
「ちょ、」
「・・・・はっ!ごごごめんなさいっ!」
「あ・・・いえ・・・」
慌てて女の人が離れる、まぁJON子(しつこい)は別にきれいな女の人に触られてたからいい気分でしたが
「わ、私、可愛いものとか人とか見るとが、我慢ができなくてっ」
「はぁ・・・」
(可愛いか・・・)
NANPAマンとして譲れないプライドだったのです
かっこいいと思われてぇええぇぇえぇぇ!!という感じ
「あの、すみませんでした」
「いえ・・・」
その言葉で我に返り、落ちた自分のプレゼントと相手の荷物をとる
(急ぐか・・・)
近くの時計を見て、軽く会釈をしてその場を去る
「んー・・・」
自分の手のひらを女の人が不思議そうに見る
「可愛かったんだけど・・・なんか男の子の感触だったなぁ・・・」
な、わけないか。と、自分で納得し、女の人もその場を去った
「ん?今なんか音したな・・・まいっか。」
潤が引ったくり犯を投げ飛ばしてるとき、JON君プレゼントを抱え店を出る
「結構おっきいの買っちゃったなぁ」
抱えながら進んでいくと綺麗な女の人が前から歩いてくる
のが、さえぎられて見えなかった
ドンッ
「きゃっ」
「わっ」
大きめの衝撃とともに上がる小さな悲鳴
「あ、大丈夫ですか?!」
相手が綺麗なお姉さんと分かり、早急にNANPAモードに入るが
(しまった!俺・・・今女だ!)
「あら?」
「へ?」
「あら?あらあらぁっかーわーいーっ!!」
「???」
かなり状況が読めてないJON子(ダサい)
「ヤダ、ほっそーい!」
「え?」
「肌サラサラーっ」
「ちょ、」
「・・・・はっ!ごごごめんなさいっ!」
「あ・・・いえ・・・」
慌てて女の人が離れる、まぁJON子(しつこい)は別にきれいな女の人に触られてたからいい気分でしたが
「わ、私、可愛いものとか人とか見るとが、我慢ができなくてっ」
「はぁ・・・」
(可愛いか・・・)
NANPAマンとして譲れないプライドだったのです
かっこいいと思われてぇええぇぇえぇぇ!!という感じ
「あの、すみませんでした」
「いえ・・・」
その言葉で我に返り、落ちた自分のプレゼントと相手の荷物をとる
(急ぐか・・・)
近くの時計を見て、軽く会釈をしてその場を去る
「んー・・・」
自分の手のひらを女の人が不思議そうに見る
「可愛かったんだけど・・・なんか男の子の感触だったなぁ・・・」
な、わけないか。と、自分で納得し、女の人もその場を去った
12.28.23:23
第64話
*梅柿潤*
「きゃああぁあぁーー!!!」
「!?」
潤の場合は女の人の悲鳴から始まった
「何・・・?」
「引ったくりよーー!!」
(引ったくりくらいで・・・うっさいな。)
実際自分がそんな目にあったら多分どつき倒してるだろう
するといきなり自分の前の人ごみがパッと開けた
「?」
「どけゴラー!!」
まん前から一直線に何か来る。
引ったくり犯だ・・・
「なんだぁ?このドラマ的展開・・・。」
「おらどけそこのチビ!!殺すぞ!!」
「・・・・チ・・・・・ビ・・・?」
ピクッと青筋を立てる潤
「そうだよ・・・俺は確かにあのリィにも身長を抜かれたさ・・・あぁ・・・だからなんだ・・・俺が悪いわけじゃねぇ・・・背が伸びるお前らが悪いんだよおおおおおおぉぉぉぉ!!」
「なっ?!」
突き進んできた引ったくり犯がひるむ
その隙をつき、潤は襟元をつかみ
「うらぁっ!!」
背負い投げ。
「ぐぁっ!!」
引ったくり犯は投げ飛ばされ、気を失う
パンパンと手で埃を払う潤
「いいか、二度と俺にチビなんていうなよ?・・・まぁ会うことも無いか。」
「あ、あの君ぃ・・・ここで殺傷は・・・」
「は?あ、あぁ・・・私引ったくり犯を倒したのに怒られちゃうんですかぁ?」
自分でも吐き気を覚えるくらいに女の子らしく振舞う
「えぇと・・・そういう意味じゃなく、ね。ここの修理とか・・・大変なんだよ」
ここの従業員らしい男は焦って訂正をする
「それならここの野郎・・・失礼。この人に責任を取らせればよろしいでしょう?この騒ぎを起こされたのはこの人なんですもの」
(・・・もぅちょっと男らしくてもありだったな。別に・・・。女だからってそういう口調とは限らないか・・・・)
「あ、あぁそうだけど・・・一応話だけ聞かせてもらっても良いかな?」
「構いませんよ?その前に少し用事を済ませてもよろしいですか?」
「あ、あぁ、どうぞ・・・」
プレゼントを購入し、従業員の男のところに戻る
「お待たせしました。」
「あぁ、じゃぁまず・・・」
その後引ったくり犯は寂しいクリスマスを過ごしたそうです。
「きゃああぁあぁーー!!!」
「!?」
潤の場合は女の人の悲鳴から始まった
「何・・・?」
「引ったくりよーー!!」
(引ったくりくらいで・・・うっさいな。)
実際自分がそんな目にあったら多分どつき倒してるだろう
するといきなり自分の前の人ごみがパッと開けた
「?」
「どけゴラー!!」
まん前から一直線に何か来る。
引ったくり犯だ・・・
「なんだぁ?このドラマ的展開・・・。」
「おらどけそこのチビ!!殺すぞ!!」
「・・・・チ・・・・・ビ・・・?」
ピクッと青筋を立てる潤
「そうだよ・・・俺は確かにあのリィにも身長を抜かれたさ・・・あぁ・・・だからなんだ・・・俺が悪いわけじゃねぇ・・・背が伸びるお前らが悪いんだよおおおおおおぉぉぉぉ!!」
「なっ?!」
突き進んできた引ったくり犯がひるむ
その隙をつき、潤は襟元をつかみ
「うらぁっ!!」
背負い投げ。
「ぐぁっ!!」
引ったくり犯は投げ飛ばされ、気を失う
パンパンと手で埃を払う潤
「いいか、二度と俺にチビなんていうなよ?・・・まぁ会うことも無いか。」
「あ、あの君ぃ・・・ここで殺傷は・・・」
「は?あ、あぁ・・・私引ったくり犯を倒したのに怒られちゃうんですかぁ?」
自分でも吐き気を覚えるくらいに女の子らしく振舞う
「えぇと・・・そういう意味じゃなく、ね。ここの修理とか・・・大変なんだよ」
ここの従業員らしい男は焦って訂正をする
「それならここの野郎・・・失礼。この人に責任を取らせればよろしいでしょう?この騒ぎを起こされたのはこの人なんですもの」
(・・・もぅちょっと男らしくてもありだったな。別に・・・。女だからってそういう口調とは限らないか・・・・)
「あ、あぁそうだけど・・・一応話だけ聞かせてもらっても良いかな?」
「構いませんよ?その前に少し用事を済ませてもよろしいですか?」
「あ、あぁ、どうぞ・・・」
プレゼントを購入し、従業員の男のところに戻る
「お待たせしました。」
「あぁ、じゃぁまず・・・」
その後引ったくり犯は寂しいクリスマスを過ごしたそうです。
12.26.09:00
第63話
*ユウ*
「うぅん・・・やっぱりこういうのって誰にあげるか分かんないし・・・自分の好きなので良いのかな?」
こちらもお悩み中のユウ
「それとも・・・誰かあげたいひとをしぼってやるべき?」
クイクイッ
「ん?」
気がつくとスカートのすそを小さい男の子に引っ張られてる
あぁ、コイツ・・・女だった
「おねぇ・・・ちゃ・・・」
「・・・」
(迷子かな?)
ユウはかがみこんで目線を合わせる
「どうしたの?」
「ママがぁ・・・」
「ママと、はぐれたの?」
無言のままうなずく幼児
「どこではぐれたか、覚えてない?」
今度はそのまま首を横に振る
「じゃぁお姉ちゃんと一緒に探そうか」
「・・・・うん」
ユウはその子を抱っこし、プレゼントを買ってから店を出る
「ママどんなかっこか覚えてる?」
「ピンクの・・・コート・・・」
(こんなとき綾さんの千里眼とか、透視能力とかあったら良いのに・・・)
「探すか・・・」
「あとママは、ふわふわだよっ」
「?フワフワ?」
雰囲気が?髪の毛が?
「全部ふわふわっ」
さっきの半泣きはどこに行ったのか、もう元気を取り戻してる
歩きながらユウはあの人も違う、この人も違う、と探す
「あの人は?」
「違う」
「あれは?」
「ママじゃない」
何分探しただろうか、不意に後ろから声が聞こえた
女の人の、半泣きの声
「ん?」
もっとも、ユウの地獄耳じゃないと聞き取れない小ささだったが
「おねぇちゃん・・・?」
くるっと後ろを向いてツカツカ歩くユウに疑問を抱く幼児
「君の探し物が見つかったよ・・・?」
「ぇ?」
すると目線の先にピンク色のコートを着た可愛らしい女の人が泣きながら何かを探してるのが見えた
「メリークリスマスと、ハッピーバスデー」
ふわっとその子をおろすと女の人に向かって走り出した
「・・・・ママッ!!」
「・・・!!キヨ!!」
女の人と、男の子が抱き合ってるのが見えた
『君の名前はなんていうの?』
『キヨシ!今日生まれたからつけられたんだ!きぃよしぃ、この夜ーって言う歌があるから!』
『そっか良かったね』
『おねぇちゃんの名前は?』
『?私はユウだよ』
『ユウおねぇちゃん!可愛い名前だね!』
「ママっ僕ね!ユウおねぇちゃんに探してもらったんだよママのこと!」
「まぁ、そうなの?そのお姉ちゃんは?」
「もう行っちゃったけど・・・ハッピーバースデーって!」
「良かったわね、じゃぁ、ケーキ買いに行きましょうか」
「うんっ」
きーよーしー・・・
こーのよーるー・・・
「あ、雪だ・・・」
(暗くなってから降るとだいぶ違うな)
「綺麗だなぁ・・・」
「うぅん・・・やっぱりこういうのって誰にあげるか分かんないし・・・自分の好きなので良いのかな?」
こちらもお悩み中のユウ
「それとも・・・誰かあげたいひとをしぼってやるべき?」
クイクイッ
「ん?」
気がつくとスカートのすそを小さい男の子に引っ張られてる
あぁ、コイツ・・・女だった
「おねぇ・・・ちゃ・・・」
「・・・」
(迷子かな?)
ユウはかがみこんで目線を合わせる
「どうしたの?」
「ママがぁ・・・」
「ママと、はぐれたの?」
無言のままうなずく幼児
「どこではぐれたか、覚えてない?」
今度はそのまま首を横に振る
「じゃぁお姉ちゃんと一緒に探そうか」
「・・・・うん」
ユウはその子を抱っこし、プレゼントを買ってから店を出る
「ママどんなかっこか覚えてる?」
「ピンクの・・・コート・・・」
(こんなとき綾さんの千里眼とか、透視能力とかあったら良いのに・・・)
「探すか・・・」
「あとママは、ふわふわだよっ」
「?フワフワ?」
雰囲気が?髪の毛が?
「全部ふわふわっ」
さっきの半泣きはどこに行ったのか、もう元気を取り戻してる
歩きながらユウはあの人も違う、この人も違う、と探す
「あの人は?」
「違う」
「あれは?」
「ママじゃない」
何分探しただろうか、不意に後ろから声が聞こえた
女の人の、半泣きの声
「ん?」
もっとも、ユウの地獄耳じゃないと聞き取れない小ささだったが
「おねぇちゃん・・・?」
くるっと後ろを向いてツカツカ歩くユウに疑問を抱く幼児
「君の探し物が見つかったよ・・・?」
「ぇ?」
すると目線の先にピンク色のコートを着た可愛らしい女の人が泣きながら何かを探してるのが見えた
「メリークリスマスと、ハッピーバスデー」
ふわっとその子をおろすと女の人に向かって走り出した
「・・・・ママッ!!」
「・・・!!キヨ!!」
女の人と、男の子が抱き合ってるのが見えた
『君の名前はなんていうの?』
『キヨシ!今日生まれたからつけられたんだ!きぃよしぃ、この夜ーって言う歌があるから!』
『そっか良かったね』
『おねぇちゃんの名前は?』
『?私はユウだよ』
『ユウおねぇちゃん!可愛い名前だね!』
「ママっ僕ね!ユウおねぇちゃんに探してもらったんだよママのこと!」
「まぁ、そうなの?そのお姉ちゃんは?」
「もう行っちゃったけど・・・ハッピーバースデーって!」
「良かったわね、じゃぁ、ケーキ買いに行きましょうか」
「うんっ」
きーよーしー・・・
こーのよーるー・・・
「あ、雪だ・・・」
(暗くなってから降るとだいぶ違うな)
「綺麗だなぁ・・・」
12.26.08:36
第62話
*めたないと*
「綾の言うことっていっつも唐突なんだよな・・・」
とりあえず小物売り場に行ってみるめたないと
(ケチとか言われそうだけど・・・金ねぇし・・・)
ドンッ
「わっ?!」
めたないとが考え込んでいると後ろの人にぶつかった
「あ、ごめんねお姉さん」
「・・・」
そうだった、今コイツ女だった
「いえ、大丈夫です。こちらこそすみません」
「本当に大丈夫?怪我とかしてない?」
チャラ男までは行かないものの軽い感じの男の子はなおも話しかけてくる
「あ、大丈夫ですから、本当に」
(しつこい・・・)
「今何見てるの?」
「え?クリスマスプレゼント・・・」
「一緒に見てもいい?」
(こ、コレは・・・!)
「何がいいのかなー♪」
(JONの得意科目・・・NANPA?!!)
「お姉さんは誰に買うの?」
(な、わけないか。俺男だし)
「彼氏とか?」
「え?いや、そういうのじゃ」
「そっかぁ、よかったー」
(それ以前に俺・・・男だし)
「お姉さんって背高いね?」
「え?よく言われます・・・」
(お前がチビなだけな気もするけど・・・)
「そうだ、せっかく話せたんだし、ケー番交代しない?」
「あ、すいませ・・・お、あたし携帯持って無いんです」
理由:第2世界では必要ないから
「え?そうなの?じゃぁ連絡取れ無いじゃん」
(取らなくて良いよ!)
「まぁいいや、お姉さんお名前は?」
「え?えと・・・」
(めたないと?は男名か・・・め・・・め・・・)
「メイ・・・」
「メイちゃん?」
咄嗟に出た名前。なんて安易な脳内回路
「あ、あたしもう決めたので!」
逃げるようにその場を去ったメイちゃんでした
「綾の言うことっていっつも唐突なんだよな・・・」
とりあえず小物売り場に行ってみるめたないと
(ケチとか言われそうだけど・・・金ねぇし・・・)
ドンッ
「わっ?!」
めたないとが考え込んでいると後ろの人にぶつかった
「あ、ごめんねお姉さん」
「・・・」
そうだった、今コイツ女だった
「いえ、大丈夫です。こちらこそすみません」
「本当に大丈夫?怪我とかしてない?」
チャラ男までは行かないものの軽い感じの男の子はなおも話しかけてくる
「あ、大丈夫ですから、本当に」
(しつこい・・・)
「今何見てるの?」
「え?クリスマスプレゼント・・・」
「一緒に見てもいい?」
(こ、コレは・・・!)
「何がいいのかなー♪」
(JONの得意科目・・・NANPA?!!)
「お姉さんは誰に買うの?」
(な、わけないか。俺男だし)
「彼氏とか?」
「え?いや、そういうのじゃ」
「そっかぁ、よかったー」
(それ以前に俺・・・男だし)
「お姉さんって背高いね?」
「え?よく言われます・・・」
(お前がチビなだけな気もするけど・・・)
「そうだ、せっかく話せたんだし、ケー番交代しない?」
「あ、すいませ・・・お、あたし携帯持って無いんです」
理由:第2世界では必要ないから
「え?そうなの?じゃぁ連絡取れ無いじゃん」
(取らなくて良いよ!)
「まぁいいや、お姉さんお名前は?」
「え?えと・・・」
(めたないと?は男名か・・・め・・・め・・・)
「メイ・・・」
「メイちゃん?」
咄嗟に出た名前。なんて安易な脳内回路
「あ、あたしもう決めたので!」
逃げるようにその場を去ったメイちゃんでした