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[04/28 ITSUMIN★]
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中間世界

黒歴史小説倉庫ですよー
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11.23.04:57

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  • 11/23/04:57

08.04.16:13

第111話

「だ、誰?!!」
「へ?」

*瑠璃色トゥルース*

「えー!?riraive様私たちのこと思い出してないナリか?!!」
「いや、待て。私たち、外見が変わったからでは・・・」
「え~?でもでも~、みんな姿かたちが変わっても相手を認識できてたじゃな~い?」
「え、じゃぁriraive様は本当に・・・」

思い出していない?

「あ、あの・・・?」
「つうことは・・・仕事をしてないのは」

ガラッ!!!

「な、何で皆さんがここに!!?」
「・・・ITSUMIN様。どういうことでしょうか」
「riraive様の記憶の修復は貴女が担当のはずナリよ?」
「これって~、あたしたちに対する裏切り行為~みたいな~?」
「そ、それは違います!!」

間に挟まれたriraiveはわけが分かっていない
謎の美女が3人現れて、ITSUMINの知り合いっぽくて、riraiveを知っている

「え、と?あの、貴女たちは・・・?」
「・・・記憶が修繕されていないなら、私たちは帰るしかない」
「”力”も無いに等しい状態だからね~?」
「ITSUMIN様はまだ、修復作業。する気なさそうナリね」
「・・・」

無言でうつむいたままじっとしているITSUMIN

「ITSUMIN様。お早いご決断を」
「え?ちょっとあの・・・」


消えた・・・


「・・・ITSUMIN?」
「・・・すみませんお兄ちゃん、すぐに朝ごはん用意しますね!」
「待って!どういうことなの?ちゃんと・・・」
「お兄ちゃんは何を食べますか?お味噌汁はもうできて・・・」

「ITSUMIN!!」

ビクッ

両手をつかんで顔をそむけさせない

「は、離してください・・・」
「今の人たちは、誰?力って何?迎えにきたとか言ってたけど、どこから来たの?記憶の修復って・・・」
「・・・言いたくありません・・・」
「ITSUMI・・・」
「お兄ちゃんは、それでいいんですか?」
「な・・・にが・・・?」
「皆さんと二度と会えなくてもいいんですか?」
「・・・・は・・・?」
「・・・私は、嫌です。だから言いたくありません」

初めて目をあわす。予想以上に顔が近くてriraiveがあわててどく

「・・・全てを、話し・・・あの方達にお兄ちゃんを連れて行かれたら、この世界には二度と帰ってこれないでしょう。お兄ちゃんの記憶が直ったら、もう会えません。私とも。」
「?!!」
「嫌です。そんなのゴメンです!せっかく・・・せっかくまた会えたのに・・・」
「・・・」
「ごめんなさい。わがままです。本当は、お兄ちゃんはこの世界にいてはいけないのです」
「・・・え?」



よく・・・分からない



「riraiveお兄様・・・貴方のもつ力はやがて、天国と地獄の戦争の引き金になります。そして」


「第2世界は・・・完全崩壊。」




ザアアアアアアッ!!!!


雨が、降り出した

洗濯物のことなど、riraiveの頭の中にはもうなかった
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07.18.22:56

第110話

「う…そだろ…?」

皆して…

二日酔いなんて…

*女神色ピックアップ*

「頭痛い…。ごめんリィ飯自分で作って。」

つかいつ俺酒飲んだんだと潤が不思議がりながら自分の部屋に戻っていく

(俺、料理できないんだけどー!!!)

「何かないか何か…」

冷蔵庫を開くと昨日の残り物が入っている

「肉…朝からはちょっと…」

めんどくさくなってきたのでそのままこたつにもぐる

「…ん……」

「ん?」

中に…栞が…


(蹴ってしまったー!つか全員帰ったんじゃなかったのかよ!)


「Å∂‰∬∬θι£ξЙ…」
「ち、ちょっ!何呼び出す気!?」
慌てて呪文を止めに入るriraive

「…………riraive…?おはよう…」
「おはようございます…二日酔いは…?」
「頭痛い…」
「やっぱし?つか栞さん酔ってなかったじゃん」
「でも飲んだ…痛い…水…」
「あぁ、はいはい」

台所に行き、水を注ぐ

「はい」
「ありがとう…みんな帰った…?」
「昨日のうちにね。」
「潤は…」
「二日酔いだから自分の部屋。寝てんじゃない?」

まだ眠たいような目で寝ぼけてるのかじっとこっちを見る

(かわいいな…)

「riraive…服シミ付いてる…着替えたら…?」
「あ?本当だ。着替えてくる」
「うん…」

見てた理由これか。

ガッ!

「たぁ!!?」

ドテッ!!

「あ、たたたた…げっJON!寝るなよな、ドアの近くで…」
「リーラーイーヴー…ものっそ脇腹いてぇんだけどぉ……?」
「起きてたのー!?」
「今の衝撃で…つか、頭いた…」

お前もか

「酒飲むからだろ。」
「美味しかったから…」

法に触れてるんだからね!?(※いい子も悪い子もマネしちゃいけません)

「つか犯人の塾Tまだ起きないし」
「riraive君…頭痛すぎて割れそう…」

起きてたし

「吐く…」
「吐くわねこれ…」

向日葵と七海もいるし


「別にみんな帰ったってわけじゃなかったんだね・・・」
「寝よ・・・」
「え?栞さん?ご飯いいのー?」
「食べなくても死なない・・・」
「いや食べなかったらいつか死ぬよ・・・?」

栞が無視して2階に上がっていく

「riraive。ご飯を作りなさいっ」
「私オムレツ食べたーいっ!」
「さんま定職ー」
「俺、飲み物だけでいい」

全員復活してるー!?

カラララ・・・・

「おはようございまーす・・・」

ITSUMINがそっと玄関の扉を開ける

「あ!ITSUMINちゃんっ!ちょどよかった、朝ごはん作ってくれる?」
「え?あ、梅さんは?」
「寝てるっぽいよ?つか俺が作ってあげてもいいですよー?」
「えーっJON君料理できるの!?」
「あ、じゃあ一緒に作りましょう」

「・・・riraive?どうかしたか?」
「え?!いやっ!何でもないっちょっと洗濯物干してくるな」

「?」
「・・・」





「おっ!riraive様発見ナリ!」

上空に3人の女がいた

「ちょ、ちょっと~・・・おっきい声出さないでよ~、あたし達みんなには内緒でここ来てるんだから~」
「悪いナリね」

髪の長い女が髪の短い女を注意する

「riraive様ご帰還により、オーディン様が回復される見込み・・・68%。はぁ・・・見込みもないのに本当にこんなことしていいのか?」
「「半分より上じゃん」」
「・・・確実ではない。その上、本来女神である私たちが地上に降りることは10月だけだとされているであろうが」
「融通きかないナリね・・・」
「頭固いわ~」
「・・・むかつく」

メガネを押し上げる

「行くなら今だ。riraive様は一人だからな」
「了解ナリ

ザッ!!

「え?」


「お迎えに上がりました。riraive様」




の幕開け

07.17.17:45

第109話

泣いちゃうくらいに

苦しすぎるくらいに

*桃色ブラザー*

「あゃー・・・」

riraiveが困ったような呆れたような顔で視線を這わせる

「ユウーっ好きーっ!!」
「うん、ありがとね」

「暑い・・・脱ぐ。」
「潤、落ち着いて・・・」

「ぎゃーっまたこのパターンーっ?!」
「めたないと・・・///」

「あひゃひゃひゃひゃっ!!」
「おーっほっほっほっほ!!」
「・・・ちょっと黙ってよ・・・」

「ぬぅー・・・眠くなってきたぞ・・・」
「ふぁあーあ・・・」

「で、この幸せな時間はいつまで続いてくれるのかなー?」
「JONさん、好きー///」

みんな・・・
完全なる酔っ払いだ。
酔ってないけどテンションあがってる輩も含めて。

「お兄様」
「わ、びっくりしたー・・・お兄様って何だよITSUMIN~」

頬が赤らんでるあたり酔っ払ってるのだろう

「大丈夫?病み上がりなのにお酒飲んじゃ・・・ていうか未成年は飲んだらいけないんだよみんな!」

そうだよ。法に触れてるよ完璧に。

「お兄様・・・わたくしがお助けいたします・・・」
「は?」

ドサッ

押し倒され・・・あれ?

「お兄様・・・」
「I,ITSU・・・MIN・・・?」
「お兄様、見つけた―――――・・・」





・・・
眠った?

「I・・・TSUMIN・・・?」
「・・・スー・・・」
「・・・はぁー・・・」

何だったんだ、今のは

酔っ払ってた?

「・・・・ま・・・」
「わ」
「お・・・兄様・・・」


(泣いてる・・・)


riraiveは他のやつらから見られないよう
胸に倒れたITSUMINの顔を抱き寄せてみた




『ITSUMIN』
『riraiveお兄様っ!やっと、やっとお会いできました・・・っ』
『何泣いてんの。』
『もぅ・・・お会いできないのかと・・・』
『ははっ大丈夫だよ。いつだって会えるに決まってるだろ?』


『俺たち兄妹なんだからさ』




方にずっと会いたかった

07.17.17:14

第108話

ねぇ、もしも

願いが叶うとしたら

何をしたい?

*チョコレート色ウィッシュ*

「・・・人が来るわ、隠れなさい」
「・・・・・・」

無言で消えるイリス

「悲しい運命ね」
「・・・モイラ」
「運命は・・・自分の手で探して作るものよ。でも、決まっている時だってあるわ」
「・・・」
「そんな暗い顔してる暇があったら、運命を変える努力をしてみなさいっ少なくとも、苦しんでるのは私たちだけじゃないんですもの」
「分かっているわ」

だからこそ
苦しませたくない人を助けたいから


モガク

モガク



「ねぇ、モイラ」
「・・・何かしら?」

「運命なんてクソくらえ」




「あのー・・・綾さーん・・・」
「お、JON君盛り上がってるかーいっ!」
「この状況は・・・何?!」
「藤波ちゃんが酔っちゃったの図?」
「かわいく小首傾げてもダメー!!」

JONが叫ぶ
抱きついている藤波の力はいまだ弱まる傾向を見せない

まだまだ寒いこの時期のしかも夜に外でバーベキューをする勇気があるはずもなく

「仕方なく大宴会ですかぃ。」

潤が笑顔を引きつらせる
盛り上がりすぎて散らばったごみは大体潤かめたないとが片付けている

「いいじゃんJON君っ!藤波ちゃんに抱きついてもらうなんてめったにないよー!!」

そういう綾も頬が赤らんでる

「未成年者が酒を飲むなよな。」
「そういう潤くんだってぇー、それお酒ー!」
ブーッ!!
「汚いっ!かけないでよ!」

噴いた酒がNYに直撃する


「JONさん・・・」
「は、はいっ?」

ずっと抱きついていた藤波が話し出す

「いつも、ありがとう。大好きです///」
「今なら俺死ねます」
「死んで来い」

ユウが笑顔で言う

「ユウさんもー、私に優しくしてくれるから大好きです///」
「ありがと」
「ユウ・・・いっぺん表出ようか」
「ちょっとユウーっ!藤波ちゃんに優しくするなんてズルイー!!」
「実際綾さんに1番甘いと思うんだけどなユウさんは。」
「「同感・・・」」

めたないとと栞がきれいにハモる

「めたないとさんもー、潤さんも栞さんも、綾さんもNYさんもITSUMINちゃんも、塾Tさんも七海さんも向日葵ちゃんも、神凪くんも、神風ちゃんもriraiveさんも・・・」

藤波が改まって言う



「ありがとう、大好きだよ。大切で、失いたくない仲間です」



「あたしも好きだよ」

NYが返すとみんなが一気に返しだす

「あたしもあたしもー!!」
「お、俺も・・・///」
「俺も好きだよ。」
「私も・・・大好き・・・」
「私も好きですよー」
「あったしもー!!!」
「あら、私もですわよ!」
「僕も」
「うむ、ぬしは大切な仲間ぞよ」
「私もそう思うよー」


「藤波さん」


「ありがとう、俺も君が大好きだよ」


幸せそうに

笑いあう毎日

私がずっと欲していた

そんな毎日が

壊されないこと





願いはきっとみんなじだから

06.06.15:25

第107話

「ってんなわけないない・・・」

自分の前で手を振るriraive

*萌黄色ティアーズ*

「riraive?どしたー?」
「げっ元凶!」
「はぁ?」
「あ、ゴメン冗談だよ綾。もう終わった?」
「うんっ!ITSUMINは大丈夫だった?」
「え?あ、あぁ、うん。また寝たよ」

少し動揺しながら返事をするriraive

「何どもってんのよ。あ、これから後夜祭するわよ!」
「後夜祭・・・って」
「みんなで打ち上げ!ここの庭でバーベキューだよ!」
「バーベキュー・・・今日こってりだなぁ・・・」
「まぁまぁっ!riraiveは野菜担当ね!」
「バーベキューなのに野菜とかいう脇役やらせるかてめぇ」

ぐだぐだ文句言いながらも洗濯物を取り込みにいくriraive

「顔にですぎ。」

そう呟くと綾も居間へ戻っていった



『お兄ちゃん!あたしのリボン持ってて!』
『何だよ急に』
『何だか分かんないけど持っててほしいの!』
『はぁ?』

そういって俺に鮮やかな橙色のリボンを渡す妹

『お兄ちゃん、もしもあたしのこと忘れちゃいそうだったらそのリボン見て思い出してねっ』
『はぁ?毎日嫌というほど顔あわせてるし、忘れるわけ無いじゃん』

笑いながらもポケットにリボンを入れる

『うん・・・そうなんだけど』

何かどっか行っちゃいそうな気がして・・・

『気のせいだよねっ』
『だろ。』

変なの。


(・・・今思うと、あいつは分かってたのかもなぁ・・・) 

俺がこの世界にくること。

riraiveが洗濯物を取り込みながら考える

「お、えらいねriraive君っ」

顔をあげると塾Tが立っていた

「どうしたの?」
「え?」
「表情暗いよーっ!何なにどうしたのよ?!」
「・・・塾Tは、恋したことあります?」
「・・・あるよー、たーくさん。」

ニッコリ笑って答えてくれる

「その人に・・・恋してるって、どうやって分かったんですか?何か決め手とか?」
「あー、ないないそういうの。あたしよく考えないタイプなのよ。急に、『好きだな』って思うの。それがいつからとか、どのくらいとか、考えたこともない。ただ単純に一緒にいて、同じ時間を過ごせたらなって。そう感じるなら、それはもう、恋なんじゃない?」

微笑みを浮かべながらゆっくりと話す

「分からないのならそのままでもいいじゃない。それが今のriraive君の気持ちでしょ?」
「・・・ありがと」

取り込んだ洗濯物を持って家へと入っていくriraive
目が・・・充血していた・・・


「オーディン様・・・riraive様をどうか・・・」

悲しませないであげて

「アテナ。」
「・・・イリス・・・」
「最近音沙汰がないと思えばこういうこと。あなた、自分が何をしてるか分かってるの?riraive様は見つけ次第、すぐに・・・」
「イリス・・・あなたね、ITSMINちゃん急きたてたのは。」

冷めた声で言うとギクッとイリスが反応する

「え、ええ。あの方は本来・・・」
「イリス。あなた、女神としてちゃんと考えて行動しなさい。確かにオーディン様のことを考えての行動でしょうけど、この行動は、女神として恥ずべきものよ」

冷めた目でイリスを見る

「アテナ・・・あなた!」
「イリス・・・あなただって彼女の気持ちが分からないことはないでしょうっ?」
「分かっているわ!!でもっ!自分を殺さなきゃ・・・この世界は守れないのよ・・・この第2世界は・・・riraive様のせいで」

イリスが声を荒げ目に涙をためて言う





「崩壊してしまう・・・っ!!」






それぞれの涙は、のため?